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伊賀上野城

2011年05月30日 | 近畿
所在地:三重県伊賀市上野丸之内

上野城(うえのじょう)は、標高約184mの丘陵にある平山城である。
一般的に伊賀上野城(いがうえのじょう)と呼ばれている。

筒井定次が天正13年(1585年)に築いた城で、このとき三重の天守が建てられた。
更に慶長13年(1608年)、伊予から入封した築城の名手・藤堂高虎が徳川家康の
命を受けて大改修する。石垣や水堀を設け、城地を3倍にして、当時大阪城にいた
豊臣秀頼に備えようとした。五重の天守も計画されたが、建設中に暴風雨で倒壊して、
以後再建されなかったが、伊賀国の城として城代が置かれた。城全体は未完成に
終わったが、日本有数の高さを誇る高石垣は、高虎の築城技術の高さを示している。
昭和10年(1935年)に個人の私財により木造で模擬天守が建てられた。

高石垣は約30mを誇り、算木積で積み上げられている。







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