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箸蔵寺

2011年05月27日 | 徳島県
方丈(本坊):江戸時代末期、安政3年(1856年)頃の建立。[国指定重要文化財]

所在地:徳島県三好市池田町州津蔵谷1006
備考:四国別格二十霊場十五番札所など

箸蔵寺(はしくらじ)は、真言宗御室派別格本山の寺院で、本尊は金毘羅大権現で、
香川県仲多度郡琴平町にある金刀比羅宮の奥の院で、今日まで神仏習合の風習を
色濃く残す寺院である。

伝承によれば平安時代前期の天長5年(828年)四国巡錫中の空海(弘法大師)が、
金毘羅大権現の像を刻み堂宇を建立したことがはじまりだという。

護摩殿:江戸時代末期、文久元年(1861年)頃の建立。[国指定重要文化財]




鐘楼堂:文久元年(1861年)頃の建立。[国指定重要文化財]


金比羅大権現の扁額がかかった鳥居。


薬師堂 附 厨子1棟:文久元年(1861年)頃の建立。[国指定重要文化財]


本殿:江戸時代末期の建立と推定されている。手前から奥へ、外陣・内陣・奥殿の
3部分からなる複合建築。[国指定重要文化財]




観音堂:江戸時代前期の建造。箸蔵寺の中では最も古い建造物である。[県指定有形文化財]


天神社本殿:文久元年(1861年)頃の建立。[国指定重要文化財]


山麓から方丈脇まで箸蔵山ロープウェイが通じている。


山の上に重要文化財の建造物が多く残り、兵庫県の書写山円教寺のような雰囲気でした。
徳島県、四国においては、このレベルの寺院は存在しないのでは思うぐらい凄かった。

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