東京絵の具

日本国内の旅行地を掲載しています。

松島

2010年10月09日 | 東北
「西行戻しの松公園」から見た松島。松島四大観ではないが、松島を展望できる有名なスポットである。

宮城県宮城郡松島町にある『松島』は、日本三景に選ばれている名勝地である。
大小260余りの諸島が松島湾内外に浮かび、日本では他に類を見ない景観である。

松尾芭蕉が『奥の細道』で松島を訪れた際に「松島や ああ松島や 松島や」と
詠んだという逸話が有名であるが、この川柳は後世の狂歌師田原坊の作で、
芭蕉の作ではないとされている。仙台藩の儒者・桜田欽齊著「松島図誌」に
載った田原坊の「松嶋やさてまつしまや松嶋や」の「さて」が「ああ」に変化した。

東北を指す「みちのく」は「道の奥」であり、奥深い国の細道を芭蕉は歩いた。
松島に訪れた芭蕉はここでは句を残さなかった。「天地万物をつくられた神の働きは、
いかに技を振るっても、うまく描きも、言い表しもできるものではない」と残している。

松島湾内には、遊覧船が就航しており、船上より島々を眺める。
松島 遊覧船」「松島 食べ歩き」の記事は分離しました。


松島海岸と福浦島を結ぶ「福浦橋」。福浦島は島を一周できる遊歩道が設けられている。
通行料大人200円。地元ではカップルで渡ると別れるという噂がある。


たまたま市原悦子のドラマのロケに遭遇。独特の声なので一瞬で分かった。


雄島(おじま)には108体の仏像や塔婆、座禅堂があり朱塗りの渡月橋により自由に渡れる。

この記事についてブログを書く
« 牛たん炭焼 利久 | トップ | 松島 遊覧船 »