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犬山城

2010年10月23日 | 中部
別名「白帝城」といわれ、姫路・松本・彦根と並ぶ国宝四城のひとつ。

所在地:愛知県犬山市犬山北古券66-2

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犬山神社 / 針綱神社 / 三光稲荷神社 / 有楽苑 如庵

犬山城は天文6年(1537)、織田信長の叔父信康が木曾川沿いの標高88mの
丘陵上に築いたことに始まる。城の縄張りは天守の建つ本丸から南へ、
杉の丸、樅の丸、桐の丸、松の丸をほぼ連郭式に並べた形であった。

本丸の背後は木曽川によって守られており、いわゆる「後堅固」の構えとなっていた。
城主はめまぐるしく交替した。元和3年(1617)、尾張徳川家の付家老の成瀬氏が
城主となった。明治になって政府が城の修理・整備を条件に成瀬氏に譲渡し、
個人所有という珍しい形態が平成16年3月まで続いたが、現在は財団法人
犬山城白帝文庫の所有となっている。


本丸門


七曲門跡(見晴門跡)


犬山城天守。三重(内部4階、石垣の中2階付)の外観構造。


天守の石垣は自然石をそのまま積み上げた「野面積(のずらづみ)」で、
内部にも石垣が剥き出しで見える。石垣は高さ5mで、天守の高さは19m。


天守内


西側の眺望。犬山頭首工ライン大橋と伊木山が見える。伊木山には伊木山城があったといわれる。
大橋犬山市街が見渡せ、日本ライン下り遊覧や木曽川の鵜飼で知られる木曽川が流れる。


天守閣

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