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オバマ氏、来月広島へ 現職米大統領で初

2016-04-24 10:24:31 | 日記
東京新聞より転載

オバマ氏、来月広島へ 現職米大統領で初

2016年4月23日 朝刊

 【ワシントン=青木睦】オバマ米大統領は二十二日までに、五月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせて広島を訪問する意向を日本側に伝えた。現職の米大統領が被爆地を訪れるのは初めてで、歴史的な訪問となる。サミット閉幕後の二十七日に訪問する線で日本側と調整を進めており、平和記念公園での献花に加え、「核なき世界」をあらためて訴える演説を行うことを検討している。


 米国では原爆投下は日本の降伏をもたらし、本土上陸作戦が回避されたおかげで多くの米兵が救われたとして、原爆使用を正当視する人が多い。大統領の被爆地訪問は「謝罪」として受け取られて反発を招く政治的リスクも高く、オバマ政権は指名争いが続く大統領選に影響を及ぼす可能性も考慮し、慎重に検討を進めてきた。


 ただ、戦後七十年余が過ぎ、米国世論も変わった。ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポストなど有力紙が広島訪問を後押しする社説を相次いで掲載。四月十一日のケリー国務長官の広島訪問に対して大きな反発はなく、オバマ政権は国内の反対は乗り切れる目算が立ち、訪問の機も熟したと判断したとみられる。


 オバマ氏は二〇〇九年四月、チェコの首都プラハで核廃絶を訴える演説を行い、その年のノーベル平和賞を受賞した。同じ年の十一月、初めて訪日した際に「被爆地を訪問できれば光栄だ」と述べていた。

◆被爆者の声聞いて


 オバマ氏は二〇〇九年、チェコ・プラハで「核兵器のない世界」を訴えたが、米国は新型や臨界前の核実験を継続してきた。


 原爆ドームの絵を長年、描き続けてきた被爆者の原広司(ひろし)さん(84)は「発言と行動が違う。広島に来て、原爆がどんなに大きな被害をもたらすか、身をもって感じてほしい」と話す。


 広島県原爆被害者団体協議会(県被団協)の坪井直(すなお)理事長(90)は「とても喜ばしい。この先、世界から核兵器がなくなるなら(米国の)謝罪もいらない」と歓迎。「慰霊碑に献花してくれるだけでいいが、時間があるなら被爆者の話を聞いてほしい」と願った。


 もう一つの県被団協の佐久間邦彦理事長(71)は「核を巡る世界情勢は何も変わっていない」と指摘したが、「もし広島でも演説をするなら、被爆者の話を聞いた上で、核廃絶に向けた具体的な道筋を示してほしい。そうでなければ、来る意味はない」と期待を込めた。
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