キサラギ・ジュンの税務小説

『黄金武将』翻訳『天皇財産と課税』『SCOOPED』ニュージーランド活劇『大統領になれなかった男』『NORADテープ』

Another Story 本当の撃墜機  キサラギ911

2017-07-12 15:09:13 | アナザ・ストーリィ
  • アナザ・ストーリィ  本当の撃墜機


  • □アメリカ大陸の防空システム
    ACC1-13-SAOC、Volume3
     アメリカ大陸と沿海部は統合的なレーダー網とミサイル網及び戦闘機集団のスクランブルにより護られています。
     システムの頂点はADS(Air Defance System)で、NORAD(北米大陸宇宙防衛機構や大西洋防空司令部(CINCUSACOM)を統括しています。
     CONUS(防空防衛隊)という空軍の戦闘組織概念があり、アメリカ空軍、陸軍、海軍、英加メキシコ空軍と連携してシステムが組まれており、これもADSに統合されています。

     ADSシステムの下流に、次のシステムが統合(ネッテイング)されています。
  • JSS(Jont Surveillance System):アメリカ軍とカナダ軍の統合システム
    TARS(Tethered Aerostat Rader System):軽気球など航空機でない飛行体のレーダー追跡システム
    TACS(Teater Air Control System):AWACS(早期警戒システム)の運用システム・レーダー中継及びホーク・パトリオットミサイルとの連携レーダー網
    GTACS Communications:TACSの下部システムで音声によるコミニュケーション(VHF,UHF,SHF(サテライト))で航空会社、コントロール・センター、管制塔などとつながる。
    TW/AA(Tactical Warning/Attack Assessment):軍機、ANG、緊急対応庁の索敵、強制着陸、運行管理の支援システム
    SAOC/AWACS Introperable Missions:訓練システム、NORAD、CINCUSA、ACCの訓練システム
    SAOC/GTACS Missions:対麻薬密輸機対策システム
    などです。ここに書かれない最下流の無数のシステムもネットワークで統合されています。

     このように、アメリカの空はきめ細かく、索敵・運行強制・管制コントロールはすべてこのシステムの下で「動いている」のです。ですが、このシステム統合(ネット化)はある意味複雑過ぎて「運用者」も理解できない場合があります。結局は最終判断は「人間」がすることになります。「撃墜するのか、しないのか」はその人間の命令によるしかないのです。それ以外は方法はないのです。
     このようなシステムに、自殺ハイジャック型テロ攻撃に対する「判断機能」は有効に働いたのでしょうか?それとも訓練用(「寝ずの番人」作戦)のシステムで、訓練としてアーノルド将軍(NORAD司令官)が「撃墜」を命じただけなのでしょうか?訓練であれば「大統領の最終判断」は必要ではなく、JCS(国防省統合司令部)の責任で「撃墜のまねごと」が可能だからです。ですがそれが訓練ではなく、訓練を装った現実のハイジャックだったとしたら事態はどう展開すべきことになりますか?

    □小学校で思ったこと
     ブッシュさんがブッカー小学校で子供たちの朗読を聞いていた九時三分過ぎ、カード補佐官から耳打ちを受けた。「MR.プレジデント、どうやら二機目がWTC南タワーに突っ込んだようです。CNNが現場中継しています」と。ブッシュはそれから五分間、目を空中にさまよわせながら思案していた。
     後にインタビューに答えたブッシュはこう答えた。
    「大統領閣下、NYで何が起こっていたか知っていたのですか?」
    「あ~、そうとも、私はテレビを見て北タワーに突っ込む飛行機を見て“バカなパイロットだな”と思った。操縦が下手なパイロットが誤ってタワーにぶつかった、と思ったのだ」と答えている。
     大統領は頭が混乱している。第一番目に突入したAA一一便のシーンは、九一一の次の日に放映されたのだ。フランスのテレビクルーが偶然、撮影したビデオをCNNに送り、翌日放映されたのです。それをブッシュは当日、その時間帯にすでにテレビで見たという。これは何かの間違いで、二番目のタワー突入(UA一七五便)のテレビ中継を小学校の校長室で見た事実を一番目の衝突劇に二番目をダブらせていた・・ということか?
    「イエ、違うのです」
     ブッシュ一行がホテルから出発してブッカー小学校へ向かう専用車の中で、チェイニーから電話を受けています。「大統領閣下、一番目が突入しました」と。
    ところがマスコミに発表された大統領の言では「ニュースで見た」と言い張ったわけです。大統領の専用車の自動車電話は普通の自動車電話ではありません。the Joint Chiefs of Staff (JCS)に直結しているのです。JSCスシステムは大統領シークレット・サービスともつながっていますから、シークレットサービスからカード安全保障担当首席補佐官の携帯電話につながった時点ですでに報告されていたと思われます。もちろん、その情報はすぐ、大統領に報告されたと思います。その時間は客室乗務員のB・オングさんとM・スウィーニーさんが本社オペレーションセンターに盛んに機内情報を送っていた八時一四分ごろの少し後だったと考えます。航空会社のコミニケーションは常に盗聴(?)されていて、すぐADSへあがってきます。JCSのマイヤーズ将軍(統合参謀会議副議長)はすぐ、大統領補佐官とシステムでつながり、「該機を落とすべきか、静観すべきか」問います。大統領側の答えは何だったと思いますか?
    □戦争計画の立案
     九月一一日の深夜までにブッシュさんは最高位の顧問たちをホワイトハウスに集めました。出席者の顔ぶれはチェイニー副大統領、パウエル国務長官、ラムズフェルド国防長官、エルトン将軍、マイヤーズ将軍、テネットCIA長官、アシュクロフト司法長官、ミューラーFBI長官、それと各補佐官、軍事顧問の人たちです。
     その会議の席上、ラムズフェルドさんは各位にイラク、アフガニスタン、リビア、スーダン、イランを含むテロリストを匿う可能性がある国家のリストを作るよう促しました。
  •  九月一三日には、R・アーミテージ国務副長官はパキスタンに飛び、
    (一)アルカイダとビン=ラデンのアルカイダ・グループへの兵站支援を止めること
    (二)パキスタンはアメリカに彼らの情報を逐次、連絡すること、油の供給を止めること
    (三)アルカイダへの志願兵の募集を止めること、もしこれらの要求が護られなければ、アメリカはアフガニスタンとの国交を絶つこと(すなわちアフガンを空爆するとの脅かし)を伝達したのです。
     パキスタンは要求を全てのみますが、実行はされませんでした。
    □「限りなき自由」作戦
     九月一五日、一六日の週末、大統領はキャンプ・デービッドで軍事会議を開きます。シェルトン統合参謀本部議長は、アフガン軍事作戦と地上兵力の使用の可能性に言及しています。テネットCIA長官はアフガン国内で秘密工作を行う手順・日程を提案しています。
  •  一七日、ブッシュさんは、「この会議の目的は対テロ“戦争”の第一回目の役割分担を決めることである」と宣言し、アシュクロフト(ネオコン、前国務副長官)、ミューラーFBI長官、テネットCIA長官に「本土防衛計画」の立案を命じたのです。そして、彼はタリバンに最後通牒を送るようパウエル国務長官に命じるのです。《:このシーンは第二次大戦で、ルーズベルト大統領が日本の連合艦隊がハワイ沖にせまっていることを知りながら、知らないふりをして、パールハーバーを攻撃させたときのハル国務長官の姿とダブります。》
     こうして対テロ“戦争”「限りなき自由」というキャッチフレーズの作戦の火ぶたが切って落とされます。その最初の空爆は議会で承認を受けた一〇月二五日よりも一八日も早く、実行されました。作戦開始から約二ヶ月、タリバン政府は倒され、アルカイダが分裂し、一二月二二日、H・カルザイがアフガニスタン暫定行政機構(政府)の議長に選出されました。彼はテキサスの大手石油探査会社、ユノカル に務めた経験を持つ、したがってブッシュ家族とは深い付き合いがある、唯一のバシュトーン人だったのです。
    □ボジンカ作戦
     アメリカ本土襲撃作戦の計画の発案者はK・S・モハメッド(KSM)だったと指摘されています。彼はのノースカロライナの大学で機械工学の学位を受けています。彼は最初はありふれた自動車爆弾、政治的暗殺、ハイジャック、そしてついに旅客機をミサイルに仕立てる自爆型ハイジャックを考案します。彼の甥にあたる「R・ユセフ」は一九九三年ワールドトレードセンターを襲い、「世界貿易センター爆破事件 」を起こしています。脱出したユセフはフィリピンに行き、「ポジンカ作戦 」を実行します。
  •  ポジンカ作戦は日本航空の旅客機に爆弾を積み、大東島付近で空中爆破させる計画で、半ば作戦は成功し、一人の日本人が犠牲になった。このポジンカ作戦は九一一テロの下敷きになった作戦でした。
  •  一九九六年、KSM はビン=ラデンと会い、九一一の計画を提案します。KSMは九三年ごろから本気でワールドトレードセンターを飛行機で攻撃する案を用意していたのです。そのためにはハイジャックで操縦するパイロットが必要になります。
     一九九八年の春、飛行機作戦の目標は、ホワイトハウス、国会議事堂、ペンタゴン、ワールドトレードセンターでした。自爆工作員として、H・A・ミフダール(九一一パイロット)、N・A・ハーズミ(九一一パイロット)、ハラド(ビザがとれず挫折、アジアの国際線のハイジャックに切り替えた。)、A・B・イエメニ(同)の四人が選ばれています。《:当初からハイジャックは四機と決まっていたようです。》
     
  •  一九九九年の終わり、ドイツのハンブルクから優秀なテロリストたちが作戦に加わってきました。M・アタ (AA一一便パイロット)、R・ピナルシブ (イエメン人であるため入国が許されなかったので欧州から支援)、M・Aシャッヒー (UA一七五便パイロット)、Z・ジャッラーフ (UA九九便パイロット:アリゾナのメサで再訓練を受けています。)たちです。一味のリーダー格に抜擢されたアタはドイツからアメリカの三一の飛行教習所にeメールを送り、サラソタのジョーンズ飛行訓練所(ブッシュがブッカー小学校に訪れたときの宿泊ホテルのすぐ近くにある。)外に訓練先を決めます。フロリダは冬の間も訓練が可能で、それよりも中東人の作業員が多数、サラソタにいたからです。
  •  二〇〇〇年一月一五日、ハーズミ兄弟 とミフダール はロスアンゼルスから米国へ入国します。
  •  二〇〇一年四月後半、マッスルグループ(殺人担当)のテロリスト がアメリカに入国を始めます。彼らはマイアミ、オーランド、ワシントンDC、ニューヨークから入国したのです。アメリカの独立記念日までに一九人の全員がアメリカにそろいました。

     1993年2月26日、爆弾を積んだ車はテロリストによってタワーIの地下駐車場2階に置かれた。導火線は点火され、1秒に1cmの割合で進んだ。午後12時17分、爆弾は地下駐車場で爆発した。コンクリートの壁を突き破って4階層に渡り幅30mの穴が開いた。おそらく1GPa以上の圧力が生じ、爆発速度は、4.5 km/秒だったと考えられている。ユセフが仕込んだシアン化(青酸)ガスは、爆発の中で燃え尽きてしまったが、爆発により6人が殺害され、少なくとも1,040人が負傷した。
     タワーの強度が爆弾の破壊力を上回っていたために、タワーの倒壊は起きなかった。爆発により、貿易センターの電気系統や電話回線もすべて寸断された。その煙は両方のタワーの93階にまで上昇して、4つある吹き抜け階段に充満し、緊急時に点灯した照明を覆った。ユセフは数時間後にパキスタンに向けて逃亡した。1998年、計画の首謀者とされたラムジ・ユセフは爆破を扇動し、主謀したとして有罪判決を受けた。(ウイキペデイア)

     ラムジ・ユセフが、1994年12月11日、マニラ発成田行きフィリピン航空434便で、時限爆弾を仕掛けて南大東島沖上空で爆発し、1人の死者と10人の負傷者を出すフィリピン航空434便爆破事件を起こした。1995年1月15日に、フィリピンを訪問するローマ教皇(ヨハネ・パウロ2世)を神父に変装して、自爆テロで暗殺する計画であった。20人のテロリストがこのために訓練された。この計画は、次のハイジャック計画のために欧米の捜査当局の目を逸らす狙いであった。次に計画されたのが、本来の狙いであるアメリカ合衆国行き航空機の同時多発的な爆破であった。
  •  東アジアまたは東南アジアでストップオーバー(途中寄港)する11機の航空機が狙われた(その大半が成田国際空港経由であった)。計画では、テロリストたちは座席下のライフジャケットに爆弾を忍ばせて、途中寄港地で航空機を降りてしまう。爆弾は同時に太平洋上で爆破させる。その後、パキスタンのラホールで落ち合う計画であった。
  •  爆弾はMark IIと呼ばれ、カシオ計算機製のデジタル時計を時限爆弾のタイマーとして用い、毛玉のような形状で安定性を与え、バッテリーは靴のヒールに隠す。ニトログリセリンはコンタクトレンズの洗浄液を偽装する・・・計画であった。

    ■KSM(Khalid Sheik Mohammed, KSM)
    「米同時多発攻撃の主犯格ら軍事法廷へ、死刑の可能性も」 
  •  Reuters, 2012年 04月 5日 10:30 JST

    □19人のハイジャック犯の正式なフルネーム
    モハメド・アタ(Mohamed Atta)
    ラムジ・アル=ピナルシブ「Ramzi_Binalshibh」 
    マルワン・アル=シェヒ(Marwan al-Shehhi)
    ジアド・ジャラ(Ziad Jarrah)
    ナワフ・アル=ハズミ(Nawaf al-Hazmi)
    サレム・アル=ハズミ(Salem al-Hazmi)
    ハリド・アル=ミフダール(Khalid al-Mihdhar)
    アブドルアジズ・アル=オマリ(Abdulaziz al-Omari)
    ワイル・アル=シェヒリ(Wail al-Shehri) 
    ワリード・アル=シェヒリ(Waleed al-Shehri)
     サタム・アル=スカミ(Satam al-Suqami)
    ハニ・ハンジュール(Hani Hanjour)
    サイード・アル=ガムディ(Saeed al-Ghamdi)
    アフメド・アル=ハズナウィ(Ahmed al-Haznawi)
    アフメド・アル=ナミ(Ahmed al-Nami)
    ファイズ・バニハマド(Fayez Banihammad)
    アフメド・アル=ガムディ(Ahmed al-Ghamdi)
    ハムザ・アル=ガムディ(Hamza al-Ghamdi)
    モハンド・アル=シェヒリ(Mohand al-Shehri)


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