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高野山

2011年03月26日 | 近畿
大門:高野山全体の総門(国指定重要文化財)

住所:和歌山県伊都郡高野町高野山
備考:世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」、国指定史跡など

高野山は、八葉の峰(今来峰・宝珠峰・鉢伏山・弁天岳・姑射山・転軸山・楊柳山・摩尼山)と
呼ばれる峰々に囲まれた標高約1,000m前後の山々の総称で、蓮の花が開いたような地形と
形容されており、仏教の聖地としては素晴らしい土地であるとされる。

高野山は弘法大師空海が嵯峨天皇の弘仁7年(816年)に真言密教の根本道場として定められ、
高野山真言宗の総本山にして、金剛峯寺の山号が高野山であることから「高野山」と呼ばれ、
高野山という山は存在しない。地名としての高野山は一般的に高峰上の盆地上の平地を指す。

■高野山関連URI

高野山金剛峯寺
高野山金剛峯寺 奥の院
高野山金剛峯寺 大伽藍
高野山金剛峯寺 徳川家霊台
高野山 金剛三昧院
高野山 女人堂

慈尊院
丹生官省符神社
丹生都比売神社

山内の寺院の数は117ヶ寺で、52か寺は「宿坊寺院」で参拝者の宿泊施設となっている。
宿泊料は概ね一般大人9500円(1泊2食付)から。



高野山の表詣道は7本あるが、その中でも空海が切り開き、最も使われた主要道が
「高野山町石道(こうやさんちょういしみち)」で、沿道には一町(約109m)ごとに
町石が建てられている。220基の町石の内179基が当時のものが残っている。



高野山には四国八十八箇所を徒歩で巡礼した後に訪れたなど、何度か縁がありますが、
世界遺産という視点で見れば、登録名の「紀伊山地の霊場と参詣道」が示すように
古道を歩いてこそ真の価値があるのだと思います。特に高野山と熊野本宮大社を結ぶ
「熊野古道(小辺路)」はみどころが多そうで、理想としては古道を含めた観光がいいかもです。

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