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相撲協会「情報操作」で貴乃花親方“包囲網”

2017年12月16日 06時11分33秒 | 保管記事


 

  記事の紹介です。


 

相撲協会「情報操作」で貴乃花親方“包囲網”

 元特捜部長が語る事件の特殊性「親方の行動理解できる」

   2017.12.16

  元横綱日馬富士(33)の暴行事件に端を発した日本相撲協会の騒動について、元東京地検特捜部長で、相撲協会の外部理事と危機管理委員長も務めた宗像(むなかた)紀夫弁護士(75)が、夕刊フジの独占取材に応じた。被害者である平幕貴ノ岩(27)の師匠、貴乃花親方(45)が危機管理委員会の聴取を拒否し続けていることに協会サイドから批判の声が出ているが、宗像氏は貴乃花親方の行動について、事件の特殊性ゆえの対応だと推測した。 

  「今回の事件は、ある特殊な場所で、特殊なグループの中で起きたものだ。しかも純粋な刑事事件だ。自分のまな弟子が暴行を加えられた貴乃花親方としては、刑事事件として公正、公平に捜査してもらって事実関係を明らかにしてもらい、処罰されるべき人がいれば処罰してもらうというスタンスだろう。それは不合理でないし、理解できる」

  宗像氏はこう語った。宗像氏は、リクルート事件で主任検事として同社創業者の江副浩正氏を取り調べ、東京地検特捜部長時代にはゼネコン汚職事件などの捜査を指揮した。名古屋高検検事長を最後に退官した後は、弁護士として活躍している。2012年には、日本相撲協会の外部理事に就任。初代の危機管理委員長を務めた。現在の委員長には、宗像氏と司法修習同期で元名古屋高検検事長の高野利雄氏(74)が就き、事件の調査にあたっている。

  刑事事件に精通し、協会の外部理事を務めた経歴から角界の事情にも詳しい宗像氏が強調するのは、事件の特殊性だ

 

  暴行事件が起きた後、相撲協会の巡業部長である貴乃花親方がすみやかに協会に報告せずに、鳥取県警に被害届を出したことが批判の対象となっている。

  宗像氏は「(批判は)一般論としては正しい」としながら、貴乃花親方は協会に報告した際のリスクを考えたのではないかと推測する。「実際のところは分からないが、『被害届を取り下げてもらえないか』と言われるかもしれないし、『話し合いで解決してほしい』と言われるかもしれない。そうすると、これだけの事件がなかったことにされかねない」

  そのうえで、「今回の事件で、貴乃花親方は(相撲界に)暴力的体質が残っていることを世に知らしめた。協会にとっては大きな打撃になるけれど、大局的に見れば、相撲界でこういった暴力事件が二度と起きないようにという警鐘となっている」と語る。

  宗像氏はかつて委員長を務めた危機管理委員会の対応に対しても、疑問を投げ掛ける。

  問題視するのは、委員会が11月に貴ノ岩の診断書を公表したことだ。委員会は診断書を作成した医師から事情を聴き、「病状に現状は問題はなく、相撲が取れる状態にある」との所見を発表した。

  宗像氏は「あれは簡単にいうと、『大したけがでもないのに重大なけがと称して、貴ノ岩を欠場させて事件を大きくしようとしている』という見方を相撲協会側がしていると表明したのと同じだ。こんな言葉は使いたくないが、『情報操作、世論操作の側面がある』と言われても仕方ないだろう」と語る。

  相撲協会と貴乃花親方の対立は現在も続いている。鳥取県警が今月11日に日馬富士を書類送検した後、危機管理委員会による貴ノ岩の事情聴取時期をめぐって両者の考え方の違いが鮮明になった。

  書類送検が終了した段階で聴取に応じると認識していた協会サイドに対し、貴乃花親方は、鳥取地検の処分が確定するまで協力しないなどとする文書をファクスで送付したとされる。

  この見解の相違について、宗像氏は「書類送検で警察の捜査が終わるなんて、法律家は誰も思っていない。書類送検というのは警察が『これだけ捜査した』という区切りのようなものだ。検察はその後、『これが足りない、あれが足りない』『実況見分をやり直してほしい』といくらでも警察に指示ができる」と説明する。

  そのうえで、「『貴ノ岩が出てこないのはおかしい』といわれているが、相撲社会というのは特殊なヒエラルキーの社会だ。危機管理委員会には貴ノ岩の大先輩がいる。そういったところでしっかりとした調査、供述はできるのか。捜査が終わる前だと影響を受ける恐れがある」と話し、検察の処分終了後の聴取が望ましいとする。

  協会の外部理事を務めた当時に接した貴乃花親方の印象を聞くと、「非常に純粋で、正しいものは正しい、間違っているものは間違っているとはっきりさせないとおさまらない人だ」と宗像氏は話す。

  外部理事を務めていた2016年3月、宗像氏は週刊誌上で、八角理事長による「協会私物化」を批判した。このためなのか、今回の騒動で「貴乃花親方のアドバイザーをしている」との噂もあるが、宗像氏は明確に否定。現在の立場を「中立」であるとし、こう話した。

  「私は協会と貴乃花親方に仲良くしてもらいたいと思っている」

  初代危機管理委員長の直言に、相撲協会はどう応えるのか。
https://www.zakzak.co.jp/spo/news/171216/spo1712160002-n1.html

 

  記事の紹介終わりです。

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