キサラギ・ジュンの税務小説

『黄金武将』翻訳『天皇財産と課税』『SCOOPED』ニュージーランド活劇『大統領になれなかった男』『NORADテープ』

ゴールドウオリアーズ物語(Ⅰ) 著作者の断り書き キサラギジュン訳

2016-12-31 18:26:46 | ゴールドウオリアーズ
  1. そして物語が始まります。中国バージョンジュン・キサラギの税務小説Flag Counter
  2. □著者の断り書き
  3. 多くの友人が云っている。「その本は歴史的には重要で、出版されるべきだ」と云うのだが、次いで「もし、出版の暁には君たちは多分、殺されるだろう」って。オーストラリアのある友人もこの本を読んで、「あいつらがおまえを生かしておくことはないな」とまで云うのだ。
  4. 「あいつらって誰のことですか?」
  5. 話題を少し別の視点に置くが、ヒトラー配下のドイツ空軍と機甲部隊がポーランドに電撃侵攻したのは一九三九年九月一日だった。その五年ほど前に、日本は高性能の軍事機構を駆使し、支配民族であるという優越意識を抱いて近隣諸民族を支配する権利(八紘一宇 )の実現を目指し始めた。
  6. 日本のアジアの席巻および戦争の贈り物、「天皇の金塊」をアメリカの銀行に隠そうとする試みは同様に「ホロコーストの金塊」をスイスの諸銀行に隠した事実ときわめて密接に関連している。どちらも秘密裏に行われ、危険な仕事であった。
  7. □ゴールド&デッド
  8. 『ゴールド&デッド』(『Swuiss the Gold and the Dead』)の著者、ジーン・ジーグラー(Jean Ziegler)、彼はスイスの議会法学者でかつ歴史学の教授でもあるが、アメリカの上院金融問題委員会で、五〇年間にわたるスイスの諸銀行の違法行為―ユダヤ人の金塊を奪ったこと―について証言した。おかげで彼はスイス連邦検察庁のカーラ・デル・ポンテ(Carla del Ponte)検察官から“裏切り者”と呼ばれることになる。
  9. スイス金融業界の抗議は、二一の機関から出され、渉外弁護士や右翼の政治家、スイスの大銀行(といえば、UBSやクレディスイス)の株主連中の大部分(といえば、マルコスやアメリカの大金持ちたち)からクレームを受ける結果となった。「ジーグラーだって、スイスからカネを脅し取るユダヤ組織の共犯者のようなものだ」と。
  10. だが、ジーグラーこそ、被害者なのだ。「金稼ぎ(グリード)に倫理を持ち込んだ」ことが訴追される理由だったからだ。
  11. □クリストファー・メイリの場合
  12. メイリはその書類をアメリカの上院金融問題委員会に提出し、証言したので、彼と彼の家族は今、アメリカで避難民扱いである。どこにいるかは知られていない。
  13. 私たちが『宋王朝』(Soong Dynasty)を書いたときはCIA幹部から脅かされた。「台湾からヒットマン・チームが来るぞ」と。あるいは、「これはきわめて微妙な問題だ。もし俺が君たちだったら、たぶんブリテッシュ・コロンビアの海浜近くに避難しているな」と。
  14. そして、私たちが『マルコス王朝』(マルコス・ダイナステイ)を書いたときは、マルコスの取り巻きたちから何等かの妨害を受けることは初めから予測していたが、そうではなく、ワシントンからの脅かしがあったのだ。
  15. 他にも「マルコスがいかに悪事を働いたか」に焦点をあてた書物は多くあるが、私たちのものは「アメリカの悪事(特にCIAによるマルコス金塊の秘密取引)」に触れているからだ。「財務省やIRS(米国内国歳入庁)の攻撃があった。夜遅く私たちの両親のところにも電話がかかってきた。ニューヨーク、JFK空港では私たちを応援する著作者グループが、旅券を取り上げられて三時間、足止めを食った。理由はまたもや“アメリカの国益の侵害の恐れ”というわけではなく、何も示めされなかった」ということだ。
  16. □真っ黒な答案用紙
  17. ところで、私たちが情報の自由公開法の下、国家に何か質問すると真っ黒な答案用紙が帰ってくることは誰もが経験済みだ。役所・官僚の支配が法の上にあるからだ。(訳者注:これは日本でも同じだ。TPPの交渉経過の真っ黒な報告書があったばかりだ。)財務省筋から電話があった。「君たちが日本のテレビ・ネットワークでしゃべった言動のビデオがここにある」と。それは、日本語で取材されており、夫妻は初めて見るものだった。
  18. 「ヨーロッパにある、あるクリニックの病症の履歴(ある作家夫妻のもの)にアメリカ人のある医者がいかにもあなたの主治医であるように装ってコンタクトを取ってきたのよ」とある太った看護婦長が話してくれたことがある。この本(『ヤマト・ダイナスティ』)の内容の主なものは二〇〇一年にサウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙に連載された。案の定、他紙の編集委員からクレームがついて「すぐに連載をストップしろ」と言ってきた。新聞社へのEメールの情報が夫妻にわかるまで七二時間かかるのに、そのコピィが夫妻のいる町の新聞関係者から即、届けられるのには閉口した。
  19. 前述のジーン・ジーグラーは言う。「私たちは“市民”のではなく、国・公共の権利を守る公務員の健忘症と闘っているのだ」と。
  20. ある作家夫妻はずいぶん危ない時期を過ごしている。まるで一九三〇年代のドイツのようだ。その時代、ドイツではナチスの隠匿物資を口にするものは一人もなく、もしそういう者がいれば、そいつらは「テロリスト」か「裏切り者」と烙印を押されることになっていた。二、三ヶ月前、日本の戦時捕虜として捕まっていた米国人兵士たちや奴隷労働した者たちのグループが補償を求めてアメリカで訴訟を起こしたことがある。アメリカ政府はその告発者たちをまるでテロリストみたいな扱いをした。良好な米国の日本に対する行政指導、外交政策を阻む者は誰であっても米国の国家安全保障の敵だということらしい。具体的にはCIAの敵ということだ。
  21. CIAの元幹部はこう表現する。「識別された情報、たとえば国家機密に区分された情報―をリークするのはやめた方がいい、さもなくば、SWATチームがジャーナリストの家族が待っている自宅に旦那より早く到着することになる」と。
  22. この本では、トルーマン大統領が、戦時中の日本の略奪品やナチスのそれを回収して、アメリカの利益のため使うため隠してしまったことによる「善悪」を論じていない。これは別の機会に論じようと思う。完全に黙殺的な秘密主義はそれを扱う者を悪に走らせるということ、そのスラッシュ・ファンドから派生する悪は今なお、ガンのように増殖している、ということだけは申し述べておく。不正のグローバルなネットワークはスラッシュ・ファンドのまわりに網をはっている。官僚、政治家、将軍たちは「黒いカネ」に病み付きになっているのである。愛国主義と言う外見の極右のアメリカ人たちによってこの「戦争のゴールド」をアメリカに吸い寄せてきた。
  23. トルーマンの予期しない結果を生むことになる決断が世界金融の毒薬の部分をつくった。それは一般の市民を危険地帯(ハザード)に導く。これらの悪事にかかわった人や組織はそれを隠しておくために殺人だっていとわないだろう。
  24. その病気を治すためには、それが何かを知るのが一番である。しかし、マルコスが狼瘡にかかって気が狂うのならば、最初にそれを診断した医者が処刑されることになる。その診断書が世に出たならば・・。
  25. アメリカと日本政府が協力してゴールデン・リリィに関する書類を破棄、回収、紛失の措置に出ようとすれば、われわれ側にも対策はある。何千と言う証拠を残すのだ。そのため、何千時間ものインタビューや書類をこの本の付録として(別売りの)CDに残している。
  26. ウエッブサイトは http://www.Bowstring.net(現在不通)
  27. 自らの目でたしかめてもらいたい。
  28. それらの証拠が事実であることをこの本で述べていく。真実は正面から流行ってこないのである。真実は「なにかしなければならない」と感じたジーン・ジーグラーやクリストファー・メイリのような「わずかな」、そして「小さな」ものから出現するものなのだ。
  29. なにか不吉な兆候が感じられたら、われわれは、このCDを含む情報をインターネットの各所のサイトへばらまく用意がある。もしわれわれが殺人の憂き目にあったならば読者諸兄はそいつが「誰なのか」たちどころにわかるであろう。
  30. 白黒、カラーの写真、地図、イメージ、書類などが九〇〇メガバイト分、CDに入っている。
  31.  
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