東京絵の具

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石手寺

2015年10月10日 | 四国
↑本堂【重要文化財】 - 毎年、10月下旬から11月上旬にかけて、本堂内拝をし本尊を拝顔できる。鎌倉末期建立。
手前に三鈷(さんこ)が置かれている。

所在地:愛媛県松山市石手2丁目9-21

石手寺(いしてじ)は、愛媛県松山市石手にある真言宗豊山派の寺院。熊野山(くまのさん)、虚空蔵院(こくうぞういん)と号す。
本尊は薬師如来。四国八十八箇所霊場の第五十一番札所。遍路の元祖とされる衛門三郎の再来伝説ゆかりの寺でもある。
創建年は、天平元年(729年)と伝わる。

道後温泉の温泉街から近いため、遍路の他にも、観光客で賑わうことが多く、2009年3月、
ミシュランガイド(観光地)日本編において1つ星に選定された。

正面入口、山門共に直線で寺院に入ってくることはできず、少し迂回しなくてはならない。




山門(二王門)【国宝】(1318年)の建立


三重塔【重要文化財】 - 周りで四国八十八箇所のお砂踏みができる。鎌倉末期建立。


訶梨帝母天堂【重要文化財】 - 訶梨帝母尊(鬼子母神)を祀る堂。鎌倉末期建立もあります。

こちらは鐘楼(袴腰造)【重要文化財】- 重要文化財の鐘がぶら下がっていて住職しか突けない。(1333年)の建立。


都卒天洞。大仙窟(洞窟)では、八十八ヶ所霊場と四十九修行場の修行場が設けられている。
愛宕山登山口に登ると、愛宕大権現が祀られています。また、常光寺山山頂には巨大弘法大師像が望めます。


私が歩き遍路をしていた時に、この寺院の通夜堂に泊まったことを良く覚えている。
元幼稚園を通夜堂として利用しており、約100畳以上の広い畳の上にぽつんと眠ったことを。
他にも2人ほど泊まっていたが、これほどの広い場所に眠ることはこの先ないだろうと感じた。
懐かしくなって、ここを管理している人に事情を説明して2階まで案内してもらった。
体力的に2度と歩き遍路をすることは無いと思うけど、苦労した思い出は特に良い思い出だ。

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