東京絵の具

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自転車北海道一周 32日目 別海町~根室市

2011年08月10日 | 北海道
神社に泊っていたので、住民の方が起きる午前5時前に出発。こちらは野付神社。


別海北方展望塔にある「四島への道・叫びの像」。今日もどんよりしていて北方領土が見えない。


別海から厚床までの道は農場と湿原で、霧がかかっていてメガネを拭きながら進んだ。


風蓮湖(ふうれんこ)。なんか幻想的。


厚床駅付近のセイコーマートまで3時間かかり、朝はカロリーメイトだけで進んでいた。
セイコーマートは田舎にもあって便利だが、合理的で24時間はやっていない。

こちらの写真は、定置式凍結防止剤散布装置の「しみるくん」
自動散水する設備なんてあるんすねぇ。


そして根室市に到着して、根室市役所で今日の予定を立てる。


根室で「日本酒」と言えば碓氷勝三郎商店の「北の勝」。煉瓦造りの伝統的な建物が残る。


根室のソウルフード「エスカロップ」。例えるならば、チャーハンの上にカツがのっているようなもの。


今回は、ツーリングマップルに載っていた「どりあん」で食べた。


日本の本土最東端の納沙布岬に到着。3.4km先には北方領土の歯舞諸島の貝殻島がある。
霧が出ていて、今日も島は見えなかった。結局、今回の旅で北方領土は全く見れなかった。


納沙布岬灯台沖合いには、2003年に座礁して放置されたロシア船がそのまま残っている。


四島のかけはしと祈りの火。国後島、択捉島、色丹島、歯舞群島の、いわゆる「北方領土」の
返還を祈念するために作られたシンボル像。高さ13m、底辺の長さ35m。


日本100名城に選出されている根室半島チャシ跡群。根室市には24ヵ所がある。
ノッカマフチャシ(ノッカマフ1号チャシ、ノッカマフ2号チャシ)に行ってみることにしました。

道路にはこの標識しかなく、来ようと意識しないと来ないような場所である。
また、誰もしばらく通っていないようで、草木を分けながら進んだ。


16~18世紀に掘られた空堀があるが、草木が生えて確認しずらかった。
ここまで管理されていない国指定の史跡って珍しいかも。


チャシから見た海と崖。


こちらは根室半島の牧場でドナドナされていた牛。行列になって進んでいた。


根室市街地に帰り、金刀比羅神社を参拝した。1806年(文化3年)に、北海道では有名な
江戸時代後期の廻船業者の高田屋嘉兵衛によって創建された。


高田屋嘉兵衛の像。


根室港に浮かぶ弁天島と市杵島神社。例大祭が開かれる年に一度だけ渡し舟が出る。
偶然にも今日が例大祭で、船が出ていた。街は露店が出て、太鼓が鳴り響いていた。


日本最東端の駅・東根室駅




恐ろしい看板発見!


携帯の充電やばく、風呂に入りたく、コインランドリーは大型専用の料金が高いところしかなく、
久しぶりにけっこう疲れているので、ホテルの検索をしてみたものの高いので却下。とりあえず
パチンコ屋に来て携帯を充電出来たので充電中。たまにはパチ屋も役に立つ。体を拭いて、
風呂とコインランドリーは諦めて更に進むことにした。

22時30分頃に花咲港付近に着き、公園にテントを張ることにした。野宿は落ち着く場所が
見つかるまでは辛い時がある。今日は特にその不安要素が多い一日だった。根室には
キャンプ場がなく、屋根のあるバス停もないので、野宿派には苦戦する場所だ。

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