マチンガのノート

読書、映画の感想など  

象徴と言語と空間

2016-11-16 20:56:01 | 日記
自閉症の人の書いた絵画などでは、近くも遠くも細かいところまで
描かれている事がよくあるが、外部からの刺激を全て同等に受取るため、
見えたものを全て描こうとしているのだろうか。
象徴と言語を獲得すると、それに続いて空間を認識するのだろうか。
時間というものが手に取ったり出来ないのと同様に、空間と言うものも
体験的に捉えるところが大きい。
象徴と言語によって、自己の身体や外界を捉えるようになって、
外部空間の認識が進み、遠近のメリハリを感じ取るようになり、
自分にとって重要な外部からの刺激とそうでは無いものを区別するようになり、
外界の光や音を整理することが出来るようになるのだろうか。
そのことで、不要な刺激を感じなくするようなフィルターのようなものを
身につけることによって、適応的な振る舞いが出来るのだろうか。

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