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ZEN ブログ 2013-2016

その声に

2016-10-14 00:47:30 | 一般系poem

聞こえて
反応した私

聞こえて
振り返った私

聞こえて
自分を見失った私

聞こえて
本気になれた私


誰かの声は誰かには何でもない事
だけど
特定の誰かの声はその人にのみ
大切な人の声として心は受け止め
そっとのその時間の中に微睡み
風の中に消えた

 

大切な時間
大切な思い出
大切な記憶
大切な出来事

その中に含まれた声の形は
無数に広がり
心の中で木霊する

時には風の声
時には不思議な声
時には恋する声
時には自分を虜にする声


その誰かの声を頼りに生きる時間が生まれ
その声がいつの間にか生き甲斐に変わり
その声と共にもう一つの人生を歩む


春には桜舞い散る風の音
夏には川のせせらぎ聞こえる水の音
秋には枯れ葉舞い散る木々の音
冬には雪が舞う冷たい音
四季折々に無限な音がある中で
たった一つだけ大切な音がある

 


もうすぐ
この地で再会し

もうすぐ
この時間に目覚め

もうすぐ
この時に別れ

もうすぐ
時の中に紛れ

もうすぐ
別れがやって来る


聞こえる声にときめいて
届いた声に自分を見つけ
心の中でそれを受け止める


人は一つの時間の中で
たった一人だけ
心を夢中にさせて
その声で自分の人生を幸せに変える

そこに名前を刻み
そこに生き様を刻み
そこに新たな命名をし
そこに最後の時間を刻んだ

生きとし生けるもの
そこにある声が私の全て
だから今だけは
その声の中で生きてみたい。

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