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干戈(かんか)交える幾星霜。 たてとほこですね。 矛盾の盾と矛と干戈とはどう違...
elghkeiaさん
干戈(かんか)交える幾星霜。
たてとほこですね。
矛盾の盾と矛と干戈とはどう違うのでしょうか。
昔から疑問です。
- 質問日時:
- 2006/7/16 19:34:20
- 解決日時:
- 2006/7/18 15:51:09
「干」は古代中国のハチイツ舞の武舞を舞う際、
舞人の持つ装飾ある盾で、独特の形状をしてます。
「戈」とは、古代中国の武器で鳶口(とびぐち)のように、
柄の上端に直角に刃部を付け打ちこんであるもので
主に戦車の乗員が持つ武器、
鎌のような形状をしているものが一般的であり、
これを戦車の上で振り回して敵の首を掻き切ったりします。
歩兵の武器である矛とは作りと形状もじゃっかん違い
用途も異なります。
ただ矛と戈は日本語では同じ物と解釈されるので
混同があるわけです。
ま、干戈は古代中国の呼びまわしですからね。
s2726yさん
ご質問のとうり「干戈:かんか」は「たてとほこ」を意味しますが、周、武王時代では、共に戦争の具で「いくさ」を指します。(十八史略に記載)
「干:かん」は先がU字型の矛で突き刺すの意。後、強制、逆らう、防ぐ、盾の意(日本の”刺す股”の祖形でしょう)
「戈:クヮ」は、ほこ、武器、武事を表し戦争の意。形は真っ直ぐな槍刃の根元から横に尖った刃のある、L形の両刃の武器。
「矛盾:むじゅん、ボウジュン」は時代が下って、楚の時代(韓非子・難一故事)で「矛」は「干」の長柄の中央にも槍状の刃が増えます。(三本刃又は逆U字形と直刀の組合わせ等各種あり)「盾:ジュン・たての文字」は各武具も発達して「冑:カブト」のひさしが目を覆いまもっている形にかたどる。後に、身をまもる「たて」の意に用いた。当時の形は怪獣の顔などの模様があり「長五角形」で槍、矢を防ぐ武具。左右に帯紐がついています。
(出典・参考:新撰・標準漢和辞典、国語大辞典、世界大百科事典、他)http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q108755280
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
本稿はその保管用記事です。
■ 2010年3月2日
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