笛吹牧師フルート教室

播磨地方・姫路と網干でフルートとリコーダーの教室を開設しています

網干メロン

2013-06-05 22:11:17 | 演奏会等のお知らせ

音楽とは関係ないですが、我が地元特産、網干メロンを20本ほど作付けしました。メロンといっても単なるマクワウリですが、「生きててよかった」と思えるほどの感動的なおいしさです。

兵庫県農林水産局の資料によると、網干メロンの元祖は、私の祖父、木下広治だそうです。孫の我々をかわいがってくれて、商品としての農作物生産より、孫に食べさせて喜ばすのを優先して、本当においしいイチゴやトマト、スイカを作ってくれました。網干メロンも導入は大正期ですが、熱心に栽培したのは私のためなのです。(妹達もいますが勝手に解釈しました)しかし
 子供の頃味わった本当のおいしさは、市販では不可能です。なぜならおいしいものから虫がかじります。無農薬、有機栽培でないとカスみたいな味なのです。完熟すると亀裂跡がたくさん出ます。いずれも市販品として耐えられません。買った網干メロンでおいしいものに当る確立は宝くじなみ。ということで、8月頃にご期待ください。
 なおあと10本ほど苗が残っています。差し上げますので、ぜひ栽培に挑戦ください。
私にまだ孫はありませんが、里子や近所の子供達のため、そしてTPPでアヤシくなった日本の農業に、おじいちゃんの意志を普及させてくだされば幸いです。http://web.pref.hyogo.lg.jp/af11/af11_000000023.html
 播磨のふるさと野菜2(姫路市)網干メロン
【特性】 来歴の詳細は不明であるが、木下広治氏が、大正10年頃、網干町の今栄信重氏の店より購入し、栽培したのが始まりと言われており、昭和2~3年頃これを網干メロンとして出荷したようである。また、昭和10年頃、当地にあった県立蔬菜採種地で採種、選抜改良が行われた。13年発行の「兵庫之園芸」の中で、当メロンについて、マクワウリとしては出色のものであり、外観と日持ちに改良が加われば日本一のマクワウリだと記している。当メロンは果重150g前後のだ円形で、果色は緑白色で浅い条溝が10条程ある。花痕部は突出せず、果肉は淡緑色で、香気高く、甘味は強い(糖度15~16度)。肉質は歯切れ良く、熟果は肩の部分に輪状のネットを生ずる。樹勢は強く、葉はやや小型であるが、豊産性である。現在1ha程度の産地となっている。

 果重150g前後のだ円形で、果色は緑白色で浅い条溝が10条程ある。果肉は、淡緑色で甘みは強い(糖度15~16度)が後味がよい。

【問い合わせ先等】

《主な販売先》 姫路市内のスーパー《販売時期》 6月下旬~8月上旬

《問い合わせ先》 姫路農業改良普及センター TEL:079-281-9331