CINECHANが観た映画について

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17-212「犯人は生首に訊け」(韓国)

2017年07月14日 01時10分43秒 | 韓国映画
殺人犯も普通の人間だ
 妻と離婚した医師のスンフンは、15年に渡り未解決の連続殺人事件が起きている京畿道の新都市に引っ越してくる。
 新たな病院で働き始めしばらくしたある日、氷が解けてきた漢江から首と手足が切断された女性の死体が浮かび上がり、住民たちの間に不安が広がる。
 そんな中、認知症にかかったチョン老人がスンフンの勤める病院にやってくる。チョン老人は、スンフンの住む部屋の大家であり精肉食堂を営む男の父だった。
 受診中、意識のないはずのチョン老人が、体は橋から捨てれば見つからない、頭はまだ冷蔵庫の中、とつぶやく。
 殺人を示唆するようなその言葉から、スンフンは一家の事件への関与を疑っていく。(「KINENOTE」より)


 妻と離婚し、アパート暮らしの内科医のスンフン。
 精肉店を営む親子から借りたアパートで暮らしている。

 場所は再開発の進む街であったが、連続殺人の発生した街でもあった。

 ある時、漢江から首無しの女性の遺体が発見され、折りしもスンフンは精肉店の父親が内視鏡の検査を受けている時に発した言葉を耳にし、そこから精肉店親子を連続殺人の犯人ではないかと疑うようになる。

 父親の言葉から、精肉店の冷蔵庫に殺した女の首が隠されているのではと疑い、スンフンは店を窺うようになるが、ひょんなことから冷蔵庫にあった袋を部屋に持ち帰ってしまう。

 精肉店の店主はその後スンフンに近づき、何かしら探るような態度を見せ始め、更にスンフンの周囲の人物が行方不明となっていく。

 果たして、精肉店親子は連続殺人犯なのか、そしてスンフンはそれを暴くことができるのか。


 スンフンは推理小説好きもあってか、死体の頭部が精肉店に隠されているのではと疑い、ついつい店に近づいてしまうが、思わぬ行動を取ってしまい、危険な状況に陥ってしまう。

 精肉店親子の容疑も深まり、スンフンも徐々に追い込まれていく。
 しかも、スンフンの知る女性たちが行方不明となり、更に別居している息子まで危険な状況となる。

 いかにも怪しげな精肉店の親子。そしてスンフンに近づいてくる正体不明の男。
 深まるスンフンの疑惑。

 精肉店親子が犯人だと感じさせる展開ではあるが、話が進んでいくにつれ、もしかすると真犯人は違うのではと思わせる。


 結末は二転三転し、ある意味後味の悪い終わり方をする。

 生首の行方とその真相、そして深まる疑惑など、興味深い展開の話。
 オチが一つだけなら、よくあるサイコ・スリラーという感じであったが、もう一段オチがあることで、印象に残る結末ではあったな。

/5

監督:イ・スヨン
出演:チョ・ジヌン、シン・グ、キム・デミョン、イ・チョンア、ソン・ヨンチャン、ユン・セア
於:シネマート新宿
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