処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

公器の幻影

2017-05-18 23:22:48 | 

著   者 芦崎 笙

出版社 小学館

定   価  本体1,600円+税

判型/頁 4-6/322頁

    

著者は、現役の財務省のキャリア官僚。三作目の作品。二冊目『スコールの夜』は第5回日経小説大賞受賞。

主題は臓器移植。重いテーマに挑んだ著者の勇気とバイタリティに脱帽する。

煩いメディアに組織や企業はどう対応し、如何に捌けばよいのか? 逆に取材の側は、攻め口をどこにするか? その手順は? 脇の固めは? 権力との攻防に妥協は? 今、生身でこうした世界に身を置いている広報、総務、渉外のセクションの人たちには、こそばゆくもありためにもなろう。

以下は、ネットに出ている広告文。

〈 書籍の内容 〉
現役財務省官僚作家が描くメディアの裏側
東西新聞社会部の鹿島謙吾は、中国の西安で金銭が絡み死刑囚の臓器が日本人患者に移植されているという事実を突き止める。記事を掲載すると、中国政府は強く反発し、日本国内でも臓器提供の要件緩和を目指す法案が動き出す。臓器移植法案をめぐり蠢く政治家たち。鹿島はさらに脳死判定におけるデータ改竄と違法な政治献金を追うが、それを公にすることは移植手術を待つ患者たちの希望を打ち砕くことにもなるのだ。正義か、信条か、功名心か、鹿島の決断は……。
「スコールの夜」で第5回日経小説大賞を受賞して話題を集めた現役財務省キャリア官僚・芦崎笙氏の新作書き下ろし小説。受賞作では大手都市銀行初の女性管理職に抜擢された主人公の苦闘を描きながら金融界の深層に迫ったが、今回のテーマは新聞ジャーナリズム。臓器移植問題を報じる新聞記者の生き方を通して公器(マスコミ)とは何かを問いかける。

〈 編集者からのおすすめ情報 〉                                            政治家の「首」をとるスクープを前にして揺れ動く新聞記者の真情を深く鋭く描いた骨太な人間ドラマです。新聞記 者の経験を持たない作者がここまで複雑な内面に踏み込めるとは、圧倒的な筆力と豊富な情報量で展開される読み応えじゅうぶんの長篇小説です。

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