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松本城

2010年10月20日 | 中部
埋の橋と乾小天守と天守閣

所在地:長野県松本市丸の内

松本城は、全国に12基現存している天守閣があることで知られ、
黒い城から烏(からす)城と通称され、記憶に残りやすい外観である。

戦国時代に小笠原氏が築城「深志城」したのが始まりであるとされ、
武田信玄の侵攻を受け小笠原氏は没落して武田軍の信濃の拠点となる。
武田氏が滅ぶと、小笠原氏が城主に復活して、城名を松本城と改めた。
現在の松本城と城下町は、徳川家康の関東移封後、秀吉の後援の下に
城主となった石川数正・康長親子が造営した。

明治維新後、解体の危機が訪れたが地元の有力者の尽力により難を逃れた。

天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓の5棟が国宝指定され、
城内は国の史跡に指定され、日本100名城にも選出されている。


外堀と太鼓門枡形


内堀と黒門枡形


本丸御殿跡と連結複合式・5重6階層塔型の松本城は、天守と
乾小天守を渡櫓で連結し、辰巳附櫓、月見櫓を複合している。


ここは天守閣の内部で、床より50cm低い武者走構造がある場所。


天守閣から西側の眺望。

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