東京絵の具

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三木家住宅

2020年08月18日 | 徳島県

所在地:徳島県美馬市木屋平字貢143
備考:国指定重要文化財

三木家住宅は、江戸前期に建てられたと推測され、建物の規模が徳島県下の
他の家よりも大きく良貭であり、建設年代は徳島県最古である。三木家は阿波
忌部氏の直径で、南北朝時代には山岳武士の統領として大きな勢力を有し、
江戸時代には庄屋を勤めたという。天皇家と縁が深く、歴代天皇即位後の
大嘗祭(だいじょうさい)には、麻を使った麁服(あらたえ)を献上しています。

2020年8月16日に再び訪れました。理由として、元号が令和になり、
天皇が皇位継承に際して行う大嘗祭(だいじょうさい)で三木家が関わっているからです。

阿波忌部(あわいんべ)直系の三木家は、天皇に麻の織物「麁服(あらたえ)」を献上しており、
阿波の山奥にある一族が、古代から天皇に関わっているとかロマンがありすぎて年号変更に注目していました。

麻は法律で栽培が制限されていることもあり、麻を育てる畑を24時間警備していたようです。
吉野川市の前は「麻植(おえ)郡」と呼ばれており、麻を植えるから由来がきており、
鳴門で有名な神社の大麻比古神社も、忌部氏に関わるものです。吉野川市や
徳島市街地にある忌部神社も、三木家の氏神様です。

現在は、三木家の当主が住んでいるので、外側からしか撮影できなかった。


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