絵馬のつれづれ書き

和尚の日記

神々のかたち 2

2009年04月28日 | Weblog
写真は鞍馬山の由岐神社です。この神社のご祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)とあります。
耳なれない名前で話がやや複雑になりますが、大己貴命は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の別称です。また少彦名命はちょうど一寸法師のような小さな神様です。

『日本書紀』では、大己貴命と少彦名命は力をあわせ、日本の国をつくりかためられた、とされています。
このように日本神話に出てこられるの神様がまた1つのグループです。神社ではこのグループの神様をおまつりになっているところが圧倒的に多いと思います。それだけ神様の数が多いということになります。

日本の代表的な神社である伊勢神宮の内宮は天照大御神(あまてらすおおみかみ)、外宮は豊受大御神(とようけのおおみかみ)、出雲大社は大国主大神をご祭神とされています。いずれも日本神話の神様です。         【以下次回に続きます】
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神々のかたち 1

2009年04月24日 | Weblog
先日京都の鞍馬山(くらまやま)に登ってきました。正確にはお参りさせていただきました。
山の頂上には鞍馬寺が、参道には鞍馬寺の鎮守社である由岐(ゆき)神社が建っています。毎年10月22日の夜に有名な『鞍馬の火祭』が行なわれますが、これはこの神社のお祭です。神社本殿から少し下ったところに写真の大杉がそびえています。京都市指定の天然記念物で樹高53メートル、樹齢は八百年といわれています。

この大杉と対面したとき、私は自然の荘厳さ、神秘性を感じずにはいられませんでした。
実はこの大杉そのものがご神体としてまつられているのです。太い幹にはしめ縄が張ってあり、その前に小さな祠(ほこら)がまつってあります。名板には「大杉社」とありました。

ところで木がご神体と聞いて、不思議に思われた方があるかもわかりません。少し説明をさせていただきます。ご神体についてはその種類によりいくつかのグループに分かれるようです。たとえば全性寺天満宮のご神体は菅原道真公ですが、これは現存した人物です。このように歴史上の人物を祭神としている神社のグループがひとつあります。明治天皇がおまつりされている明治神宮、徳川家康公をおまつりしている日光東照宮などはこのグループに入ります。    【以下次回に続きます】


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