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雨、新潟のイワナたち

2017年07月04日 | 渓流・本流2017
週末は笛木さんと新潟山中で遊んでいました。

予報によると土曜は曇りベースから段々降り始めるとのことだったのですが、関越トンネルを抜ける手前から土砂降りに。目的の川は濁流と化している、うーん。

釣りができそうな川を探してふたたび走る。濁りに強い枝沢を見つけた、ここなら竿が出せそう。





ポツポツとイワナが遊んでくれました。まずはソリスト50MD2 FSで一本、増水しているので60ストレートに変えて一本。

おや。ウッドグリップ、アルミリールシートで作ってみたレヴェルトラウト5.0MT。もちろん今のところワンオフです。





笛木さんも同じようなペースでキャッチ。信頼しているソリスト40DDがこの日も活躍していました。


雨は激しさを増すばかり、この日は早めに奥只見山荘さんに投宿。すぐに宴会ですよ、もちろん。

日曜日、やはり朝から時折り叩きつけるような本降り。さあどこの川へ行こうか。



7月でもまだこれだけの雪渓が。危険なのでうかつにくぐったりしません。



初めての川では特に、奥まで進むか、諦めて戻るかの決断を迫られることがままあります。

滝は高巻けないけれど、奥の支流だったら行けそう。



頑張って詰めてみたけれど、魚影は薄かった。行きにヘツって足場を確認してあるので、釣れない戻り道もそれなりに楽しいのです。

高巻きやヘツリは自分の技量、体力を過信することなく、くれぐれも慎重に。無理だなと感じたら勇気をもって撤退したいですね。

私はヘツリではルートや足場を慎重に確認すると同時に、必ず足を滑らせた場合を想定してから足を掛けるようにしています。飛び込めそうか、どこに流されれば一番安全か。

渓はチャレンジも魅力の一つですが、最低限のロープワークとヘルメットなどの装備がなければ無理に進むべきではありません。無理しなくとも、釣れる魚はたくさんいますからね。装備があっても自分の技量には難しいと感じたら、繰り返しますが引き返しましょう。

さて、源流はどこも増水でポイントが消滅してしまっているので、諦めて下ることに。



本流筋に出た。出た時は本流筋も増水していていくらか怖いぐらい。けれど様子を見ているうちにみるみる引いていく。増水も減水も早い川なのでしょう。



結局は上にも下にもほとんど動けなかったけれど、限られたポイントで笛木さんがしっかり釣ってくれました。

レヴェルトラウト5.6MTにチューン済みのカーディナル3RD。60ストレートで釣れたようで、嬉しかったみたいです。


強く降ったりやんだりの両日。入渓、退渓が頻繁だったこともあり、落ち着いて釣ることは叶いませんでした。天候とよく相談して再訪したいと思います。


Photo by 笛木さん&小平

Report by 小平