ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

Sonho meu

2009-10-18 12:15:15 | 日記

 その夜、いきなり山形からオレの家へお客人が流れ込んできた。山形ブラジル音楽普及協会の会長さんご一行である。
 その中に六根浄店主さんもおられ、嬉しい初対面となる。一行は男ばかりで総勢6~7名くらいだったようだが、なぜかメンバーにホナウド・ド・バンドリンとホベルト・メネスカル(らしき人物)がいて、座って寡黙に味噌汁などすすっている。

 翌朝、雑魚寝から目覚めたメンバーは朝から日本酒の一升瓶を持って酒盛り状態。
ヒマそうにしているメネスカル(らしき人物)のために朝刊を持ってきてやろうと(ブラジル人に中日新聞など読めるわけないのだが)玄関を開けると、外は先だっての台風18号に迫る勢いの暴風雨。こりゃいかんと慌てて玄関のドアを閉めたが、なぜか土間にも雨の雫がしたたり落ちている。
 これはどういうわけだと見上げると、天井そして屋根にぼっかりと大穴があいており、雨雲が見えている。どうやらこの嵐で屋根が吹き飛んだか崩れたかしたらしい。

 急いで室内に戻ろうとするが、廊下の天井もモーゼの十戒の逆さまバージョンみたいな感じで大きく亀裂が入っている。だが不思議と室内は雨漏りしていない。ためしにトイレを覗いたら、まるで中でゴリラが暴れたかのように壊滅状態になっていた。山ブラの面々にそれを伝えると(この時みんな作業服姿になっている)、使用不能になったトイレの便器をえっさほいさと引きずりながらリビングに持ち込み、ここに移設するのがいい、いやそうじゃなくてこっちだと議論が始まった。

 こうしてはいられない、急いで手を打たねば、と思いオレは豊橋空港(もちろんそんな空港あるわけない)に向かった。そこから実家の松山へ飛ぶためだ。だが松山へ行ってどうするのかまでは考えていない。
 しかし豊橋駅に着いた頃は、既にフライト時間の10分前という絶望的な時刻だった。それでも空港カウンターに赴いて別便の手配だけでもしておこうと、駅から空港まで自転車を駆って向かう。急いでいるはずなのだが、周りにクルマもろくに走っていないのに全ての赤信号できちんと止まるオレ。
 そうこうしているうちにバスターミナルの10番乗り場の標識が見えた。ここで空港行きのシャトルバスに乗り換えるのだ。だがタッチの差でバスは発車してしまった。バスに追走して後部扉を手でばんばんと叩きながら止まれ乗せてくれと叫んでも、満員状態のバスはあっけなく立ち去って行った。これで完全にアウトだ。

 そのあとオレは何を思ったか、12番乗り場のバスに飛び乗り、活路を見出そうとする。
 途中で豊橋市民球場前のバス停にさしかかったとき、オレの勘が何かを告げた。すぐさま下車し、スタジアム内へと向かう。今日は大リーグのゲームがあるのだ。
チケット売り場が見当たらないのでそのまま球場の選手ロッカールームへと向かうオレ。屋台のジャンクフードが無性に食べたかったが我慢する。
 服を脱ぎ捨て、半裸になったところでオレははっと我に返る。違う、オレはここに来るためにバスに乗ったんじゃない。急いでスタジアムを出ようとするが、半裸状態でリュックを担いでいる自分の姿がガラス扉に映っているのが見え、慌てて更衣室に戻る。更衣室はカフェのテラスみたいな半屋外の状態で、すぐ前にはクルマが乗り降りできるロータリーみたいなものがある。そこで着替えている最中に、リムジンに乗ったジャッキー・チェンが突然やってきた。やあみなさんごきげんよう、今から私と一緒に体操をしましょう、さあ私の動きに合わせて、とジャッキー・チェンはアクションを取り始める。周囲の人々も全員それにならう。パンツ一丁のオレは恥ずかしくて動きについていけない。ほうほうの態で更衣室から脱出し、スタジアムを後にした。

 そこからどうやって辿り着いたのかわからないのだが、気が付いたらオレは豊橋市内にあるフルーティスト・熊本尚美女史邸に転がり込んでコーヒーをご馳走になっていた。ゆったりしたソファに腰掛け、疲れた身体を休める必要があると思った。
 尚美さんはオレのためにレコードをかけてくれたが、流れてきたのはハリー・ニルソンの「うわさの男」だった。
 そうこうしてるうちに、山ブラご一行がどやどやと尚美さん宅へなだれ込んで来た。ゼジ、これから焼肉やるぞお、と快気炎を上げる山ブラ会長。そうか、もう夕方なのだ。だがこれ以上あの危機的状況にある自宅を放置してはおけない。残念ながら焼肉パーティには参加することなく豊橋から自宅へ戻った。

 帰路では新潟のことを考えていた。
 今日もさんざんな一日だったが、あの日のことに比べれば大したことじゃない。
あれは積雪の激しい冬だった。誰かが作った大穴に、その日街中を走り回っていた県知事選だか衆院選だか参院選だかの選挙カーが、ことごとくタイヤを滑らせて、その大穴の中へずるずると落ちていったのだった。オレは全ての選挙カーが大穴へ滑り落ちていくのをただじっと眺めていた・・・。



・・・以上、これが昨夜見たワタシの夢です。起床後も気持ち悪いくらいに記憶していたので忘れないうちに書いてみました。
夢診断ができる方は是非ワタシの深層心理を分析してこっそり教えて下さい。
ジャンル:
ウェブログ
コメント (5)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« プラチナ・ラインと心洗われ... | トップ | ライヴに次ぐライヴ »
最近の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブダベスト (maruo)
2009-10-18 12:30:43
シコ・ブアルキの小説「ブダベスト」ばりの豊かな夢でしたね。
ホナウド・ド・バンドリンが背筋を伸ばして味噌汁をそそっている姿、見てみたいです。
豊かなのかどうか・・・。 (ゼジ)
2009-10-18 13:28:47
☆maruoさん
こんにちは、豊橋というところがなんともはや。
でもホナウドは背筋を伸ばして味噌汁をすするタイプではないような気がします(笑)。
お答えします。 (夢診断師 in Yamagata)
2009-10-18 17:32:23
貴方は疲れています。
今日は六根浄をガーっとのんで、早く寝なさい。
夢に出てきた山ブラ会長は、良い兆候です。
彼を大事にすると、良い事が起こるでしょう。
わはははは (ゼジ)
2009-10-18 18:47:43
☆夢診断師 in Yamagataさま
ていうか山形正宗、昼間っから飲んでました!「秋あがり」最高です。
晩酌は六根浄でいきます!

でも、やっぱ疲れてんのかなあ・・・(ぼそり)。
文庫化希望です (Gato)
2009-10-18 23:18:47
ゼジさんの小説、サイコー...
文庫化切にお願いします...クスス...

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。