ZANMAI BLOG(新アドレス)

遊べや遊べ。
素晴らしいトラウトとの出逢いを綴ります。
タックルのお知らせもこちらからどうぞ。

東古屋湖ザンマイカップ、キャッチ&クリーン芦ノ湖のお知らせ

2016年09月28日 | イベントのお知らせ
渓流が続々と禁漁に入るのと入れ違いに、湖の話題が戻ってくる季節になりました。

11月はそんな湖でふたつのイベントが開催されます。
 

*11/5(土)東古屋湖ザンマイカップ 集合場所など詳細未定

秋はやらないつもりだったんですけれど・・昨日漁協さんから電話をいただき、急遽開催が決定しました。

ほぼ一か月しかありませんし、春のような規模での開催は考えていません。

景品なども期待しないでください。それでもいいから秋の気持ちの良い湖でミノーイングを楽しもうよ、そう言ってくださる方々、私まで参加希望のメールをください。

10名ほど集まれば開催します。11/3(祝)は東古屋で漁協さん主催のスーパーレインボー大会が開催されます、そういうことです(笑)

参加表明、ご質問は下記までメールをください。コピペが面倒な方は、うちのホームページのORDERなどから注文メールをクリックいただければ、自動的にメールフォームが立ち上がると思いますので、そちらからどうぞ。
kodaira@basil.ocn.ne.jp



*11/13(日)キャッ&クリーン in 芦ノ湖

第何回になるのかな、今秋も芦ノ湖でキャッチ&クリーンが開催されます。

湖岸の清掃と稚魚放流を行います。集合時間やBBQなど詳細は未定です、追ってお知らせしますね。 

こちらも参加者さんを受け付けますので、メールをください。

 
 


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日川釣り大会へ

2016年09月21日 | 渓流・本流2016年
三連休最終日は、山梨の日川にて開催された釣り大会へ参加してきた。

この大会、昨年に続き二度目の開催だが、私は初参加となる。ここのリバーキーパーを務める若林氏が主催し、釣り大会ではあっても当然のように放流など一切しない。

もともと発眼卵に力を入れていて、成魚放流とはまず無縁であるこの日川のこと。シーズン最終盤の気難しい魚を相手に、しかも連休最終日ときたら。さらに日川本流筋の某所から某所までと釣り可能エリアを限定し、支流や枝沢での釣りも禁止ときた。

漁協さんが主催なのにボーズ上等ということか。いや、発眼卵から日川が育て上げた美しいイワナをぜひ釣って欲しい、そういうことなのだ。そうきたか。

当日はフライマンが4名、ルアーが10名、計14名が参加。限定された区間での釣りということもありバッティングを避けるために、集合時に若林氏がペアで組み分けとエリア分けをして、さあスタート。



私はZANMAIユーザーでもある、田中氏とペアとなった。ペアとはいってもお互い離れて釣るのは自由なのだが、せっかくの機会なので付かず離れずの距離で釣ることに。ここはやはり、田中氏に先行していただこう。

とりあえず割り振りされたポイントに入渓するも、真新しい足跡がくっきりとある。これ今朝のだねえ、それでもまずは様子を見ることに。

しばし釣るも反応はほとんどない。首をかしげつつこのエリアのどん突きとなる堰堤まで行くと、やはり釣り人がいた。大会とは関係のない餌師のようだ。

一度退渓し、上流へと歩き適当なところで再入渓する。

反応はやはり芳しくないが、とあるポイントで田中氏にガツンとヒット。ミノーはソリスト50MD2だったか、DDかのどちらか。

ところがところが、この貴重なイワナをネットイン寸前で痛恨のバラシ。あと20㎝の距離で。田中氏いわく、尺ほどのイワナだったそう。釣れていれば優勝もあったかも、とかなり悔しそうだ。

 
私はといえば田中氏と適当な距離をとりながら、氏の背中を気にしつつアップで、クロスで、ダウンでと流すものの、時折りチビが走るのを見るにとどまる。氏が右岸を釣っていれば左岸へ、アップの釣りが多そうならダウン中心で、と同じミノーイングの釣りながらなんとか差を出そうと苦心していると、





ようやくヒット。8寸ほどだけれど、さすがに綺麗なイワナだ。

ソリスト50DD FS(未だプロト)をダウンで流し込んだら食いついた。



よい倒木があった。釣りそっちのけで撮りたくなる。

倒木に良いも悪いもあるものかと言われそうだが、ちゃんとある。

 
雨脚は強まったかと思えば、サッと日が差す瞬間もあったりする。なかなかよい反応を得られない我々、なんせほとんどチェイスすらないのだ。集合時間が迫ってきたこともあり、一旦車まで戻りその付近を釣って終了しようと決めた。



小振りだったけれど、田中氏最後の最後に釣った。一匹は一匹、昨年のこの大会はボに終わったというから、二年連続も頭をかすめたことだろう。悔しいバラシもあった、それでも胸を撫で下ろすキャッチに握手、笑顔。





うちの嫁さんは若林氏に案内していただき、お気に入りの50MDでやはり小振りながらも二匹のイワナをキャッチ。これはそのうちの一匹だけれど、かなり黒ずんだイワナだったそう。





この日川でかつて40オーバー、50オーバーのスーパーイワナを釣っている若林氏は余裕のキャッチといったところか。



14:00に上流部にある、ペンションすずらんさんに集合。昼食をいただいたのちに、さあ表彰式。

入賞商品のほか、参加者が各々一品を持ち寄り、上位から好きなものを持ち帰れるというのも、この大会らしくユニークだった。



優勝はやはりここ日川のリバーキーパーのIさん。さすが地元、32㎝のイワナは断トツの優勝。おめでとう。

ちなみに私の24㎝は同寸が2人おり、3人揃っての2位だった。



主催者さん大変お疲れ様でした。参加の皆さん、楽しい一日を共有させていただき有難うございました。

手作り感一杯の、心のこもった大会だったなあ。


*大会は人数に限りがあったため参加希望者を募ることはできなかったけれど、来る10/16にここ日川にてイワナやアマゴの産卵床の整備、ゴミ拾いなどに有志が集うので、日川に興味を持たれた方はいかがだろうか。

私も参加予定、8:15にペンションすずらんに集合。要事前申し込み、まずは私までどうぞ。

タックル
ロッド:レヴェルトラウト50MT+2000番+ナイロン6lb
ミノー:ソリスト40DD、同FS、ソリスト50MD2、同FS、ソリスト50DD FS(プロト)、ソリストシャッド50など
ランディングネット:オリジナル コラボネット28cm

Photo&Report by 小平



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ウッドリールシート

2016年09月20日 | オリジナルロッド Revel trouts
イベントの日程が決まり始めたりと、来シーズンに向けた動きも活発化してきています。



まずオリジナルロッド、レヴェルトラウトについて話をさせてください。

これまで皆さんからたくさんの声を寄せていただきましたが、一番多かったのが源流用コンパクトロッドと8f以上のロングロッドを作って欲しいという声。

これに並ぶほど多かったのが、ウッドリールシートのバリエーションを増やして欲しいというものでした。

これまでウッドリールシートは樺材の黒か茶、この二種類から選んでいただいてきましたが、いくら質実剛健を旨とするレヴェルトラウトでも、この部分では物足りなさを感じさせてしまっていたのかもしれません。

そこで来シーズン制作分はこのウッドリールシートを様々な銘木で作れないか、サンプル制作の依頼をしたり、各所と折衝を重ねたところ、実現を見込めるところまで漕ぎつけました。

餅は餅屋。銘木は仕入れから加工、コーティングまで専門知識が求められます。これまでと変わらず、国内ですべて作ります。

価格や銘木のバリエーションなど詳細はこれからですが、あのフィーリングはそのままでドレスアップするレヴェルトラウト。やっぱりワクワクしますね。

また、こちらも大変お待たせしました。新たに76MTL、82MTLもリリースできそうです。

Lシリーズはまずこの2機種から。プロトを作り直したりで時間が掛かってしまいましたが、よりミノーイングの操作性向上を目指したLシリーズです。

こちらもご期待ください。



ミノーの話も少し。

先日発売になったGijie秋/冬号で、来シーズンリリース予定の60㎜ミノーを取り上げていただいています。

かなり長くプロトを持ち歩いていたので、ブログでも時折り登場していたこの60㎜。誌面写真上がそうです。

ただ少なくともあと一回、プロトを制作しテストさせてください。

横に写っている4本がプロト、すべて何かが異なっています。こちらもうまくリリースできますように。


いろいろと、私も楽しみにしています。


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河川調査

2016年09月16日 | 日記
昨日は神奈川県の水産技術センター内水面試験場が行っている、河川調査のお手伝いに出掛けてきた。



今回は東丹沢の某沢におけるイワナおよび周囲の環境調査。





採取したイワナのデータをとり、



食性を調べる。いろいろ面白いものが出てきてた。

内容物はホルマリン漬けにして、後日また詳細に調べるのだそう。



研究員からおッと声が上がった。採取されたうちの一匹に、他と少し感じが違うイワナがいた。

ヤマトイワナの血筋なんじゃないか、とのこと。ニッコウなのかヤマトなのか、微妙な感じはあるけれど、丹沢でもたまに釣れるタイプのイワナ。なぜ丹沢にヤマトの血統が棲息しているのか、興味深い話を聞かせてもらった。

先日もヤマトのことを少し書いたけれど、現在ではニッコウの亜種というよりさらにその下のレベルで区分されるべき存在らしい。平たく言うと別種とまでは言えず、地域差ということ。



調査後はすべてリリース、ひと安心。黒ずんできたイワナが多かったな。

有意義な一日だった。日程の都合が合えば、時折り出掛けてみたいと思う。


 
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新規取扱店さんのお知らせ

2016年09月14日 | 納品のお知らせ
新規取扱店さんを紹介させてください。

*TonosamaGaeru(トノサマガエル)

住所:760-0080
香川県高松市木太町1143-1 ローズシャルムハスイ107号

TEL:087-880-5512

過日に代表の福上さんから電話があり、熱心に声を掛けていただきました。
福上さんは渓流などの釣り好きが高じて務めていた会社を退社、自身のお店を持つ決意をされたそうです。

ZANMAIにとっては初めて四国での取扱店となる、TonosamaGaeruさん。

9/17オープン予定とのこと、納める渓流用ミノーは現在制作中ですが、一足先にオリジナルTシャツやロンT、トラウトバッジなどを納めました。

まだホームページは製作途中とのことですが、完成の際にはまたお知らせしますね。

四国はもちろん、全国の皆さん。TonosamaGaeruさんを盛り上げてあげてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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サンビームさんオリカラ大活躍、群馬のKanaiさんです。

2016年09月12日 | 渓流・本流2016年
群馬のKanaiさんから、ここ最近の釣果便りをお預かりしました。釣ってますねぇ。

北関東で毎週のように川歩きを楽しんでいるKanaiさん。音楽好きの同じ歳でもあり、なんだか親近感もあってブログに初登場していただきました。

いよいよシーズンも残り少なくなってきました、心残り無いよう楽しみましょう。





つい先日の1㎝欠けた泣き尺ヤマメ。地元のショップ、サンビームさんのオリカラですね。









イワナたち。イワナにもヤマメにも、このSBオリカラはよく効きますね。





脱走兵なのかオマケのニジマス、大きいな。フックをこれだけ曲げられたようですが、アイが無事でよかった。


「ここ最近の釣果です。

使用ルアーはソリスト40DD FS、ソリスト50MD2サンビームオリカラです。

アップはもちろんですが、ダウンも飛び出ないので重宝してます。」


Photo&Report by Kanaiさん




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収められないヤマメたち

2016年09月11日 | 渓流・本流2016年
岐阜での釣りを終えた夜、かの地ではかなりまとまった恵みの雨が降った。雨音がむなしく響いたっけ。

その後、滋賀に立ち寄った目的はここ、国宝である現存天守をもつ彦根城を見るため。現存天守は12城しかなく、中でも国宝指定されているのは姫路城、松本城、犬山城、この彦根城、昨年指定されたばかりの松江城と5城しかない。



いざ登城。

明治政府の廃城令で同じ日本人によって壊されたり、大戦の空襲や失火で焼け落ちたり。きちんと残っていれば、残す努力をしていれば、今頃はどれだけの文化財となっていたんだろう。惜しいなんてもんじゃない。


岐阜が釣果としては消化不良だったので、自宅への帰路、15分一本勝負で丹沢へ立ち寄った。着時刻は17時50分、この日の日没が18:02だったかな、だから日没寸前。

簡単に支度をして、川に降りる。ソリスト50MD2 FSで刻んでいく、ちょうど日没を迎えた谷合の渓はすでに薄暗く、自分がどこを通し、どのように誘っているかすらしっかり把握できない状況だったけれど、ふいにヒット。顔を見せたのは8寸ほどのヤマメ、写真を撮る前にお帰りになったけど。

顔が見れたのでなんとなくホッとして、無事に帰宅。

翌々日は相模原に所要があったので、ではその前に少し竿を出そうと丹沢へ。頑張って早起きする気はなく、いつも通りに起床。渋滞に巻き込まれながら川に着いたのは9:00ごろ。

この日の朝は来シーズンの発売を予定している、60㎜のテストからスタート。アップで出てこなかったポイントをダウンで攻め直したら、ガツンとヒットしたのは8~9寸のヤマメ、元気いいナア。強い流れから緩い流れに寄せようとしたところ、なんとすっぽ抜け。あらら。

次いで攻めたのは向こうの流れ、ここもアップやクロスでは何も出てこなかったので、ダウンでネチネチ流すとギランと光る魚影。おや、よいヤマメかな。流し直すとしっかりヒット。



ニジマス君でしたか。



そのあともニジマスを連発、一番紛らわしいサイズでしょ。

肝心のヤマメ、反応は決して良くはなかったけれど、やはり8~9寸ぐらいのが何匹か出てきたし、ヒットもした。

この日のヤマメは大雑把にいうとまだ夏を引きずっているヤマメと、すでに秋モードのヤマメ、2種類がいたようだ。すでに縄張り意識を持っているのか、出てきても尾鰭でミノーを叩こうとするヤマメ、盛期のように高速でミノーを追うが口の使い方はかなりシビア、というヤマメ。前者はなかなかヒットにすら持ち込めなかったけれど、後者はヒットはする。けれどすでに口が固いのだろうか、非常にバレやすかった。



暴れ方が凄くてネットインできなかったヤマメが私の足元で吐き出した、8㎝ぐらいのアブラハヤ。尾鰭がすでに溶けているから昨日捕食したのかな。

他にも足元で落としたり、なんだかヤマメたちに翻弄されたなあ。結局まともなサイズのヤマメを写真に収めることはできなかった。



悔しいからこのサイズだったけれど一枚だけカメラに収め、3時間ほどの釣りを終え退渓とした。

次回はとりあえず、シングルフックをすべて新しいものに変えてみよう。

タックル
ロッド:レヴェルトラウト50MT+2000番+ナイロン6lb
ミノー:ソリスト50MD2、同FS、ソリストシャッド50、60㎜ミノー(プロト)

Photo&Report by 小平

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続・岐阜の川旅へ

2016年09月09日 | 渓流・本流2016年
翌日は早朝から歩いた。歩くの大好き、特に重いリュックを背負わずに済む歩きは大歓迎。

岩崎さんはこの歩きが嫌で、けれどこの川の魅力にも抗いきれず年に一度ぐらいは足を向けるとのこと。



途中からはひたすら藪漕ぎ。背の高さを超えるまで伸び放題の笹薮など、確かに面倒な箇所もあった。今年もすでに一度来ているという三田さんはカンを働かせながら、先頭に立ちナタを振るい、道を切り開くべく奮闘してくれた。



ようやく川に降りる。後ろに見えるのが目的の川、ご覧のとおりかなり乏しい流れ。水量は半分だね、と三田さん。

それでもまあ、ようやく竿が振れるのでみな笑顔。さあ行こう。



スタートしてわりとすぐ、まずは釣って欲しいという言葉に甘えて先頭を歩かせてもらった私の50MD2のFSに、イワナがヒット。

幸先良いねえ。けれどこのあとがいけなかった。その直後、遠目のポジションからキャストしたFSに着水後すぐに誘いを入れたところ、横からイワナがすっ飛んできてミノーに食いついた。ドカン、ゴンゴンゴン。出てくるところから食いつくまで丸見えだったけど、良いサイズ。横にいた妻も思わず大声が出る。白くて太くて、腹に少しオレンジがかったイワナ。少し遠目からの目測だけれど尺はゆうに超え、どこまで伸ばせるかな、といったところ。

ところが。やり取り開始直後、急にフッ・・。やられた、あのサイズなら50㎜のミノーなんて丸のみするし、歯も鋭い。ラインが引っかかった上に魚の体重が掛かれば、いかに6lbでも簡単に切られることもある。そのための6lbだったし、ラインも直前にチェック、結び直したばかりだったのだけれど。開始早々、魚に悪いことをした。フックはシングルバーブレスだし、大きな魚ほど賢い。きっとうまく外してくれるだろう。ラインブレイクなんて今シーズン初めて。恥ずべきことなので、反面教師として欲しい。



雑草、というよりも木々が生い茂り始めた林道。廃道となって久しいようだ。

私がイワナ狙いであっても遠目からキャストすることが多いのにはいくつかの訳がある。そこにこそミノーイングの醍醐味があるんじゃないか。そんな勝手な嗜好も多分にあるのだけれど、書き始めると少し長くなりそうなのでまたの機会に。


さて。この規模の小渓流を4人で釣るのだ。ほとんど暗黙のうちに一匹釣ったら交代、となる。

某さんはかなり頻繁に8寸から9寸ほどのイワナを引っ張り出すし、口も使わせているのだけれど、どうしてかやり取り途中で、または足元でバラシてしまう。でもこれも秋の魚の特徴。しっかり口を使ってくれる魚はどうしても減る傾向にあるだろうし、産卵を意識していれば渓魚の体そのものだって変わってくるはずだから。





岩崎さんがキャッチした尺あったかな、よい尾鰭のイワナ。ミノーはソリスト50MD2かDDかよくわからない。

三田さんは皆に先頭を譲りながらも、隙を見ては時折りイワナをキャッチしている。40DDをうまく使っている印象を受けた。

 
それはそうと、スズメバチが多くて困った。こんなにいるのは初めて、と三田さんも岩崎さんも声を揃える。私も初めて。ほとんどいつも数匹のスズメバチに付きまとわれている、そう言っても過言ではなかった。刺激しなければ大丈夫と頭でわかってはいたものの、やはり怖いよね。1匹だけならまだしも、2.3匹にまとわりつかれたらなかなか叩けないし。

こんなこともあろうかと、この日はいつも車に積みっぱなしのハチ退治の専用スプレーを持ち歩いたのだけれど、吹けばすぐに周囲のスズメバチが逃げてゆくことからかなり効果があるみたい。かといって興奮させることもなかった。

教訓。これからの季節にハチ退治スプレーは必携、必ずハチ用と明記されているものを選ぶべし。



これは帰路、林道脇のり面工事された崖で見つけたスズメバチの巣。引くぐらい大きい。キイロなのかな、きっとこういう巣がいくつもあったのだろう。
 

とあるポイントでのこと。ここは嫁さんに優先権があった。我々男衆は後ろで座って見物していたところ、急に嫁さんの顔色が変わった。大きいのが追ってきた!このぐらいのイワナ!と、両手でサイズを示している。

自分には無理だから変わって、という。半信半疑で選手交代、ミノーをキャストすること数投目、グイッと出てきたイワナ、確かに大きい。特に頭が大きい、40はありそうだ。この川の規模、水量で40は特に大きく感じる。

さらに角度を変えて数投、もう一匹出てきた。こちらも大きいけれどさっきのよりはもう少し小さい、尺と少しぐらいのサイズ。

でもどちらも釣れない。皆で代わる代わる、場を休ませつつ狙ったけれど、時々チェイスはするものの、結局ヒットさせることはできなかった。

まあでも特にそれ以上熱くなることもなくて、いいの出てきたね。やっぱりいるんだ夢があるねえ。と、傾き始めた太陽を背にいくらか嬉しそうですらある我々だった。ペアリングしていた可能性もあるしね。大きいのが釣れればもちろん嬉しいけれど、釣れない大物を残して去るのもまた釣りなのだろう。そこには山や川に踏み込み、垣間見たものの、そのまま残して帰れたという安堵に似た気持ちもいくらかあったと思う。

全員が見たけれど、誰にも釣れなかった大イワナ。誰にも釣れなかったからこそ、あれは幸せな時間だったのかもしれないよ。



大きな川に、湖に大物がいるのはある意味では当たり前だけれど、私的には小さな流れのどこかに潜む大イワナ、大ヤマメにもそれと同じぐらい惹かれる何かがある。

この場合、流れは小さければ小さいほどいい。10年、いやきっとそれ以上、いったい何年ここで生き延びたんだろう。どれだけタフなんだろう。そう考えると渓魚はただの渓魚などではなく、少し大袈裟に言えば人生を掛けて対峙する存在になり得るのだから。



釣り人が大物の呪縛から自由になることはとても難しい。だからこそ釣りとは今日、この時の一匹とどう関わるかなのだ、という私が信条とするところに結び付く。

この翌日は独りで、のんびりと見知らぬ渓を歩いてみたが、アマゴは小さいのしか釣れなかった。この時の一匹、とはもちろん魚の大小などとは無関係だ。きっとそうだ。ではこのアマゴで満足したかと問われれば、答えに窮するほかない。

三昧(ざんまい)

《梵語》
①妄想を離れて心を静寂にし、心の鏡に映る実相をみきわめること。精神を集中して動かさない境地。
②ある事に熱中すること。専念すること。勝手気ままにすること。
(旺文社 古語辞典より引用)

そういう境地がきっとどこかにあるのだろう。一度はそこに立ってみたいものだ。








これはどれも、この小渓でかつて岩崎さんがキャッチした素晴らしいイワナたち。


この日のタックル
ロッド:レヴェルトラウト50MT+2000番+ナイロン6lb
ミノー:ソリスト40DD、ソリスト50MD2、同FS、ソリスト50DD、ソリストシャッド50etc

Photo by 岩崎さん、小平

Report by 小平


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岐阜の川旅へ、初日

2016年09月08日 | 渓流・本流2016年
我々のホームリバーに遊びにおいで。そうかねてより岐阜の仲間よりお誘いをもらっていた。

条件が揃えば凄いトラウトが出てくるらしいことは、彼らから時折り届く便りで承知していた。魅力的なお誘いだなあ。そこで作業の算段を付け、先週末に岐阜まで車を走らせた。岐阜の川や町が好きでこれまで毎年何度も遠征を重ねてきたけれど、このあたりで竿を出すのは初めて。渇水気味らしいのが気になるけれど、どうなのだろう。





出迎えてくれたのはこの水系で毎週末、いや正確に言えば時間さえあれば朝駆け夕駆けで遊んでいるという、三田さんと岩崎さん。

釣れても釣れなくても楽しい釣りになりそうだ。



川はやはり渇水で、朝から魚を探すのにかなり苦労した。それでもさすがに地元の三田さん、可愛いけれどアマゴをキャッチ。岩崎さんも25ぐらいのイワナをキャッチしたのだけど、私には数回ゆるいアマゴのチェイスがあったきり。

三田さんは40DDを使っていたそうで、沢でもないのに40を使わざるを得ない状況にこんなはずじゃないんだけどなあ。首をかしげるお二人。



メスノコ。



やはり反応が悪いので、川を移動する。強い押しを持つ本流の流れ、三田さんお勧めポイント。

レヴェルトラウト76MTを操る岩崎さんに何かがヒット、期待して見守るも・・残念ながら良いサイズのウグイ。三田さん後ろでクスクス忍び笑い。



私は68MTにソリストシャッド60でこの流れを攻める。無理に立ち込むと足元をすくわれそうな流れ、みな慎重に釣る。

ゴンとヒットしたものの期待はすぐに裏切られた、姿を見せたのは下口アマゴ。普通、皆はウグイと呼ぶけれど。このあとこの愛すべきミノーイーターを三連発、実はガツンと凄くよいアタリもあったのだけど、強い流れを寄せてくる途中であっさりバラシた。ウグイじゃなかった気がするのは秘密。思わず声が出たな。

タックル:レヴェルトラウト68MT+3000番にPE0.8号+ナイロンリーダー8lb



川下で三田さんにヒット、無事に取り込んだみたい。尺はなかったようだけれど、よい本流アマゴはソリスト50DDで。

結局、一日やって良型と呼べるのはこのアマゴのみだったかな。私なんてアブラビレのある魚には出逢えずじまいだったことは、重ね重ね秘密ね。



垂涎の流れでしょう。でも魚っ気無し。

この日は釣りとしては厳しかったけれど、情報交換をしたり、馬鹿話をしながら川歩きを楽しんだ。

気が付くとあっという間に終了時刻、いよいよ夏も終わりなんだとしみじみ。



岩崎さんお勧めの眺望の良い温泉に浸かって、アナゴ御膳をいただいた。アナゴといえば関東だと思うけど、美味かった。


明日は少し歩くらしい。どういう川なんだろう、凄く楽しみだ。


Photo by 三田さん、岩崎さん、小平

Report by 小平


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秋色ヤマメ、杉本さんです。

2016年09月06日 | 渓流・本流2016年
あちらの仲間に呼んでもらって、岐阜と滋賀へ出掛けていました。

釣りは岐阜だけだったのですが、かなりの渇水でした。釣りを終え、滋賀に移動する夜になってまとまった雨。ぐぅ。岐阜の様子はまた後日に。


さて。広島の杉本さんがカッコいいヤマメをキャッチしましたよ、さっそく紹介させていただきますね。

鼻曲がりの37㎝、すでに十分秋を感じさせてくれます。

こんなヤマメ釣りたいですねえ、酒がいくらでも呑めそう!







「今シーズン、シャッド50sにはとても良い思いをさせてもらってます!

お気に入りのルアーの1つです!」


昨年だったかな、杉本さんに依頼をいただいて制作したこのソリストシャッド。

クロギンは派手さはないけれど、確実によい仕事しますね。おめでとうございました。


ミノー:ソリストシャッド50 クロギン

Photo by 杉本さん
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