青髪毛虫とは、765プロの疫病神こと如月千早の愛称です(笑)
ベルセルク第83話『深淵の神②』(単行本未収録。「天使長」であるボイド自身が蝕の出現時に使徒たちに対して語っている。
「人の生み出した神ならざる神の子羊たちよ。よくぞ集った」とここでいう神とは、啓示学上の神ではなく、
文字通り人間の集合無意識が生み出した神であり、作品世界の文明設定が中世くらいだとしても人間が文明を持って数千年程度ですから
要は数千歳程度、実在する7千歳と言われる大屋久杉より若い、「神様」のニセモノです。
文明を持つ前の人間はただの野生動物ですから、「神」など望みません。
断罪の塔でグリフィスが受肉するとき、卵型の使徒が語る「この世界に必要なもので最初から欠けている存在」、
それが「神」です。その体現者、まさに絶対強運(至近距離で数百本の矢を射掛けられても一本も当たらない)
を持つ現人神が受肉したグリフィスです。
ただし繰り返しになりますがここでいう「神」とは、現実世界の唯一神宗教(キリスト教やイスラム教)のような「神」ではなく、
あくまで人が望み、人が生み出したまがい物の神です。(まぁ上記の現実の宗教も人が生み出したまがい物の神を使った詐欺商売ですが)
なにしろグリフィスに力を与えた「神」自身がベルセルク第83話『深淵の神②』で言ってるんですから
「私は源形(イデア)、望まれし神、魔の源形(イデア)、お前が目にしているのは我が一部、我が核」と。
わりと最初の方の伯爵編で掲載された、業(カルマ)を背負い、死んだ者たちが銀河のような巨大な渦巻きを成している「地獄」。
その一番底、一番の中心に魔の源形(イデア)はいます。ゴッドハンドたちも、まがい物の神の意思の代行者でしかなく、
「因果律」というルールから外れることが出来ない存在でしかありません。いわゆる啓示学上の本当の神ならば、
そもそも一切のルールに縛られませんし、ルールを作る側ですから。
かの田中芳樹氏の銀英伝で「唯一万能の神」を見事に完全論破する台詞があります。
「神は自分の言うことをきかない女を創れるのか? 創れるならソイツは神の言うことをきかないのだから神は万能ではないし、
創れないならやはり万能ではない。唯一絶対の神なんてシロモノがいかにインチキか、そのことだけでもわかる」というものです。
私は25年前にこの作品のこのセリフを見た瞬間に「世界中の宗教、ここに敗れたり!」と喝采を送ったものです。
つまり、ベルセルクにおいても現実世界においても、本当に神と呼べる存在は「お金」だけです。お金は唯一絶対の存在ですから。
お金があれば国も買えるし命も買えるし女も買えるしどんな望みの人生でも買えます。もちろん10兆20兆程度のはした金では
無理ですが。「誰の目にも見えて触れて無限の力を持つ絶対なる存在」、それが「お金」です。
ベルセルク第83話『深淵の神②』(単行本未収録。「天使長」であるボイド自身が蝕の出現時に使徒たちに対して語っている。
「人の生み出した神ならざる神の子羊たちよ。よくぞ集った」とここでいう神とは、啓示学上の神ではなく、
文字通り人間の集合無意識が生み出した神であり、作品世界の文明設定が中世くらいだとしても人間が文明を持って数千年程度ですから
要は数千歳程度、実在する7千歳と言われる大屋久杉より若い、「神様」のニセモノです。
文明を持つ前の人間はただの野生動物ですから、「神」など望みません。
断罪の塔でグリフィスが受肉するとき、卵型の使徒が語る「この世界に必要なもので最初から欠けている存在」、
それが「神」です。その体現者、まさに絶対強運(至近距離で数百本の矢を射掛けられても一本も当たらない)
を持つ現人神が受肉したグリフィスです。
ただし繰り返しになりますがここでいう「神」とは、現実世界の唯一神宗教(キリスト教やイスラム教)のような「神」ではなく、
あくまで人が望み、人が生み出したまがい物の神です。(まぁ上記の現実の宗教も人が生み出したまがい物の神を使った詐欺商売ですが)
なにしろグリフィスに力を与えた「神」自身がベルセルク第83話『深淵の神②』で言ってるんですから
「私は源形(イデア)、望まれし神、魔の源形(イデア)、お前が目にしているのは我が一部、我が核」と。
わりと最初の方の伯爵編で掲載された、業(カルマ)を背負い、死んだ者たちが銀河のような巨大な渦巻きを成している「地獄」。
その一番底、一番の中心に魔の源形(イデア)はいます。ゴッドハンドたちも、まがい物の神の意思の代行者でしかなく、
「因果律」というルールから外れることが出来ない存在でしかありません。いわゆる啓示学上の本当の神ならば、
そもそも一切のルールに縛られませんし、ルールを作る側ですから。
かの田中芳樹氏の銀英伝で「唯一万能の神」を見事に完全論破する台詞があります。
「神は自分の言うことをきかない女を創れるのか? 創れるならソイツは神の言うことをきかないのだから神は万能ではないし、
創れないならやはり万能ではない。唯一絶対の神なんてシロモノがいかにインチキか、そのことだけでもわかる」というものです。
私は25年前にこの作品のこのセリフを見た瞬間に「世界中の宗教、ここに敗れたり!」と喝采を送ったものです。
つまり、ベルセルクにおいても現実世界においても、本当に神と呼べる存在は「お金」だけです。お金は唯一絶対の存在ですから。
お金があれば国も買えるし命も買えるし女も買えるしどんな望みの人生でも買えます。もちろん10兆20兆程度のはした金では
無理ですが。「誰の目にも見えて触れて無限の力を持つ絶対なる存在」、それが「お金」です。