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「愛と天使の働き」 ブラジル・クレジカードホール

2010年11月24日 19時52分04秒 | 宗教・信仰

「愛と天使の働き」ブラジル・クレジカードホール)

              

転載いたします。

「愛と天使の働き」ブラジル・クレジカードホールにて
大講演会(日本時間2010.11.15.AM1:30より)

一週間前の今日、日曜日にブラジルに参りまして、これで5回目の説法をすることができるようになりました。これは日本を出る時は3回の予定だったけど、ブラジルの皆様方の信仰のたまものであると心より感謝しております。ありがとうございます。
さて、5回連続の説法の今日は・・・外部の大きな会場で愛・・・話をさせていただくことになりました。
ブラジルという国は80%ほどキリスト教、カトリックの信仰を持ってる方がいらっしゃるということでメインテーマとしては愛を最終回に話すのは良いのではないかと考えた次第です。

さて、今日皆様方に話をしようと思っていることは簡単に言えば「神の心とは何であるか」「天使の心とは何であるか」ということです。それをこの世の目で見るのではなくて天上界の目でもって神の心、天使の心が何であるか、その一端でも理解していただければ幸いであると考えております。
今日ここに来る前に、今から23年ほど前に私が話をしました、1987年第二回目の講演会「愛の原理」
お話したものがあるので見ていたんですけど、その中ですでに「10年後、20年後にユートピア活動は海を越え、世界各地に広がっていくでしょう。必ずそうなるでしょう。宗教、思想を越えて、それ以外のものも含め、大きなものになるでしょう」と、当時32歳でありましたけど、東京の七千人ほどの会場でお話しした映像を見ておりました。何十年前の話ですけど、将来起きることをきちんと話をしてると思いまして、こうやって海を越えてブラジルまで来ております。地球の反対側にあたります。

弟子たちには「地の果てまでも伝道せよ」と言っておりますけど、私自身も世界の果てまで伝道するつもりでやっております。日本語では不惜身命と言って、死んでもいい覚悟でやり続けております。
少々大げさな言い方になることをご容赦いただきたいと思うんですけど、ブラジルに来るにあたっても、死んでもかまわないと思ってやってきました。

先週到着当日から説法を開始しました。これが私の気持ちです。
私は天上界のすべての光と智慧と愛を代弁している存在です。この地上に降りることが出来るのは数千年に一回です。ですからその機会を逃したくないんです。一人でも多くの人たちに真理の言葉を伝えたいんです。今から二千年、三千年、四千年前であるなら交通機関が発達してなかったので、伝道に苦労しました。今はたとえ時間は丸一日かかるとしても地球の裏まで来ることが出来るようになりました。とてもとてもありがたい時代になりました。直接ブラジルの人に話す機会を得たのは光栄なことでございます。皆さま方は日本という世界地図のはしの方で見えない島だと思いますけど、そこで説かれている教えを信じることは、大変大変難しいことと思います。それを思うにつけ、頭が下がる気持ちでいっぱいです。まだ本も10冊程度しかないでしょう・・・今年一年、11か月しかたってませんけど、日本で出た本は50冊を超えています。言葉の壁があって皆様方の所に届くには時間がかかります。

わずかな教えの中から本質をつかみ取って、一早く信仰に入ってくださった皆様に感謝したいと思います。全世界で信仰を持っている国は70数カ国。ブラジルは傑出した活動をなされてます。
リーダーが優れた魂の持主と信ずるとこであると同時に、この国にはまだ宗教をよきものとして理解できる心清き人たちが、数多く住んでいると確信させていただきました。
日本という国はこの世的には大いに発展しており、科学技術、経済、そのほか、マスコミや政治は進んでおりますけど、残念ながら宗教、信仰ではかなり衰退し、遅れを取っております。
皆さま方の純粋な信仰心を日本に持って帰って是非伝えたいと思います。
しかし宗教家としてサンパウロの地に来て一週間で感じたことを申し上げます。宗教を尊重する国であるけど、その宗教は完全なものではないと思います。信仰の中に人々を本当に幸福に出来るものは少ないと強く感じています。
今日の演題と関係するけど、愛の問題。このことについて深く話をしてみたいと考えてます。
皆さま方は、愛の対極にあるものは何だとお思いでしょうか。普通愛の対極というと憎しみだと言われる事が多いと思います。しかしながら愛の対極にあるのは「嫉妬」であるという風に感じています。
たとえば家庭崩壊するのを見ても憎しみでなく、嫉妬において崩壊するのが多いです。人間関係を見ても憎しみでなく、嫉妬で壊れる人が多い。ブラジルも都市部は大いなる発展をしてると思えますが、まだ貧富の差が激しく貧しい人をどう救うかが政治の課題になってると聞いてます。
大変な仕事でありましょう。

しかしながら皆様方に申し上げたいことがあります。根本にかかわることなんです。
愛の対極にあるのは嫉妬です。嫉妬の最も危険な面、もっとも褒められない面は何であるかと述べておきたいと思います。この話をするのは何箇所か、支部で説法をして、嫉妬で苦しんでる人がいるのを知ったからです。
誰にでも嫉妬するということはない。他の人に嫉妬を感じる時、嫉妬心を持つ時、皆さんが最も関心を持っている、強い関心を持っている方面に嫉妬心を感じるんです。
皆さまがサッカーの選手になりたいと強く思ってれば、自分よりうまい人に嫉妬を感じます。サッカーの選手が、柔道の選手に嫉妬をすることはないんです。お金が欲しいと思っていると、お金持ちは嫉妬の対象になるとおもいます。異性に愛されたいと思っていると、異性から愛されている人を見ると嫉妬の心が湧いてくると思います。

第一段階として愛の対極に、自分がそうなりたいという理想像、自分が願う理想像を打ち壊そうとする心の作用があると知らなければなりません。自分の表面意識の下に、願ってることがあるにも関わらず、目標になるべき方向にいる人に嫉妬することで、そちらに進むことが出来なくなる。
嫉妬の対象を必ず批判し悪口を言い、その人の欠点を指摘する傾向になるからです。大事なところです。嫉妬が、なりたい姿、なりたいと思う人であると素直に認めることが出来たなら、逆に嫉妬の心を押さえてまず祝福の心を持っていただきたいんです。
祝福の心は肯定の心。
祝福の心は、かくありたいと願う心。
祝福の心は、他の人の幸福を願う心、なんです。
その心を持っていれば、皆様方が祝福している人の方へ歩んでいくようになるんです。

皆さまが勉強熱心だとして、勉強できる人に嫉妬するとしても、露骨に悪く言うのでなく、「良く頑張ったね」と言えるようになる時、一歩、二歩と歩んでいけるようになる。嫉妬が理想像を否定してるのではないかと思ってほしい。
集まりやすいのがお金の所。裕福な人を見れば嫉妬が出ます。それが憎しみになって、憎しみが増幅されると攻撃性になり、犯罪がはびこるようになります。しかしながら自己実現がなされないことを反社会活動、破壊活動によって、自分の夢を打ち砕いているということを知らないといけない。
お金持ちになりたければ祝福することです。そうすることで裕福な人も心を開いてくれ、貧しい人の友達になってくれるでしょう。どうすれば豊かになるか教えてくれることでしょう。
人は自分を祝福してくれる人と友達になりたいと思うんです。
不幸な人を増やすことでなく、幸福な人を増やす・・・。まず知ってください。
はるか昔に七大天使の一人、ルシフェルという天使がいて、知天使、夜明けの子とも言われた子が地獄に落ちてサタンになりました。それは、神への嫉妬が原因だと言われています。知恵あふれる美しい天使だったけど、自らが神になれない。嫉妬を抑えることが出来ず地上に生まれた時サタンという人生を送りましたが、権力欲、物質欲、支配欲、他の人への攻撃によって心を真っ黒にし、再び天上界に還ることが出来なくなりました。
最初に天使が落ちた原因が嫉妬であったんです。神に嫉妬するのでなく、神は理想であったはずなんです。そうであるなら神が持っている様々な性質、願い、活動、こういうものを学び、真似をし、その方向に理想像を描かなければならなかったんです。
嫉妬で地獄に落ちました。単に自分が苦しんだだけでなく、当時、悪をなした者が浅い地獄をつくり始めましたけど、ルシフェルはサタンとして地獄に落ちた時天上界と戦いを始めました。
天上界にいる間は、人間の霊に手を出すことは出来ないけど、地上に生きている間は地獄の方が地上と似た波長を出していると気づいたからなんです。

地上で、地獄界の波長を持って生きている人に次々と悪霊に取りつかせ、破滅的人生をおくらせることで、地獄に引き入れていく。そうやって地獄の人口を増やしていったんです。
地獄は苦しい、暗いところです。楽しい明るい世界ではないんです。その苦しみから逃れ、楽をするために地上に出てきて、自分と同じような傾向、憎悪、怒り、嫉妬を持っている人に取りついている間、人間として生きていることを味わうことが出来る。それで憑依するようになる。それで狂わせていく。

皆様方にもたとえ少しであろうとも、他の人の不幸を見て喜ぶ気持ちがあるでしょう。
ゼロとは言わせません。他の人の不幸を喜ぶ気持ち。ホッとする気持ち。それが地獄霊との接点なんです。その気持ちの所に地獄から縄梯子で這いあがってくる。
ある時は様々な病気を起こし、ある時は人間関係を不調和にし、ある時には会社を破滅に落とし込み、ある時には詐欺師を信じさせ、身の破滅を起こすようになる。ある時には家庭不和が起きてくるようになる。出発点は他の人に対する嫉妬心。不幸を喜ぶ心です。それで自分の不幸が減ったように思う心です。それが地獄霊を呼びこんでいる。

縄梯子を切って、外すのは難しくない。他の人の失敗を見て悲しみ、助けたいという慈悲の心を持つこと。他の人の幸福を見たら祝福しようという気持ちを持つこと。そういう気持ちを持つことで悪霊が取りつくことが出来なくなるんです。
悪霊が取りつくと、体が重く、気分がすぐれなくなり、常時取りつかれるとウツ状態になり人生が暗く見えます。未来は真っ黒、先行きいろんなことが起きますけど、悪いことに激しく反応し、いいことには少ししか反応しなくなる。

どうにかして悪循環を断ち切らねばなりません。心を地獄に落ちた悪魔に合わせず、神の方に向けていただきたい。心を天使たちに向けることが大事です。
信仰者の人口が多いブラジルであっても、神の姿、天使の姿を実際に見た人は少ないと思います。
しかし天使たちは日夜活動しています。多くの人を助けようと活動しています。
悪霊がついた人にも、善なる心を教えようとしている。正しい信仰に入れるように・・・。
休むことなく、そういう努力を日々やっている。しかし、その天使の姿を目に見ることは出来ないでしょう。
見ることが出来ないということは、天使たちは多くの人を救う活動をやっていても、感謝をされてはいないということです。目に見えない善意が、ある方をくるみ、救おうとしているけど、気がついてもらえるのは数少ない。たまに夢で天使を見たり、たまに声が聞こえることがあります。
宗教修行の中にはありますけど、99%気づかれることはありません。信仰という言葉によって神、天使に、感謝の心を持っていただきたいです。
地獄ができ、神に戦いを挑んでますけど、地上にまでしかきていないんです。

太陽の法、永遠の法にありますけど、この世はともすると天上界と地獄界、神と悪魔というように、拮抗する勢力のように考えがちだけど、実際はそうなっていないんです。
圧倒的に天上界が大きな世界なんです。地獄は地上に関係した世界なんです。大きな川の下流で塩水と真水が混ざってるとこが地獄であって、上流は天上界。圧倒的なんです。
神に対抗できる悪魔はいないんです。それを強く信じ、知っていただきたい。
対等ではないんです。天上界と地獄界は対等な世界ではないんです。
ほんの地上にかかわる一部分の世界の悪と接する部分が地獄なんです。

いかなる悪魔も神に勝つことは出来ないんです。
なぜなら神は光だからです。圧倒的光。
光に勝てる闇はないんです。闇は光がささないとこのみに存在するんです。
闇は実在ではないんです。光がさせば消えるんです。闇が実在と思うのは間違いです。
光を妨げるものがあるなら取り去ることが重要なんです。
取り去る修行こそ信仰であり、皆様方の宗教修行であるんです。精進であるんです。
あらゆる悪は光に勝てないんです。光に勝てる悪はこの世に存在しないんです。

太陽の光は凄く強いです。でもそのような太陽の光であっても影を作ることは出来るんです。
手をかざしただけでも、薄いボール紙でも光をさえぎることが出来るんです。
できた闇は太陽と互角に戦えるものではないんです。それが信仰における勇気です。
神に戦いを挑んで勝てる悪魔など地球に存在しないと知っていただきたい。
神は地球の60億人、70億人の人を救うために多くの天使たちに毎日働くことを望んでいます。
天使たちは昼も夜も休みなく働いています。

昼と夜がわかれているのは地上だけなんです。天使は24時間寝ることはありません。
365日働き続けています。多くの天使が神のしもべとなって日々努力して、悲しみにある人を慰めようとしています。
闇に連れ去ろうとしている人に厳しく指導をしています。愛は甘い愛だけではありません。
優しい愛はありますが、間違ったものには間違っていると正すもの、正義も愛の一部であります。
神の愛が地上に実現されていくときに正義と呼ばれる時もあります。
適切な指導者は厳しく指導されることもあるでしょう。皆さま方に悪の道、悲しみの道から遠ざかり、善の道へ導きたいからなんです。厳しさを含んだ指導者、智慧を含んだ愛もあると知っていただきたいと思うんです。
最初に愛の対極にあるのは嫉妬であると言いました。それが七大天使ルシフェルが地獄に落ちた理由と言いました。地獄が拡大したのは嫉妬。しかし、嫉妬の現れる中には憎しみ、憎悪もあると思います。憎しみ、憎悪は他に対する破壊的活動行為として現れること、ありましょう。
イエスが言ったように、弟子に「先生何度許せばいいのですか。7回ですか」と言われた時に「7の70度許せ」と行ったはずです。490回です。にくい人、嫌いな人いるかもしれません。490回許したことありますか。
私はそれ以上のことを言います。
愛で接せよ。愛の大河で押し流していけ。
善念で、愛で、ささやかな嫉妬、怒りを押し流していただきたいんです。

それがこの国が希望に満ちる未来を持つための条件でも、おそらくあると思うんです。
真なる愛は希望をもたらします。
真なる希望は繁栄をもたらします。
真なる繁栄は真なる自由をもたらします。
真なる自由はあなた方に真理とは何かということを100%教えるようになるでしょう。
真理の子であってほしいんです。
希望の子であってほしいんです。
繁栄の子であってほしいんです。
善の子であってほしいんです。
何よりもあなた方は神の子であってほしいと強く強く願うものであります。
神の子を目指す道。
天使の一人としてこの地上を浄化するために、ユートピア化するために、日々の努力を惜しまないで欲しいんです。

2万キロを超えて空の旅を終え、ブラジルの地で5度の説法をしました。
これが最終回の説法です。
ここに来たのはあなた方に天使になってもらいたいからです。
天使の働きをあなた方に地上でなしてほしいからです。
地上でなしたことは天上界での10倍です。神の姿を見ることが出来ず、地獄を見ることが出来ない世界で、信仰のみで神の道を目指す。あなた方は天使になっていただきたい存在です。
日々知恵を磨き、努力精進されることを願ってやみません。
・・・オブリガード・・・  
 
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 この度のご説法はメモでは伝わらない、大変な感動を与えてくださいます。
是非支部でのビデオ拝聴をお勧めいたします
 

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