CINECHANが観た映画について

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17-101「暗黒女子」(日本)

2017年04月10日 00時46分25秒 | 日本映画
鈴蘭が、犯人が誰かを示してくれる
 セレブなお嬢様ばかりが通う名門女子高、聖母マリア女子高等学院。
 ある日、カリスマ的人望を集めた女生徒・白石いつみが謎の死を遂げる。
 いつみが会長を務めていた文学部サークルの部員に疑いの目が向けられる中、いつみの親友・澄川小百合はサークルの会長を引き継ぎ、各自が創作した小説を朗読する定例会のテーマを“いつみの死”と決め、彼女の死の真相を探ろうとするのだったが。(「allcinema」より)


 〝ごきげんよう〟のお嬢様ばかりが通う女子高を舞台に、一人の女生徒の死を巡って、周囲の女生徒たちの心の闇が暴かれていく学園ミステリー。

 
 文学サークルの会長であった白石いつみの死に関して、同じサークルの残ったメンバーが、定例会で闇鍋をつつきながら、自らの小説として発表していく。

 後輩4人が書いた小説は、いつみとの関わりを書いたものであったが、それぞれが語ることに食い違いが生じ、いつみの死は自殺ではなく、他殺だとほのめかし、更にその犯人らしき者もほのめかす。

 そこに書かれていることは何が真実なのかは判らないが、それぞれが抱える闇の部分に焦点を当てるようで興味深い。

 そして少なからず、起こったことは真実として語られるのだが、その裏にある理由はそれぞれが語ることによって違ってくる。

 いったい誰の話が真実で、いつみの死の真相、そして犯人は誰かということが気になり、惹き込まれていく。


 それぞれの話が終わった後に、思わぬ人物の小説も語られ、それによって真相が明らかになる。


 女子高生の輝きの裏にある、嫉妬や裏切り、心の闇が描かれ、ドロドロした雰囲気も面白かったが、更に二転三転する展開と驚愕の真実がありと、面白い作品だった。

 
 個人的には、最後に明かされる真実の一つ前の方が、衝撃的で面白くもあり、インパクトもあったかな。

 ラストに明かされる、いつみの死に関する真実と闇鍋は、何となく最初に予想したし、あり得そうなものだったかな。


 文学サークルの面々を演じていたのが、「きょうのキラ君」の飯豊まりえに、「サクラダリセット 前篇」の玉城ティナ、平祐奈、「東京無国籍少女」の清野菜名、「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」の小島梨里杏など、これからときめこうとしている女優ばかり。

 そしてサークルの副会長で、いつみの親友である澄川小百合を演じていたのは、引退騒動で世間を騒がせた清水富美加。
 こう見ると、引退というのが残念に思う雰囲気ある演技であったな。

/5

監督:耶雲哉治
出演:清水富美加、飯豊まりえ、清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏、平祐奈、升毅、千葉雄大
於:新宿バルト9
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