東京絵の具

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府内城

2010年01月01日 | 九州
住所:大分県大分市荷揚町73-75
備考:日本100名城、県指定史跡

府内城 (ふないじょう)は、一般的に「大分城」と呼ばれる。

慶長2年(1597年)、福原直高が府内に入封後、築城を開始、同4年(1599年)に
望楼型の四重天守が築かれた。関ヶ原の戦い後、竹中重利が創建当初の天守を
新式の層塔型へと改めるなどの大改修を行った。北方は海、東方は大分川に面した
縄張で、本丸・二之丸・山里丸・北之丸が梯郭式に配された。寛保3年(1743年)に
城下からの出火により天守ほか多くの建物が焼失。以後天守は再建されず、
焼失を免れて明治維新後も残っていた着到櫓なども戦災によって失われた。
現存の建物は宗門櫓と人質櫓のみであるが、戦後、西之丸西南隅櫓、大手門、
東之丸西南隅櫓、廊下橋が再建された。


廊下橋。西之丸と山里丸および北之丸を結ぶ屋根つきの橋。平成7年に再建。

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