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二本松城 (霞ヶ城)

2010年10月09日 | 東北
二本松城の正門と箕輪門。戊辰戦争で壊れたが、昭和57年に復元された。

所在地:福島県二本松市郭内

二本松城は、初代二本松藩主・丹羽光重公が築いた城で、別名、霞ヶ城・白旗城と
呼ばれる日本100名城の一つ。春は桜が咲き誇り全山霞につつまれたように見えた
ところから別名「霞ケ城」と呼ばれるようになり、春には1700本余りの桜が咲く。
現在は「霞ヶ城公園」として整備されており、石垣と再建された箕輪門がある。
山上の本丸には天守台、石垣が近年になって再構築された。


戊辰戦争に出陣した13~17歳の少年兵部隊「二本松少年隊群像」と、
我が子の出陣服に藩主丹羽氏の家紋・直違紋(すじかいもん)の肩印を
万感迫る思いで縫い付ける母の像を表したものである。


本丸の石垣。築石は野面石(自然石)と荒割石が用いられ、慶長初期の古式「穴太積み(あのうづみ)」。


天守には櫓が設けられていた。城下を見下ろせ、現在は夜景のスポットとしても知られる。

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