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唐津城

2010年01月02日 | 九州
住所:佐賀県唐津市東城内

唐津城(からつじょう)は、豊臣秀吉の家臣・寺沢志摩守広高が慶長7年(1602年)から
7年の歳月を費やして完成しました。築城には名護屋城の解体資材を用いたと伝えられ、
城を要にした砂浜が翼を拡げた鶴のようにも見えることから、別名「舞鶴城」とも呼ばれている。

初代藩主・寺沢広高が慶長年間に植林した100万本の黒松の群生「虹の松原」は潮風を防ぎ、
この地に豊かな農地をもたらすことになった。


築城当初は天守が存在していたようであるが、寛永4年(1627年)の幕府の記録には
記されていない。現在の天守は慶長期に存在したであろうと思われる様式を想像して
昭和41年(1966年)に造られたものである。


築城400年記念のイメージキャラクターとして誕生した「唐ワンくん」
滋賀県の彦根城の「ひこにゃん」と酷似しているので話題となった。

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