東京絵の具

日本国内の旅行地を掲載しています。

佐賀城

2010年01月02日 | 九州
所在地:佐賀県佐賀市城内2-18-1
備考:日本100名城、佐賀県指定史跡、重要文化財1件、市指定文化財1件

佐賀城は、慶長13年(1608年)、戦国大名・龍造寺氏の居城であった村中城を
鍋島直茂・勝茂父子が拡張して築造した。四周を幅の広い堀で囲まれた典型的な
平城で、城内には本丸、二之丸、三之丸、西之丸のほか、旧龍造寺家家臣たちの
屋敷地も配された。享保年間(1716-36)の火災で天守をはじめ建物の多くを失い、
天保6年(1835年)には2度目の火災で当時藩政の中心であった二之丸御殿が
焼失したため、10代藩主鍋島直正が再建に着手し、本丸御殿を再建した。

この本丸御殿の建物は明治以降も県庁や学校など様々な施設として利用されたが、
昭和32年(1957年)までに「鯱の門」を除いて全て解体された。平成16年に本丸御殿の
一部が木造復元され、佐賀城本丸歴史館として開館した。



鯱(しゃち)の門。天保7年(1836年)に建立された。屋根の両側に青銅製の鯱が乗る。

この記事についてブログを書く
« 佐嘉神社 | トップ | 吉野ヶ里遺跡 »