野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

松井が打って決めた、ヤンキース優勝!(27日・ヤンキースタジアム)

2009-09-28 20:36:31 | New-York Yankees
Slugger (スラッガー) 2009年 11月号 [雑誌]Slugger (スラッガー) 2009年 11月号 [雑誌]
販売元:日本スポーツ企画出版社
発売日:2009-09-24
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 雨で開始が約1時間遅れた、この試合。ニューヨーク・ヤンキースの先発(スターター)はベテラン左腕・アンディー・ペティット(13勝)。一方、ボストン・レッドソックスもベテラン右腕・ポール・バード(1勝)。マジックを「1」にしているヤンキース。今日(27日)「決める」のは確実と思われたが、ベテラン左腕が初回に先制を許し、【3回表】にも失点。

 バードの“軟投”に苦しんでいたヤンキース打線は【3回裏】“伏兵”(8番)メルキー・カブレラのソロHR(第13号)で1点差に迫り、【6回裏】2-OUTから3番(マーク・テシェイラ)4番(アレックス・ロドリゲス)がヒットで繋ぎ、5番・松井秀喜へ。
 ボストンは好投のバードを諦め、普通なら(ここで)左腕・岡島秀樹の投入だが、右脇腹を痛めている「エース」セットアッパー。その代役に指名されたのは、同じ日本人=斎藤隆。ベテランの経験を買われたのだろうが、サインミスの暴投(ワイルドピッチ)で二塁三塁にピンチを拡げ、“クラッチ”な(勝負強い)男にライト前にタイムリーヒットを浴びた。

 松井が決めた、ヤンキース3年ぶりの地区(アメリカン・リーグ東)優勝! 一時は(ヤンキースと)再契約を結べないのではないか? 日本に帰ってくるのではないか? と囁かれたが、そんな風評を実力で吹き飛ばして見せた松井。
 来シーズンも<ピンストライプ>の「55」が見られそうだ。ヤンキース≪復活≫の立役者の一人。“A-ROD”の後を打つ「5番」で「効いている」(重要な役割を果たしている)。……その前に悲願のワールドシリーズ制覇へ……2003年から(松井が)チームに加入以来、現在(いま)がイチバン≪強い≫ヤンキースだ。

松井秀が殊勲打!ヤ軍、3年ぶりの地区優勝 (SANSPO.COM)

出演者:松井秀喜
収録時間:59分
レンタル開始日:2008-03-21

Story
アメリカ大リーグで活躍する日本人選手にスポットを当てたシリーズの松井秀喜編。2003年の鮮烈なデビューからオールスター出場、ワールドシリーズでの日本人初ホームランなど、2007年までの活躍を余すところなく収録。 (詳細はこちら

薮田、大逆転で2勝目!(21日・カウフマン・スタジアム)

2009-09-26 11:48:20 | Kansascity Royals
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販売元:ニューエラ
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【5回表】を終わった時点で「8対2」。<ワイルドカード>奪取を目前に控えたボストン・レッドソックスが大量リード。アメリカン・リーグ東地区4位。「目標」を失っているカンザスシティー・ロイヤルズ。このままズルズル大敗するかと思われたが、【5回裏】「主砲」マイク・ジェイコブスの3ラン(第18号)で「8対5」2点差になって、【6回表】のマウンドに薮田安彦が上がった。

 1-OUT後、5番ジェイソン・ベイを詰まらせるが、前進したセンターがグラブに当てながら落球して、不運なヒット。6番デヴィット・オルティーズに(キレイに)左中間に流し打たれ、一三塁。7番マイク・ローウェルの3球目に“スプリッター”(フォークボール)がワンバウンドして、ワイルドピッチ! (労せずして)追加点を献上した背番号「57」。

 これで防御率は「14.04」。来シーズンはどうなるのだろう? 雨が降る中、俯きながらダッグアウトに戻る薮田の後姿を見ながら、寒々とした感想を持ったが、しかし、この後(目標がない筈の)味方が【6回裏】に一挙6点を奪って、大逆転! 何と(!)今シーズン2勝目が転がり込んできた。……それにしても、1勝目はいつ挙げていたのだろう? 

 そういえば昨日(現地24日)同じくボストン戦の【5回表】途中から(2番手で)マウンドに上がって、2イニング3/1を(3安打)1失点。(BSで見ていたが)マズマズのピッチングだった。こういう実績を少しでも(着実に)残して「2010年」に繋げたい、薮田だ。

失点悔しがる薮田「0点に抑えたかった」 (SANSPO.COM)

カンザスシティ・ロイヤルズ 選手別&背番号(ネーム&ナンバー)Tシャツ ネイビーカンザスシティ・ロイヤルズ 選手別&背番号(ネーム&ナンバー)Tシャツ ネイビー
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黒田、8勝目の安定感!(22日・ナショナルズ・パーク)

2009-09-24 21:57:42 | Los-Angeles Dodgers
SLUGGER (スラッガー) 2008年 03月号 [雑誌]SLUGGER (スラッガー) 2008年 03月号 [雑誌]
販売元:日本スポーツ企画出版社
発売日:2008-01-24
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 黒田博樹(ロサンジェルス・ドジャース)のvs.ワシントン・ナショナルズ戦。【3回表】3番「主砲」マニー・ラミレスの三塁線を破るダブル(二塁打)で先制して、【3回裏】も2-OUT。「打たせて取る」黒田のピッチングが冴え渡っていたが、3番ライアン・ジマーマンの(平凡な)ショートゴロを、ショート・ストップのラファエル・ファーカルが弾いて(味方に)阻止される3-OUTチェンジ。……ショート(遊撃手)の拙守に祟られる日本人メジャーリーガー。
 そして4番(ワシントンの)「主砲」アダム・ダンに(甘く入った)カットボールをライトスタンドに豪快に放り込まれ(第38号)「1対2」逆転を許す背番号「18」……

 しかし【4回表】味方が7点の大量援護点! エラーしたファーカルも同点に追いついた直後の1-OUT満塁のチャンスで三遊間を抜いて、“罪の償い”をして見せた。
【7回表】にも大量6点! このイニングで打席に入りヒットも放った黒田は、この大量援護に伴い(予定されていた)【7回裏】のマウンドには上がらなかった。……8勝目! 残り(恐らく)2試合の先発(スターター)予定で(念願の)10勝に到達できるか? 

ドジャース・黒田、米初3連勝で8勝目 (SANSPO.COM)

SLUGGER (スラッガー) 2008年 12月号 [雑誌]SLUGGER (スラッガー) 2008年 12月号 [雑誌]
販売元:日本スポーツ企画出版社
発売日:2008-10-24
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“フレンチ”より“ロブロス”を…(スラッガー・10月号)

2009-09-23 11:19:04 | Slugger
Slugger_10 見た通り、イチロー(シアトル・マリナーズ)特集。イチローの(メジャーリーグの)同期生たちも紹介されているが、イチバンの≪不幸者≫は、現ニューヨーク・ヤンキースの左腕エース、C.C.サバシア(当時クリーヴランド・インディアンス)。
 ルーキーイヤーの2001年に17勝5敗の成績を残して、当然≪新人王≫(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)に選ばれるハズだったのに、日本から来たプロ野球選手に「その栄誉」を攫われ、僅か1票。しかし、その後の活躍は衆目が一致する「怪腕」。2007年には19勝(209奪三振)を挙げて、≪サイ・ヤング賞≫に輝いた。

 そういえば、20日(19日・シアトル)両者は対戦したが、3打数1安打(三振1つ)。サバシアには期するするものがあったかもしれない。……両者は余り注目されないが、密かにライヴァル関係なのだろう。

SLUGGER (スラッガー) 2009年 07月号 [雑誌]SLUGGER (スラッガー) 2009年 07月号 [雑誌]
販売元:日本スポーツ企画出版社
発売日:2009-05-23
おすすめ度:5.0
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 そのマリナーズ。今夏のトレードで若手の<トップ・プロスペクト>(有望株)と目されていた、捕手のジェフ・クレメントを放出(ピッツバーグ・パイレーツへ)。城島健司のライヴァルと目されていたが、パワーのある打撃に較べ、守備面に課題があり、放出に踏み切った。
 代わりに獲得したイアン・スネル投手は、スターター(先発ローテーション)に定着し、内野手のジャック・ウィルソンもDL(故障者リスト)入りする前はレギュラーで活躍した。成功したトレードだったと言えるだろう。失敗続きだった前GM(ゼネラル・マネージャー)に代わった新任のGMジャック・ズレンシックが敏腕を発揮している。

 そのズレンシックが≪隠し玉≫で獲得したのが、左腕のマウリシオ・ロブロス投手。同じく獲得した左腕のルーカス・フレンチの方が逸早くスターターに定着し(そこそこ)活躍しているが、新GMの「本命」は「その」ロブロスらしい。来シーズン、彼の活躍が見られるか? マリナーズのささやかな≪復活≫の要因は、この新GMの手腕によるもの。

力強いストレートに見る松坂の完全復活 (スポーツナビ)

Slugger (スラッガー) 2009年 11月号 [雑誌]Slugger (スラッガー) 2009年 11月号 [雑誌]
販売元:日本スポーツ企画出版社
発売日:2009-09-24
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イチロー、逆転サヨナラ2ラン!(18日・セーフコ・フィールド)

2009-09-21 21:12:37 | Seattle Mairners
Major LEAGUE (メジャー・リーグ) 2006年 10月号 [雑誌]Major LEAGUE (メジャー・リーグ) 2006年 10月号 [雑誌]
販売元:ベースボール・マガジン社
発売日:2006-09-09
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 5日から10日まで、シアトル・マリナーズは5連敗を喫して、遂に≪引導≫を渡された感じ。<ワイルドカード>争いから脱落して、絶望的な状況になったが、しかし、そこから3カード連続の勝ち越し。特に地区(アメリカン・リーグ東)優勝が懸かったニューヨーク・ヤンキースの進撃を止めた18日からの3連戦は≪圧巻≫だった。初戦(18日)イチローの逆転サヨナラ2ラン! 

 打ったのが「あの」ヤンキースの≪絶対的≫守護神(クローザー)マリアーノ・リベラだったのが、もっと≪凄い≫。「1対2」とリードされた【9回裏】2-OUTから、代打マイク・スウィーニーが右中間を破って(二塁打)出塁し、1番イチローに≪希望≫を繋げて、その初球。明らかに「狙っていた」一撃。リヴェラのインサイド(内角)に食い込んでくる<カットボール>を待っていた。……(俗な表現だが)「千両役者!

イチロー、日本人初逆転サヨナラ弾! (SANSPO.COM)

出演者:松井秀喜
収録時間:59分
レンタル開始日:2008-03-21

Storyアメリカ大リーグで活躍する日本人選手にスポットを当てたシリーズの松井秀喜編。2003年の鮮烈なデビューからオールスター出場、ワールドシリーズでの日本人初ホームランなど、2007年までの活躍を余すところなく収録。 (詳細はこちら

復活の松坂大輔!(15日・フェンウェイ・パーク)

2009-09-18 21:16:02 | Boston Red-Sox
松坂大輔に120億円の価値はあったのか (成美文庫)松坂大輔に120億円の価値はあったのか (成美文庫)
著者:古内 義明
販売元:成美堂出版
発売日:2007-11
おすすめ度:5.0
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 初回、先頭打者に「0-2」と追い込みながら、四球(ウォーク)。「不安」(心配)そうな地元フェンウェイ・パークの観客。哀しく<ブーイング>を浴びせることになるのか? それとも<スタンディング・オヴェーション>で祝福することが出来るか? 二つに一つ。あるとしたら、スタンディング・オヴェーション(拍手)の≪強弱≫しかない。そんな“戦場”に戻ってきた、松坂大輔(ボストン・レッドソックス)。

【4回表】までノーヒット。【5回表】先頭のケンドリー・モラレスに高めに浮いたスライダーをライト前に痛打される。……ここで観客から拍手。<ノーヒッター>を逃した松坂のここまでの快投に対する拍手、だ。
 1-OUT後、8番エリック・アイバーに一塁線を破られ、一三塁のピンチ到来。しかし、ここで本領発揮の松坂。9番ジェフ・マシスと(2四球の)1番ショーン・ヒギンズを148kmと146kmの速球で「連続」空振り三振! 二度目の拍手は盛大に……

【7回表】先頭打者を歩かせた所で降板……ここで盛大な三度目の拍手、スタンディング・オヴェーションだ。立って拍手している観客の誰もが清々しい顔をしている。松坂の「帰還」を喜んでいる。
 得点は「2対0」。対戦相手=ロサンジェルス・エンジェルスの先発(スターター)は「エース」ジョン・ラッキー。「エース」との投げ合いに勝った松坂。……ボストンの“もう一人のエース”が帰ってきた。

怪物が甦った!松坂、105日ぶり白星! (SANSPO.COM)

出演者:松坂大輔
収録時間:59分
レンタル開始日:2008-08-22

Storyアメリカ大リーグで活躍する日本人選手にスポットを当てたシリーズの松坂大輔編。メジャー1年目にして日本人投手最多となる15勝、ワールドシリーズ制覇など偉大なる快挙を達成した松坂大輔。彼のメジャー挑戦から今シーズンの日本開幕戦までを振り返る。 (詳細はこちら

モローとロウ(13日・レンジャース・ボールパーク・イン・アーリントン)

2009-09-15 21:54:21 | Seattle Mairners
MLB イチロー ~シアトル・マリナーズ~ [DVD]MLB イチロー ~シアトル・マリナーズ~ [DVD]
出演:イチロー
販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2008-05-23
おすすめ度:4.0
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 最下位オークランド・アスレティックスに連敗して、首位ロサンジェルス・エンジェルスに“スウィープ”(3タテ)を喰らったシアトル・マリナーズ。5連敗で最後の遠征の地テキサスに立ち寄って、2位レンジャーズと3連戦。
 まず12日に「8対3」で勝って、連敗を脱して(雨天中止に伴う)13日のダブルヘッダーの第1試合には敗れたが、第2試合に≪KING≫フェリックス・ヘルナンデスの好投で「5対0」で勝って、この3連戦に勝ち越し。3カード続いた長い遠征を終え、ようやく地元シアトルへ帰れるマリナーズ。

 そういえば、12日の勝利投手は(“速球派”)ブランドン・モロー。開幕当初はクローザーに指名されながら、失敗に次ぐ失敗でスターター(先発)に配置転換され、先発でも結果が残せずにマイナーリーグ落ち。9月になって、ようやく舞い戻ってきて、今シーズン初勝利。
 健闘したシアトル投手陣の中で、唯一の(数少ない)誤算と言っていいのが、このモロー。セットアッパーの(同じく“速球派”で“糖尿病”)マーク・ロウと名前が似ているから、【スポーツナビ】にも間違えられていたが、12日の勝利投手は「モロー」。来シーズンのシアトル≪浮沈≫の鍵を握る投手の一人だ。

偉業達成のイチロー、「グリフィーの存在は計り知れない」
安打記録を追って DAY9 (スポーツナビ)


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発売日:1997-04-01
おすすめ度:4.5
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マリナーズ、終戦の足音…(9日・エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム)

2009-09-11 20:04:28 | Seattle Mairners
MLB イチロー ~シアトル・マリナーズ~ [DVD]MLB イチロー ~シアトル・マリナーズ~ [DVD]
出演:イチロー
販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2008-05-23
おすすめ度:3.5
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 初回1-OUT一二塁で(ロサンジェルス・エンジェルスの攻撃)4番ヴラジミール・ゲレーロの打球はライトへ……ライトのイチローは捕球体勢に入ったかに見えたが、急速に反転して、フェンスにぶつかった打球を処理して、素早く二塁へ。「巧者」イチローの“トリックプレー”。これに(まんまと)引っ掛かった二塁ランナーは三塁ベースでSTOP。
 先制点を許さず、1-OUT満塁になったが、しかしシアトル・マリナーズ先発(スターター)のイアン・スネルが、5番トリー・ハンターに押し出しの四球(ウォーク)を与え、6番(キューバ人)ケンドリー・モラレスに左中間を破られて、走者一掃! 初回に痛すぎる4点のリードを許したシアトル。

2対6」で敗れて、今日(現地10日)も「0対3」で完封負けして、エンジェルスに“スウィープ”を喰らって、シアトルはこれで5連敗。いよいよ「終戦」が近づいてきた。しかし、せっかく、ここまで健闘してきたのだから、このままズルズル後退することなく、5割以上を堅持して今シーズンを終えてほしいものだ。

イチロー1安打、「守」でも頭脳的プレー! (SANSPO.COM)

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“狂騒曲”は初回に終わり…(6日・オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム)

2009-09-08 20:57:24 | Seattle Mairners
現役力 (PHP新書)現役力 (PHP新書)
著者:工藤 公康
販売元:PHP研究所
発売日:2009-03-14
おすすめ度:4.5
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 イチロー“狂騒曲”(メジャーリーグ通算「2000本安打」達成!)が初回で収束して、シアトル・マリナーズが1点を先制したが、【4回裏】オークランド・アスレティックスは、ランドン・パウエルの同点ソロ(第6号)で「1対1」にして、シアトル先発(スターター)のダグ・フィスターは今日もGAME(試合)を作って、【5回裏】で降板(爪かマメのアクシデントか?)。

【6回表】シアトルが1点を勝ち越して、フィスターに勝利投手の権利が生まれたが、【7回裏】2番手の“速球派”ルーキーショーン・ケリーが0-OUT満塁のピンチを招いて、今まで満塁のピンチを抑えたことが無いケリー。
 変化球のサインを出すキャッチャー城島健司をマウンドに態々(わざわざ)呼びつけて、オレの投げたい球を投げさせろ、と恫喝した(?)ルーキー。
 オレの投げたい球=速球(96MPH)で3番ライアン・スウィーニーは空振り三振に斬って取ったが、4番スコット・へアーストンには城島のリードに従ったのか、変化球(チェンジアップ)を2球続けて、その2球目を狙われて、レフトスタンドへ豪快に叩き込まれて(第17号)グランドスラム! 「2対5」逆転されたシアトル。

 この辺りにキャッチャー城島が、シアトルの投手陣から信頼されない要因がある。裏を掻いたつもりのリードが(完全に)裏目に出た。シアトルの一部の投手陣からの城島への≪反旗≫には根拠が無いわけではない。日本流の「考える」リードが、アメリカ・メジャーリーグでは裏目に出るケースが多々ある。それを修正し切れていない城島にも問題がある。

 日本(福岡ダイエーホークス)時代には、工藤公康(現・横浜ベイスターズ)や武田一浩(現NHK解説者)といったベテラン投手が城島の「教師」役(教育係)を務めていたのだろうが、メジャーでは両者(のような存在)が不在。……窮地に追い込まれるばかりだ。

イチロー、ピート・ローズにどこまで迫れるか (SANSPO.COM)

47番の投球論 (ベスト新書)47番の投球論 (ベスト新書)
著者:工藤 公康
販売元:ベストセラーズ
発売日:2009-03-14
おすすめ度:4.0
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ヒットを一本損したイチロー(3日・オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム)

2009-09-05 21:21:54 | Seattle Mairners
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出演:イチロー
販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2008-05-23
おすすめ度:3.0
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 1日(日本時間31日)の復帰戦以来(2試合連続)4打数2安打が続いていた、イチロー(シアトル・マリナーズ)。しかし3日のオークランド・アスレティックス戦で「4打数1安打」。マルチヒットが途切れたが、第2打席(2回表)のライトフライは大飛球! ライトフェンス直撃弾に見えたが、ライトのライアン・スウィーニーが(フェンスにぶつかりながら)ジャンプして好捕! …イチローは(貴重な)ヒットを一本≪損≫した。

 そういえば、第3打席(4回表)は高いバウンドのショートゴロ。本来のイチローなら内野安打にしてみせる打球だった。……因みに第4打席のセカンドゴロは平凡な“グラウンダー”。オークランドのセットアッパー(アンダーハンド)ブラッド・ジーグラーにしてやられた。

 シアトルはこの試合「7対4」で制して、今日(現地4日)も「6対3」で勝って、4連勝! 貯金を今シーズン最大の「8」に伸ばして、でもワイルドカード争いに参加するにはまだ遠く……それでも現在(いま)がイチバン調子が良さそうな、シアトルだ。

城島、機転利かせた好リード マ軍は4連勝 (SANSPO.COM)

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