48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

顔面有りスパーリングは恐怖である(空手編)

2015年03月14日 03時52分21秒 | 空手
3月12日 空手の練習日

一般部が始まるちょっと早目に行き、少年部の子供達の練習に、最後付き合いました。
ちょっとびっくりしたのが、側転が全然出来ない子が何人かいた事です。外で遊ぶ機会が少ないと、やはりこうなるのでしょうか?自分たちが子供の頃は、上手い下手はあれ側転は誰でも出来るもんだと思っておりました。うーむ。
側転はバランス感覚につながる運動だと思うので、出来るようになってほしいですね。

一般部の時間になると、A山さん・K藤さんが来られた。K藤さんに会うのは1ヵ月ぶりである。ひゃー懐かしい!
「いやーもう忙しくて」
年度末年度始めは、どの事業所も忙しいですねえ。K藤さんも大分お疲れのようです。
さてA山さんが、膝裏を怪我してるとの事なので、本日のメニューはパンチ主体のメニューになりました。
「マススパーリングしましょう」
という事で、延々スパー(笑)。マスと言っても軽くは当たっております。
顔面有を想定したので、必然的に間合いは遠くなります。そうすると伝統空手出身のK藤さんのアウトレンジからの突きが冴える冴える。
K藤さんの構えは、左を手刀の形で前に突きだし、右は顎の下に引き付けておりました。通常の伝統空手の構えとは少し違うと思いますがどうなんでしょう?私の不確かな記憶では、通常の伝統では中段の構えだと思うのですが、やはり顔面有だと上をガードしなくてはいけないんでしょうね。
対する私は、先日k先生に教わった左手を前に突き出す構えです。
サンプル画像から取ってきたものです。顔面有りキックスタイルだと、必然的にこの構えに近くなる?
二人とも左を突き出す格好なので、間合いが遠い遠い。身長が高くて手足の長い二人なので、この間合いを制する者が勝つ・・・私勝てません(笑)。この距離を一瞬にゼロにするK藤さんの技術は凄いですね。左のジャブのあと右を縦拳でストレート。これが怖い怖い。ストレートをブロックしても、続けさまに左のストレートが連続して来る。とにかく速くて怖いのです。
また私がアホでして、その連続する光速の突きを下がって受けようとするので、尚どんどん踏み込まれて喰らってしまいます。

この間合いだと、今まで習ってきたフルコンのローキックが全然使えません。体重をドンと載せるローキックではなく、踏み込んで蹴るローになるので、今までのローとは全然違う蹴りになってしまいます。届かない(笑)。
上の写真は某伝統空手の練習風景なのですが、右ストレートを矢印のように外受けしながら、背中方面に回る+右のカウンターをボディに入れるという作業が一番効果的だと思う。でも左前にステップインして背中に回るよりも、怖すぎて後ろに下がってしまうのです。
よく空手の知識の浅い人って、
「伝統空手は防具寸止めだから、フルコンより弱い」
なんてふざけた事を言ってる人がいますが、とんでもない。
顔面への光速の突きを喰らってみなさい。鼻っ柱折られて戦闘不能になります。特に顔面攻撃への免疫が無いフルコンしか知らない人は、格好の餌食になるでしょう。
私は格好の餌食になりました(笑)。

多少なりとも距離を保てれたのは、k先生のキックボクシング講座入門編を受講してたからです。でも結局ガードの合間から飛び込んで来る突きを躱せませんでした。

顔面有パンチのみのマススパーを延々と20分。残り20分はキックを入れたライトスパーを、これもまた延々と20分やりました。もちろん顔面有を想定してですが、顔面はマス・他はライトという変則スパーです。
ここで自分の欠点がわかったのですが、顔面有だとパンチに意識を取られて、コンビネーションに組み込まれてる蹴りをよく喰らってしまいます。
パンチのワンツーを避ける・ブロックする・・・あれ?パンチ来ない?
ドコ!
しまった!上段回し蹴りを喰らってしまった!
K藤さん・代表の2人に、上段を喰らってしまったのだ。もう笑うしかない。k先生に習った腕を折り畳んでガッチリ頭部側面をガードする事を、全部忘れております。

という事で、本日の稽古は終了。
最近私は、k先生の講座とかで、顔面有稽古が増えております。A山さんは元極真なのでこういう顔面の稽古は初めてだそうです。私も旧流派では全然経験した事がありません。
普通のフルコンの稽古だけではなく、時にはこういう稽古も新鮮で面白いですね。

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8 コメント

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Unknown (まさ@マレーシア)
2015-03-14 09:09:42
おはようございます。
伝統空手の特徴として、遠間からの飛び込みの上段突きとカウンターの取り合いだと思うのですが、欠点としては、試合中心だとポイントを取ることを意思ししすぎて、突きが軽いことかな?
なので、ワタシの先生は、寸止めルールの組手とは別に、サンドバックで、実際に突いたり蹴ったりする練習を平行して行うように言ってます。
今の競技中心の選手は、「当てる」程度にしか練習しないので、試合ではいいけど、本気で相手を殴ったら拳を怪我をする人がほとんどじゃないかな?って言ってました。
最近は、拳ダコのある選手は、少ないそうです。
こんばんは~ (k)
2015-03-14 20:12:23
日新会さんは、伝統空手出身のK藤さんがいるからいろんなバリエーションで練習できていいですね!!

ちょっと前の柔道の試合のニュースで重量級の七戸さんが負けた試合なんですが投げから引き込まれたように寝技で決められたり

名前は忘れたけど女性軽量級の選手は寝技で三角で抑え込まれたりした試合をたまたま観たのですが海外の柔道選手って、BJJも一緒に習ってる人って多いのでしょうか?
Unknown (まさ@マレーシア)
2015-03-15 01:46:21
Kさん
こんばんは。
外国人、とくにヨーロッパの選手は、三角絞めが得意ですね。足が長いので、よく効くんです。
七戸選手の試合は、見ましたが、相手選手は立ち技でまともに勝負してはかなわないので、最初っから狙ってましたね。
奇襲戦法が成功した感じです。

BJJも練習している選手もいますが、そのままでは使えないので、各自アレンジしています。
柔道では、亀になった相手をひっくり返す、横三角で攻めるパターンが多いのですが、BJJではバックポイントを取られるので、亀の姿勢で防御するケースが少ないですね。ほとんどが、ガード VS ベースの攻防になると思います。
柔道では、この体勢だと、すぐに「待て」になり、どちらも何かをしようと思う前に、立たされてしまいます。
三角に関しては、この動画のようなテクニックは、高校の部活ですでに練習されているもので、とくにBJJを練習しなくても習得していると言えますね。
(高校生の高藤選手が初々しい(笑)
https://youtu.be/ekwBEpoV2Es
Unknown (まさ@マレーシア)
2015-03-15 01:54:42
各種三角絞め・固めは、ここから
https://youtu.be/ekwBEpoV2Es?t=17m18s
こんにちは! (k)
2015-03-15 12:48:28
まささん、僕みたいな素人にも解りやすい解説と動画ありがとうございます。
やはり色々な寝技のバージョンで練習するのですね。
しかし高校生でこのレベルはすごいです。
いま体幹トレーニングがはやりですが寝技の基本練習だけで
柔道家の体幹はハンパないですね!!
総合に柔道家がでてもすぐに対応できるのも解ります。
おそるべし!!柔道。


打撃の追記ですが
グローブをつけての顔面にパンチと素手のパンチでは
打ち方も考え方も全く違います。

そしてボディの打ち方も素手とグローブでは違います。

素手のボディの打ち方は人間の体は60%が水分なので
水に波紋ができるような打ち方ができるのが追求の打ち方では?
素手とグローブの違い (T岡)
2015-03-17 08:16:22
まささん、k先生、こんにちは!
ようやく山の中を走るマラソン大会から帰ってきまして、コメントする時間が取れました(笑)。遅れて申し訳ござません。

この間、伝統空手の選手であったK藤さんと、寸止めですが顔面有りのスパーをして、気がついた事が・・・。
グローブなしでの顔面って、今まで習ってきたブロックやパーリングなどのディフェンスが、あまりにも役に立たない事に気がつきました。
グローブだと大きいので、相手のパンチを防御しやすいです。素手だとガードの隙間を容赦なく入ってくる。
的が小さいので、パーリングも非常にしにくい。

無門会の素手(に近い)顔面ありのスパーリングを見てのですが、素手素面だとこうなってしまうのでしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=GA7r1-97HEE
伝統派空手とMMA (東天の獅子)
2015-03-17 22:06:21
こんばんは
UFCに参戦している堀口恭司選手って知ってますか?
彼は、伝統派空手独自の長い間合いからの打撃で連勝を続け、5月にタイトル戦が決まってます。
勝てば、日本人初のUFCチャンプ誕生です。
あと元UFCライトヘビー級チャンプのリョート・マチダも伝統派空手出身です。
MMAでは、伝統派空手の技術が見直されてます。
グローブも素手に近いですからね。
もちろん、MMAで勝つには伝統派空手だけではダメで、レスリング力、寝技、パワーが必要です。堀口選手はKID選手の弟子であることから、それらも穴が無い選手になっています。
東天の獅子様 (T岡)
2015-03-22 12:56:41
東天の獅子様、こんにちは!お返事遅れて申し訳ありません。
堀口選手の活躍は素晴らしいですね。私も修業中なので、伝統空手の技術が何がこう・・・とかはわかりませんが、フルコン=実戦的、伝統派=寸止め・・・とかいう時代遅れの解釈(決めつけ)は意味が無いと思っております。
うちの会には某国立大学空手部の選手だった会員さんがおられるので、その素晴らしい技術を目の当たりして驚いております。
対応力という点では、フルコンタクト空手のほうが後手に回っておりますね。うちもフルコン団体なのですが(笑)。

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