CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。

17-215「善惡の刃」(韓国)

2017年07月16日 21時22分38秒 | 韓国映画
法は誰のためにあるんだ
 度重なる敗訴で職にあぶれた弁護士ジュニョンは、起死回生を図って話題性のある依頼人を探すうちに、タクシー運転手刺殺事件で有罪判決を受け10年服役したヒョヌに目をつける。
 当時15歳の少年だったヒョヌは全北益山市にある薬村五叉路で起きた事件の第一発見者となるが、ナイフを隠し持っているのが見つかり、逮捕された。出所したヒョヌは被害者遺族に賠償金を支払うため多額の借金を背負っており、ジュニョンは彼に借金を無効にする方法として事件の再審を持ちかける。
 ヒョヌはその提案に乗り、ジュニョンに本当に人を殺していないと打ち明けるが。(「KINENOTE」より)


 15歳の時、殺人犯として逮捕され、10年の服役を終え出所したヒョヌ。
 被害者へ支払う賠償金のため多額の借金を背負うことになる。

 そんなヒョヌに借金を無効にするための方法として事件の再審を持ちかける弁護士のイ・ジュニョン。
 
 敗訴ばかりで完全に負け組弁護士となっているジュニョン。
 そのためか弁護は利益のためにやると豪語している。

 そしてヒョヌの件を知り、最初はただ事務所の宣伝のために手がけようと考えていたが、ヒョヌと話を進め、事件を調べていくうち、徐々に正義感が芽生え始め、ヒョヌの冤罪を晴らすために奔走するようになる。

 主人公の設定は多少違えど、最初は目的が違ったが、徐々に本気で冤罪を晴らそうと真剣になっていくのは、先に鑑賞した「特別捜査 ある死刑囚の慟哭」と同じような話の展開だったな。


 「特別捜査 ある死刑囚の慟哭」では無実を訴え続けている囚人であったが、本作では法の下に虐げられ、全てを諦めているような青年。

 そんな青年、ヒョヌをけしかけるように再審を請求しようとするジュニョン。

 ヒョヌの冤罪に関しては、大きな陰謀があるというわけではなく、単に悪徳刑事や検事が検挙率、有罪率を上げ、早々に事件解決したいがために犯人をでっち上げていくというもの。

 刑事たちが、ヒョヌをさびれたホテルの一室に連れ込んで強制的に自白させようとするところは、何とも気分が悪くなるものだったな。


 事件の真相、真犯人は意外と早く判明するのだが、当然ながら、検事や刑事たちは再審を阻止しようと動き出す。
 しかも、自らの利益のために弁護士仲間も裏切る。

 果たして、ジュニョンとヒョヌは再審請求を果たすことができるのか。

 一発逆転、冤罪を晴らすという話は面白いし、興味深い展開であった。

 2000年に実際に起きた事件を基に作られた話らしく、冤罪の要因も実話だと思うと、空恐ろしい話だったな。

/5

監督:キム・テユン
出演:チョンウ、カン・ハヌル、キム・ヘスク、イ・ドンフィ、キム・ソジン
於:シネマート新宿
『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 17-214「霊幻道士 こちらキ... | トップ | 17-216「DEAD7 デッド... »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。