斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

2017年統括

2017-12-30 16:26:33 | 特集
 2017年もあと少しで終わり。ということで、毎年恒例の2017年を振り返りたいと思います。
 今年はJR可部線復活開業、京阪電鉄のプレミアムカー連結などの座席保障タイプ列車の運行開始、大阪環状線103系引退、新排ガス規制の開始などいろんな動きがありました。というわけで、私にとって2017年を振り返りたいと思います。

 ・鉄道


 3月のダイヤ改正でに北海道の特急列車の運行体系が大幅に変わり、宗谷本線と石北本線の一部が旭川乗り換えとなりました。これによって「ライラック」「大雪」が復活しました。車両の関係とはいえ、乗り換えになったのは多少不便になった感じでしょうか・・・。


 3月のダイヤ改正では可部線の可部~あき亀山間が延伸開業しました。廃止区間の復活になっただけに注目を集めていました。延伸開業後、さっそく乗ってきました。かって乗った事のある区間なだけに少しは思い出したかな・・・?という感じでした。しかし、本当にベッドタウン化進んでいるなという感じでした。




 今年は何とも言っても大手私鉄で座席保障タイプの列車の運行開始が相次いだ年でしたね。個人的には京阪電鉄のプレミアムカー連結です。京阪は以前から特急列車を運行し、クロスシートを提供していたのですが、更にグレードアップし、料金を取って座席を保証するという例はありませんでした。それだけに革新的でした。しかも、平日朝にJRでいうホームライナー的な列車であるライナーを運行開始させる辺り、本気さを感じさせました。プレミアムカーの滑り出しは好調のようで、混む列車は売り切れが続出し、京阪の売り上げもアップしたとか・・・。
 実際にもプレミアムカーに乗車しましたが、窓配置以外は申し訳ないという感じでした。サービスもよかったです。なんか癖になりそうな感じですね・・・。


 東武では新しい特急列車を運行開始しました。リバティですが、これもよかったですね。デザインにすごさを感じました。



 個人的ですが、今年の鉄道では3つのことをやってきたなと振り返っています。
 1つは地方私鉄です。今年は8月に福島交通、12月に遠州鉄道に乗ってきました。いずれもこれまでに乗ったことが無く、今回が初乗車でした。福島交通は7000系がそろそろなくなるということで、7000系の乗車と撮影で乗車、遠州鉄道は30系モハ51+クハ61の引退がきっかけでしたが、地方私鉄なりの雰囲気を感じることが出来ました。いずれもバス事業を県御しているのですが、バスのほうばっかり撮影&乗車していましたからね・・・。






 2つめはフリー切符を使用しての乗り継ぎの旅を2回やりました。1つは小田急の小田急開業90周年記念1日全線フリー乗車券をつかって小田急線全線をまわりました。関東の大手私鉄は全線フリー乗車券を売っていないところが多いので、貴重な機会ということで切符を購入して乗り継ぎをやってきました。もう一つは世間で話題になったJR西日本30周年記念乗り放題切符を利用しての乗り継ぎの旅です。JR西日本のほぼ全エリアをまわり、多くの新幹線や多くの特急列車に乗ってきました。厳しいスケジュールを組んでしまったのですが、奇跡なのかどうかわかりませんが、大幅な遅れなしで全行程を消化できました・・・。





 3つめは京都鉄道博物館にたくさん足を運んだことです。京都鉄道博物館はJR線と線路を接続させ、現役車両を展示できるようにしたことが大きなポイントです。これを使って現役車両の特別展示を何度か企画していました。今年は4月にJRバス、8月にEF210形+コキ107形、11月に103系、12月にクモル145形+クル144形の展示が行われ、それを見てきました。現役車両を間近に見るというのは滅多にない機会なので、じっくりと観察することが出来ました。
 他に鉄道イベントに積極的に足を運びました。網干総合車両所、京急、名古屋市交通局、広島電鉄などです。



 9月末には来年3月末で廃止予定の三江線に乗ってきました。三江線は初めてではありませんが、明るい時間帯の列車に乗車し、沿線の光景をじっくりと目に焼き付いてきました。そして、天空の駅で有名な宇都井駅にも下車し、いろいろ見てきました。

 ・バス



 バスでは新排ガス規制への移行に伴い、各メーカーで新排ガス規制適合車の発売が相次ぎました。その中で、AMTの採用が相次ぎ、MTはついにセレガーラのみと時代の変化を感じさせました。J-BUSは大きな変更はないものの、三菱ふそうはクーラー形状の変更が大きなポイントですよね・・・。






 地元では12月に新車2台が入り、いずれも新排ガス規制のエルガとなりました。2DG代は秋の辺りから各営業所に投入されていますが、その中で大津にN-6273が投入されました。そして、久しぶりにBタイプの新車としてB-6277が入りました。このBタイプはAMTを採用していることが大きなポイントです。
 新車だけでなく、多数の転入が発生したこともポイントです。ここ数年は新車の投入が相次いだこともあり、転入自体が減少していただけに驚きです。2月にW-3163・1979~1981、10月にB-1209・1210がやってきました。その陰でKC代の廃車、そしてついにKL代の廃車も発生しました。さらにN-6220・6221の転出は意外でした・・・。



 10月1日にダイヤ改正が行われ、25号経路が比叡平へ延長されました。これによって大津比叡平線の大半が石山直通になった事が大きなポイントです。他に石山団地~南郷中学校、京阪石山寺~新浜などの廃止が行われました。ただ、この改正は公式にアナウンスされたこと以外に平日朝ラッシュの2号経路の4号経路への振り替え、平日朝のゾーンバスの再編などいろいろいじられたこともポイントです。因みに今回の改正で朝ラッシュの石山団地系統で中型車の比率が増えました・・・。





 今年は乗りバスも実施しました。
 8月に函館バスで長万部→北桧山→大成学校前→江差ターミナル→木古内駅と乗り継ぎを行いました。函館本線とは反対側の日本海側をバスで巡ってきましたが、函館本線沿線にない雰囲気を感じることが出来、有意義でした。特に江差では北海道ではあまり見られない狭隘道路が続いていたのに驚きました。
 そして、10月に新潟交通佐渡で、両津→岩谷口→相川→佐和田→小木→江積と佐渡島の沿岸を2/3ほどまわってきました。これまでは両津~佐和田の往復しかやってこなかっただけにいろんな知見を得ることが出来ました。迫力のある狭隘道路、素掘りトンネル、海岸などキリありませんでした。










 今年も多数の貸切に参加させていただきました。いつもの関鉄グループばかりでしたが、関鉄以外の事業者の貸切にも参加させていただきました。今年は関東以外の事業者の貸切にもお誘いを頂き、参加させていただきました。企画内容もいろんな試みが感じされ、色々と楽しませていただきました。
 いろんな貸切に参加いただいているうちに4メーカーの車両そして最新のエルハイ、ポンチョなどいろんな車両に乗ってきたなぁという感じでした。






 離島めぐりでは5月奄美大島、種子島、屋久島、9月に沖縄本島、宮古島、西表島、石垣島、10月に佐渡に行ってきました。奄美大島ではかって地元で活躍していたエアロスターMと再会したりしてきました。ただ、種子島では悪天候による欠航などで島に取り残されたのも思い出です(笑)沖縄では主に最近来た新しいものの撮影が中心でしたが、それなりの収穫はありました。9月とはいえ、残暑厳しくてつらかったですが・・・。尚、沖縄本島ではフリー乗車券で各地を回って撮影していました。

 2017年も例年通り活動が出来ましたが、ブログの作成機会が激減してしまいました・・・。この点はお詫び申し上げます。果たして、2018年はどうなんでしょうね・・・。
 2018年も拙HP及び、拙ブログをよろしくお願いいたします。それではよいお年を!

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