CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。

17-097「サバイバルファミリー」(日本)

2017年04月08日 12時12分34秒 | 日本映画
お父さんはそんな人だから
 東京に暮らす鈴木家は、父と母と息子と娘の平凡な4人家族。仕事一筋の父親・義之はどこか頼りなく、家族の心はすっかりバラバラ。
 そんなある日、いきなり電気が消滅するという原因不明の異常事態に遭遇、電池も使用不能で、電化製品ばかりか電車や自動車に加え、ガスや水道といった全てのライフラインも止まってしまう。
 最初はしばらくすれば復旧するとタカを括っていた一家だったが、状況はいよいよ深刻の度を増していく。水も食料も容易には入手できず、義之は東京を離れることを決断する。
 そして一家は自転車で、祖父のいる鹿児島を目指して旅立つのだったが。(「allcinema」より)


 電気が止まった世界でサバイバルする話としては「スイッチ・オフ」という作品があったが、そちらがたった二人で山奥の家でサバイバルする話に対し、こちらは、大都会東京でどうしようもなくなった家族がサバイバル旅行する様を描いた作品。

 監督は「ハッピーフライト」「WOOD JOB! ウッジョブ! 神去なあなあ日常」などの矢口史靖。


 電気が止まり、電車やバスも動かず、エレベーターも動かない。
 高層マンション、団地の多い東京で、エレベーターが動かないのは辛いな。

 そして水や食料の入手もままならなくなり、平凡なサラリーマンのお父さんと、お母さん、大学生の息子、高校生の娘の鈴木一家は、おじいさんの住む九州目指して、自転車でサバイバル旅行をすることに。

 そんな鈴木一家の前に立ちはだかる苦難を、ユーモアと笑いを交えながら描いており、なかなか面白い作品だった。


 鈴木一家の行く末もさることながら、いつこんなことが起こらなくもないという世界を描いており、どのように生き延びていけばいいのか、ちょっと教えてもらえる話にもなっている。
 と言うか、都会で住む人々が未曾有の危機には簡単には生き延びられないのではないかと考えさせられる。


 電気が止まっていても仕事をこなそうとするお父さん。
 いざという時には何もできない体であったが、サバイバル旅行を続けるうちに家族への想いと、うわべだけでない責任感が生じてくる。

 そして息子や娘たち、お母さんとの絆も深まっていく。


 判っていながらも川の水を飲んで腹を下したり、家族みんなで豚を捕まえようと奮闘するシーンなどは、ついつい笑ってしまったな。
 豚を捕まえたとしても、それを食べる方法というのも難しい。

 
 ドタバタのコメディ寄りの話というわけではなく、結構シリアスな設定にユーモアを交えた話で、笑えると共に考えさせられる作品だった。

 いざという時のお父さんの責任って重要だな。

/5

監督:矢口史靖
出演:小日向文世、泉澤祐希、葵わかな、深津絵里、時任三郎
    藤原紀香、大野拓朗、志尊淳、渡辺えり、宅麻伸、柄本明、大地康雄
於:池袋HUMAX CINEMAS
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『サバイバルファミリー』('17初鑑賞93・劇場) (みはいる・BのB)
☆☆☆☆- (10段階評価で 8) 8月17日(木) パルシネマしんこうえんにて 12:50の回を鑑賞。