皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ各員一層奮励努力セヨ

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今こそ、有事への転換の時

2017年03月17日 | 日本・国士

平成29年3月17日(金)

我が国政治は、もはや痴呆だ。
建武の中興の頃、
西の九州から出発した数十万の足利軍が京都に迫るときに、
楠木正成らの真剣な防衛論を聞く耳は持たず、
ただ、京都における自分たちの安楽な生活が守られるのが当然と
何の防衛努力もせずに京都に居座る公家集団がいた。
この公家達は、男も女も眉毛を剃って化粧してお歯黒を塗っていた。
昨今、
朝から晩まで続いている、
森友学園の小学校要地取得に関するマスコミと国会の連携した騒動を観て、
連想したのが、
あの京都の眉毛を剃ってお歯黒を塗っていた公家達だった。

昨日十六日、
昼には、豊中の小学校要地を参議院議員が訪れ、
次に理事長宅を違う議員連中が訪れていた。
その大騒動の様子が延々とマスコミで放映されていた。
こいつら、京都の公家か、よっぽどヒマなのか。
そして、夜のニュースでは、
あのレンホウが、
稲田大臣の答弁には誠意がない、
即刻辞任すべきだ、
総理の任命責任も免れない、
と、そう言う資格もないのに、
えらそうに、ようぬけぬけと、
誠意のない九官鳥のようにしゃべっていた。
さすが、
あのサイボーグのような中国共産党の女スポークスウーマンそっくり。
アホか、馬鹿馬鹿しい、
もうTVニュースを観るのもイヤになった。

そこで、目を、この公家の痴呆的世界から、
真の国政の課題に転じよう。
そもそも、我々が今、日本人であるのは、
この建武の中興の頃に、
この現在の国会と同じような京都の公家の痴呆的世界とは別に、
櫻井の駅の父子訣別から湊川にむかう
国家を守ろうとする誠心誠意の忠君の世界、
即ち、「武」に生きた人々があったからである。
従って、現在も、
我が国の将来の為に、
この国家を守る誠心誠意の世界から、
断じて目を逸らしてはならないのである。

現在、我が国に迫るのもは何か。
北から、
ロシアは、我が国の国後島と択捉島に、
     最新鋭ミサイル基地を建設している。
北朝鮮は、我が国の特に米軍基地と大都市とグアムに対する
     核先制使用力を獲得しつつあると同時に、
     アメリカ本土の大都市に対する核先制攻撃力獲得を目指している。
中共は、核ミサイル戦力と海空軍力を増強し、
    我が国の尖閣諸島を奪い、沖縄と台湾を呑み込み、
    南シナ海と東シナ海そして西太平洋を支配して、
    日本を屈服させ、アジアの覇権を握ろうとしている。
以上の通り、
現在も、数十万の足利軍が京都に迫る時の状況と同じではないか。

そして、昨日、
アメリカのティラーソン国務長官が来日した。
その来日目的は、トランプ政権が打ち出した、
北朝鮮に対する先制攻撃を含むあらゆる選択肢を説明し、
日本の理解と協力を獲得する為だ。
ティラーソン長官は、明確に、
過去二十年間のアメリカの北朝鮮に対する非核化の努力は失敗し、
オバマ政権の「戦略的忍耐」も結果として北朝鮮の核ミサイル開発を放置してきた
との認識を表明している。
その上で、異なる対北朝鮮アプローチが必要なのは明らかであるとして、
「先制攻撃を含むあらゆる選択肢」の検討を具体化させる為に来日してきた。
そして、我が外務大臣にも総理大臣にも、
その「選択オプション」を語ったはずだ。

もう明らかではないか。
アメリカのトランプ大統領は、
ニューヨークやワシントンやサンフランシスコやロスアンジェルスに
北朝鮮の核弾頭が突っ込んでくる事態を
断じて事前に除去しようとしている。
従って、
ティラーソン長官が来日して我が総理に伝達した「選択オプション」に、
先制自衛措置としての限定爆撃による
「金正恩除去」
が含まれるのは確実ではないか。

そこで、之が実施された場合に、
北朝鮮の混乱と錯乱の中で、
先日、日本海の我が排他的経済水域に落下した数個の弾頭が
我が国土に落下する可能性があり、
その弾頭に核が搭載されている可能性もある。
従って、それを断じて迎撃して落下する前に撃破しなければならない。
今こそ、日本海と沿岸部において、
最高度の警戒態勢を実施する時である。

今、我が国と国民は、この覚悟を固め核の脅威を除去する決意をする時なのだ。

先に、アメリカのマティス国防長官は、
まず、韓国を訪問して、次に日本に来た。
そして、ティラーソン国務長官は、
まず、日本を訪問して、次に韓国に行く。
軍人は、まず前線に行き、
文官は、同盟国に説明する。
見事な連携である。
アメリカのトランプ政権は、やる気だ。

なお、昨日の日米外相会談後の日本側説明において、
「日米は、中国の役割の重要性について話し合った」
ということが強調されており、
そこに、中国を味方として頼りにするようなニュアンスが
含まれている懸念が生じたので言っておく。

中国は、あくまで仮想敵国であり、
現実に尖閣を奪いにきていることを忘れてはならない。
場合によれば、
北朝鮮動乱と尖閣侵略が同時期に為される可能性大である。
中国が日米の言うことを聴くのは、
日米同盟が、
真の同盟として強力に連携している時だけである。
従って、
我が国も、
アメリカが覚悟を決めたならば、覚悟を決めて、
戦時体制を整えねばならない。

そこで、何から始めるか!
それは、南スーダンPKO部隊の「PKO日報」隠蔽の当事者を、
最高指揮官たる内閣総理大臣が烈火の如く怒って叱責することである。
銃砲弾の音が響く現地において、
汗を流して、日夜、活動している部隊が報告してくる
彼らの存在の証であり苦労の結晶である「日報」を、
東京において、
勝手に隠蔽し闇から闇に隠すことが許されるか!
そんな奴らが東京でえらそうな顔をして咎められないならば、
危険な現場で、
いや、戦場で、日本海の洋上で、
命をかけて誠心誠意任務を果たそうとする兵士はいなくなり、
ひいては、士気が低迷し、自衛隊の部隊が崩壊する。
防衛大臣が、
庁舎に乗り込んで、お前か、お前か、と問い糾せ。
必ず、口を割る。
それをすべき大臣が、
調査に一年以上かかる「特別防衛監察」の調査結果を踏まえてだと、
馬鹿も休み休み言え、
有事が迫る状況を理解できないのか、
待ってられるか!

それから、総理大臣に申したい、
防衛大臣は、やはり替えるべきだ。
もはや平時ではない。
有事に、ソプラノとつけまつげとスカートは似合わん。
アメリカ国防長官は、
元軍司令官でマッドドッグといわれたマティス陸軍大将である。
こちらも、
それに相当する軍歴即ち3or4スター(星)の者を
防衛大臣に任命して決意を示すべきだ。
この人事だけで、
部隊の士気が上がり、国家としてかなりの抑止力が獲得できる。
人材はある。豊富にある。
例えば、
東日本大震災の時の陸幕長、火箱芳文、
西部方面軍司令官、番匠幸一郎、
また、
ミサイル専門の空幕長、田母神俊雄ら。



西村眞悟の時事通信より。














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