20.地下鉄(メトロ)に乗って/2006年日本
■出演
堤真一、大沢たかお、常盤貴子、岡本綾
■ストーリ
衣料品の営業マンの長谷部(堤真一)は、地下鉄の駅で
父(大沢たかお)が倒れたという伝言を聞く。彼は地下道を
歩きながら、暴君の父と口論して家を飛び出し、帰らぬ人と
なった兄のことを思い出していた。そのとき、彼の前を亡き兄に
似た人影がよぎる。必死で追いかけて行くとそこは、
オリンピック景気に沸く昭和39年の東京だった。
■感想 ☆☆
旅行中にテレビ放映されていたため、妹と一緒に鑑賞。
見終わった後、妹とふたりで「ひどいねぇ。」と言い合いました。
ひどい。ひどすぎる。
映画自体は、というよりも役者さんはどなたも素敵でした。
主要キャスト陣が「演技派」ばかりで熱演。
特に、主人公がいろんな年代にタイムスリップするために
タイムスリップをするたびに、いろんな年代の父親を演じていた
大沢さんの見事さが目立ちました。姉妹二人で映画世界に入り込み
息をころして彼の運命を見守りました。
じゃあ、何がひどかったかって、ストーリーの救いのなさ。
誰も救われない。
誰も幸せになれない。
どこまでも救いのないストーリーで、見終わった後、ひさびさに
ずしんと落ち込みました。ずしんと落ち込んだ後、妹と一緒に
怒っていました。
面白かったのよ。
映画の世界にひきこまれたのよ。
役者さんもみな素敵だったのよ。
だからこそ、この展開は悲しすぎる。
せめて、一筋でもいいから「光」がほしい。
どの登場人物も切ないお話でした。
横暴だった父親に反発し続けている主人公も。
戦争を体験したせいで「横暴」と見える方法でしか
子ども達に愛情を示せなかった父親も。
父親の本心を分かっていたのに、
その姿をうまく息子達に伝えられないでいた母親も。
何より、親子二代で妻子ある人を好きになってしまった
常盤貴子と岡本綾が切なくて、切なくて。
岡本綾さんの透き通るような美しさは、ほのかに「影」を感じさせて、
この役にとても似合っていました。
守ってあげたい気持ちにさせてくれるヒロイン。
対照的に常盤さんは、強く明るくたくましく
自分の足で立ってのける女性を力強く演じていて
家族の前で虚勢をはっていた大沢さん演じる父親が
彼女を必要としてしまうのも
彼女の前でだけは弱音を吐き出せるのにも
心から納得できました。
なのに。この残念な気持ち。
たしか原作も読んでるはずなんだよね。
原作はどんな終わり方だったっけ。と思いながら
感想を読み返したところ、原作の終わり方にも
納得していなかったみたい。
なるほど。こういうお話なのね。
■出演
堤真一、大沢たかお、常盤貴子、岡本綾
■ストーリ
衣料品の営業マンの長谷部(堤真一)は、地下鉄の駅で
父(大沢たかお)が倒れたという伝言を聞く。彼は地下道を
歩きながら、暴君の父と口論して家を飛び出し、帰らぬ人と
なった兄のことを思い出していた。そのとき、彼の前を亡き兄に
似た人影がよぎる。必死で追いかけて行くとそこは、
オリンピック景気に沸く昭和39年の東京だった。
■感想 ☆☆
旅行中にテレビ放映されていたため、妹と一緒に鑑賞。
見終わった後、妹とふたりで「ひどいねぇ。」と言い合いました。
ひどい。ひどすぎる。
映画自体は、というよりも役者さんはどなたも素敵でした。
主要キャスト陣が「演技派」ばかりで熱演。
特に、主人公がいろんな年代にタイムスリップするために
タイムスリップをするたびに、いろんな年代の父親を演じていた
大沢さんの見事さが目立ちました。姉妹二人で映画世界に入り込み
息をころして彼の運命を見守りました。
じゃあ、何がひどかったかって、ストーリーの救いのなさ。
誰も救われない。
誰も幸せになれない。
どこまでも救いのないストーリーで、見終わった後、ひさびさに
ずしんと落ち込みました。ずしんと落ち込んだ後、妹と一緒に
怒っていました。
面白かったのよ。
映画の世界にひきこまれたのよ。
役者さんもみな素敵だったのよ。
だからこそ、この展開は悲しすぎる。
せめて、一筋でもいいから「光」がほしい。
どの登場人物も切ないお話でした。
横暴だった父親に反発し続けている主人公も。
戦争を体験したせいで「横暴」と見える方法でしか
子ども達に愛情を示せなかった父親も。
父親の本心を分かっていたのに、
その姿をうまく息子達に伝えられないでいた母親も。
何より、親子二代で妻子ある人を好きになってしまった
常盤貴子と岡本綾が切なくて、切なくて。
岡本綾さんの透き通るような美しさは、ほのかに「影」を感じさせて、
この役にとても似合っていました。
守ってあげたい気持ちにさせてくれるヒロイン。
対照的に常盤さんは、強く明るくたくましく
自分の足で立ってのける女性を力強く演じていて
家族の前で虚勢をはっていた大沢さん演じる父親が
彼女を必要としてしまうのも
彼女の前でだけは弱音を吐き出せるのにも
心から納得できました。
なのに。この残念な気持ち。
たしか原作も読んでるはずなんだよね。
原作はどんな終わり方だったっけ。と思いながら
感想を読み返したところ、原作の終わり方にも
納得していなかったみたい。
なるほど。こういうお話なのね。









