CINECHANが観た映画について

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17-155「サクラダリセット 後篇」(日本)

2017年05月17日 00時32分42秒 | 日本映画
強さを褒め、弱さに感動する
 特殊な能力を持つ人々が半数を占める街、咲良田。
 2年前にリセットの影響で死んだ同級生・相麻菫を取り戻すために街中の様々な能力を組み合わせ、ついに相麻菫の再生に成功した浅井ケイと春埼美空。しかしそれを境に、平穏だった咲良田のいたるところで“能力の暴発事件”が発生する。
 そのため管理局の対策室室長・浦地正宗は街から能力を消滅させるべく“一掃計画”を断行するのだったが。(「allcinema」より)


 能力者が大半を占める街、咲良田で起こる事件の顛末を描く「サクラダリセット 前篇」に続く2部作の後篇。


 2年前に死んだ女子高生、相麻菫を蘇らせることに成功した浅井ケイ。
 
 しかし、蘇った相麻が浅井ケイに話すのは、全ては予定され、これから起こることから浅井ケイを守るためにやったことだということ。

 そして、事態は能力者たちの暴発事件から能力者たちの一掃へと至り、浅井ケイはそれを阻止するため、仲間たちの能力に手助けされながら、首謀者である浦地に立ち向かう。


 一応、事件が発生し、それを首謀する者の陰謀が明らかになる話。

 それを浅井ケイが阻止するものであるが、能力を使って激しいバトルを繰り広げるものではない。

 未来視の能力を持つ相麻菫が2年前、亡くなる前に幾つか行っていたこと、そしてそれを理解し、やがて仲間の能力を使いながらそれを回収して、事態を解決に導いていこうとする浅井ケイ。

 どちらかと言えば、頭脳戦が繰り広げられるようで、伏線を張りながら、徐々にそれを回収していくという展開は興味深かった。

 逆に激しいバトルが展開されないところは、物足りなさもあったかな。


 咲良田から能力者を一掃しようと計画する浦地であるが、その理由が今ひとつ伝わり辛かったな。

 咲良田が能力者の街となったきっかけを作ったのが浦地の両親で、それが浦地の計画の要因のようではあるが、ちょっと理由付けが弱かったな。

 
 強行に能力者の一掃を訴えている浦地に対し、浅井ケイがどのように説得、あるいは屈服させるのかとクライマックスの展開が気になったが、確かに能力をうまく使っているとはいえ、何かアッサリしたような感じも受けたな。


 能力者という特殊な設定ではあるが、未来をより良いものにしたいと考える若者の姿を、恋愛要素を交えて描いた青春ストーリー。
 そういう風に見れば、楽しめる作品かな。

 アクションと思ってはいけなかったんだな。

/5

監督:深川栄洋
出演:野村周平、黒島結菜、平祐奈、健太郎、玉城ティナ、恒松祐里、岡本玲、岩井拳士朗
    矢野優花、奥仲麻琴、吉沢悠、丸山智己、中島亜梨沙、八木亜希子、及川光博
於:シネ・リーブル池袋
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