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【福島第1原発ルポ】高い線量、建屋に近づけず 7千人が廃炉作業  事故4年

2015-02-28 11:15:56 | 原発
転載
【福島第1原発ルポ】高い線量、建屋に近づけず 7千人が廃炉作業  事故4年

 福島第1原発の4号機原子炉建屋(右上)脇に設置された凍土遮水壁の配管=25日、福島県大熊町
  東京電力福島第1原発では、汚染水問題や依然高い放射線量で困難な廃炉作業が続いている。事故発生から間もなく4年となる現場を共同通信記者が25日、取材した。構内では1日に6千~7千人が作業に当たり、除染は進んでいるが、燃料が溶融した1~3号機周辺は特に放射線量が高く、近づくことも困難だった。
 白いつなぎの防護服に口と鼻を覆うフィルター付きのマスク、ゴーグルを着けてバスで敷地海側へ向かった。南側にある4号機近くでバスを降りて山側を北に歩くと、並んで立つ3号機の原子炉建屋が見えた。
 水素爆発で崩れた建屋上部は大型クレーンでがれきが撤去され、他の号機よりも一段低くなっていた。3号機では早ければ2015年度中に使用済み核燃料プールからの燃料取り出しが始まる予定で、 遮蔽 (しゃへい) 材などを支える構台が建屋を囲むように建てられた一方、3、4号機の間にはひしゃげた柱やがれきがそのまま残っていた。
 東電の担当者が測定する放射線量は4号機周辺の毎時約35マイクロシーベルトから3号機方向に進むにつれみるみる上がり、担当者が「早く!」と大声を上げる。3号機横に差し掛かった辺りで毎時280マイクロシーベルトに達すると、担当者が「この辺でもうやめてください!」と叫び、2号機に近づくことはできなかった。
 東電は24日、2号機原子炉建屋の屋上から高濃度の放射性物質を含む雨水が排水路を通じて外洋に流出していたと発表した。水素爆発を免れた同機は事故前とほぼ同じ状態で残るが、内部の放射線量は極めて高く、現場を案内した東電の 白井功 (しらい・いさお) 原子力・立地本部長代理は「中が汚れ、あのままでは(廃炉)作業はできない」と話す。2号機は原子炉建屋の上部を解体する案が有力だ。
 3号機近くにいた作業員は被ばくを少しでも抑えるため、遮蔽用のベストを着用。4号機脇では汚染水対策の柱となる凍土遮水壁の配管が既に取り付けられていた。
 多核種除去設備(ALPS)などで処理した汚染水を保管するタンクの建設も急ピッチで進む。3月末までに80万トン分のタンクを設置する計画で、敷地確保のため多くの樹木が伐採された。至る所に資機材が置かれ、敷地全体が巨大な工事現場と化していた。
 (共同通信)
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