CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-154「バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート」(アメリカ)

2017年05月16日 01時18分45秒 | アメリカ映画
私は亀が好きなのよ
 男運の悪いマーサは、失恋直後に出会ったフランシスと恋に落ちる。しかし彼は伝説の殺し屋だった。
 そうとは知らず、フランシスの手ほどきによって徐々に殺し屋としての素質を目覚めさせていくマーサだったが。(「allcinema」より)


 ダメ男ばかりに恋をして、失恋してはクレイジーな行動を取る、ちょっとイタい女子、マーサ。

 彼女は偶然出会った男と意気投合。理想のカレと感じて恋に落ちるが、その男が伝説の殺し屋だったことを知る。

 そんな彼女の殺し屋との恋の行方と、事件に巻き込まれることによって思いもよらぬ才能に目覚めていくというサスペンス・コメディ。


 マーサを演じたのは、「ザ・コンサルタント」等のアナ・ケンドリック。

 殺し屋のカレを演じたのは、久々に見たような気がする、「セブン・サイコパス」等のサム・ロックウェル。

 パッと見て、このカップル、ちょっと年齢が離れているようで、マーサがすぐに恋に落ちるというのは、ちょっと微妙だったな。


 全く飾ることもなく、話も面白く、気さくな男に出逢い、理想のカレと喜ぶマーサ。

 後にフランシスという名だと判るが、彼が人を殺すところを目撃して驚き、更に殺し屋だということも判り、思い悩む。

 思い悩むのもわずかで、それでもフランシスを好きなマーサは彼についていこうとするが、フランシスを狙う殺し屋たちが現れ、思わぬ展開となっていく。


 殺しのシーンも多々あるが、踊るように弾を避けたり、やたらと喋りながら撃ち殺したりとそんなにシリアスではない。

 それでも結構そのアクション・シーンは流れるような格闘など、ちゃんとアクションしていたかな。


 殺し屋と判ってもフランシスへの気持ちが変わらないマーサ。

 この恋の行方がどうなるのか気になるところであったが、途中にあるナイフの投げ合いのシーンで、何となくその行く末が判るような感じだったな。

 失恋でちょっとクレイジーな行動を取るマーサと、これまたちょっとクレイジーな殺し屋、フランシス。

 ちょうどいい相手だったのかもしれないな。

 
 ちょっと突飛な恋の行方を、コミカルなシーンとアクションを交えて、気軽に楽しむ作品である。

/5

監督:パコ・カベサス
出演:アナ・ケンドリック、サム・ロックウェル、ティム・ロス、RZA
    ジェームズ・ランソン、アンソン・マウント、マイケル・エクランド
於:新宿シネマカリテ

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 17-153「トンネル 闇に鎖さ... | トップ | 17-155「サクラダリセット ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事