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自家農園 ダーチャ

2011年03月23日 17時51分34秒 | 言葉の説明

ことばの説明

自家農園 ダーチャ【言葉の説明】 自家農園 ダーチャ ことばの説明

ダーチャ

(ロシア語: дача ダーチャ ru-dacha.ogg listen
英語:Dacha)は、ロシア・旧ソ連圏で
一般的な菜園付きセカンドハウスである。
(wikipedia)

 

ロシア語でダーチャはダーチ(与える)という動詞に由来し名詞ダーチャは(与えられたもの)の意味である。これは1700年代にピョートル大帝が庭園付き別荘を家臣の貴族たちに与えたことに由来する。現在のような大衆的ダーチャは第二次世界大戦中 - 大戦後の食糧不足の対策として市民が土地を与えるように州政府や国に要求する運動が起こり、1960年代にフルシチョフ政権が一家族に最低600ソートック(平米)の土地を与えるよう法制化したものである。当初は物置小屋程度のものが多かったが最近のダーチャはインフラが整備され、電気、ガス、水道、舗装道路まで完備しているものがある。サンクトペテルブルグ郊外にはダーチャ行の専用鉄道まである。ダーチャの家屋も次第に贅沢になりサウナやプール、本格的キッチン、子供の家まで備えたものもある。普段は近隣の都会(車で30分 - 1時間程度)に居住し、週末のみ利用する持ち主が多い。特に夏の間は盛んに利用され、夏休みに家族そろって長期間ダーチャで過ごすケースも多い。かつての貴族の別邸から掘っ立て小屋のようなものまで、規模や質はさまざまである。

ソ連崩壊後、最近ではダーチャが盛んに売買されるようになってきて専門の不動産業者まで現われている。

ダーチャ所有者は、ダーチニック(дачник)と呼ばれることもある。所有者は、この近くで菜園(огород:個人所有の菜園のこと、国有のものはполе)を営んだり家畜を飼ったりしている。

 

 

 

 

2013 09 18  ロシアの自家菜園を訪ねて 【西日本新聞】

 

 

 

 

 

 

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