CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。

17-229「アンシーン 見えざる者」(カナダ)

2017年08月05日 12時39分37秒 | カナダ映画
こんな姿を見られたくない
 数年前、家族の前から忽然と姿を消したボブは、離れて暮らす一人娘エバと家族の絆を取り戻そうと、密かに北部の小さな町へと戻って来る。
 だが、エバが行方不明になっていることを知った彼は、危険を顧みずに必死の捜索を開始。
 実は彼は、誰にも言えない秘密を抱えていた。それは、“体が次第に透明になっていく”という奇病を患っていることだった。
 自らの身体が見えなくなっていく恐怖と戦いながら、ボブが突き止めた衝撃の事実とは?(「KINENOTE」より)


 体が透明になっていく男が主人公の作品。
 ホラー・テイストもあるが、その男、ボブが、行方不明となった娘、エバを見つけ出すために奮闘するサスペンス・テイストでもある作品。


 数年前、ボブは妻と娘の元を離れ、北部の町でひっそりと暮らしている。
 製材所で働いているが、常に帽子を被り、手袋をし、ダウンを着るなど完全防備で、その体を見せないようにしている。

 季節は冬であったが、夏はどうするんだろうな。

 徐々に体が透明になっていくという病気で、進行すると痛みも感じるようである。

 透明化していく体を見せる映像があるが、仰々しく見せるわけではなく、リアリティがあり、なかなか興味深い映像。

 監督は「デッドプール」などで特殊効果を担当していた人らしく、確かに映像は見応えあるものだったな。


 そんなボブは、体が完全に透明になる前に、今一度絆を取り戻そうと家族の元を訪れるが、そこでエバが行方不明になっていることを知り、彼女を見つけ出すために奮闘する。


 ボブの父親も同じ病気であったことが明らかになり、更に衝撃の真実が明らかになったりする。
 その真実はもしかするとと思うものではあったが。

 娘を探し出そうとする父親の姿を描いたサスペンス的な要素に、父と娘の絆を描いたドラマ的要素も強い。

 派手な展開ではなかったが、ボブの苦悩と共に重々しい雰囲気で描かれている。


 ラスト、危険な状況となったエバをボブが助けるシーンがあるが、ちょっと間違えれば、コメディになりそうなシーンだったな。


 妻はボブの病気のことを知っていたようだが、エバの友人が知っていることをほのめかすようなところは、ちょっと不思議だった。


 病気と苦悩を抱えながらも娘のために奮闘する父親の姿を描き、その顛末と共に面白い作品だった。

/5

監督:ジェフ・リドナップ
出演:エイデン・ヤング、カミール・サリヴァン、ジュリア・セーラ・ストーン
於:新宿シネマカリテ
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