斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

S-TRAINに乗る

2017-06-18 20:55:01 | 鉄道
 2017年3月に西武・メトロ・東急・横浜高速の4社を直通する新しい座席指定の
 S-TRAIN
 が運行開始しました。平日は所沢~豊洲、土休日は西武秩父~元町・中華街を結んでいます。そんなS-TRAINに乗車しましたので、レポートします。



 S-TRAINは西武・メトロ・東急・横浜高速の4社を直通する座席指定列車のことを指していますが、S-TRAIN自体は種別として取り扱われていて、駅や車両の案内などでもS-TRAINと案内されていました。西武や東急ではすでに特急が運行されており、これと区別する意味合いもあったのでしょうね・・・。
 実際にも停車駅は特急と異なるので、区別してもおかしくなさそうですね・・・。




 S-TRAINは西武の40000系が充当されていますが、その40000系は通勤列車と座席指定列車の両方に充当できるように
 クロス/ロング転換
 ができるようになっていることがポイントです。もちろん、S-TRAINはクロスシート状態で運行されています。写真はクロスシート状態ですが、4扉がゆえに扉間は3脚しかありません。でも、座席はそれぞれ独立していて、肘掛けも付いていました。もちろん、座席は転換してお見合いできるようになっていました。ただ、座席はリクライニングが出来ませんでした。


 座席の背面にはカップホルダーが付いていました。座席指定列車に充当されるだけにその配慮がなされていました。ただ、テーブルはありませんでした・・・。窓にテーブルがあると転換しにくいですからね・・・。



 各座席の窓側にはコンセントも付いていました。とはいえ、コンセントは1つだけなので、2人に1人しか使えない感じでした。さらにWi-Fiも使えるようになっています。



 車端部は3人掛けのロングシートになってました。一応、これも指定席なんですが、優先順位を下げているのか、だれも座ってませんでした・・・。そりゃ、座席指定列車には不向きですから・・・。この座席にもコンセントが付いていますが、位置はひじ掛けの下でした。




 こちらは40000系最大のポイントである
 パートナーゾーン
 です。西武線でいうと、池袋寄りの先頭車に設けられています。ここで車いすやベビーカーなどを置けるように座席を取り払い、スペースを確保していることがポイントです。しかも、窓も大きくなっていて、車いすなどに乗った状態で景色を楽しめるように配慮されているんですね・・・。40000系は通常の車いすスーペースも別号車に設けられていました。


 こちらは4号車に設けられていたトイレです。私鉄のトイレといえば特急車ですが、40000系は通勤車なので、通勤車にトイレとは珍しいですね・・・。トイレの位置が4号車と編成の中間にあるのは移動の利便性を考慮してなのでしょうか・・・。それとも汚物処理装置の場所の関係でしょうか・・・。


 さて、S-TRAINですが、元町・中華街行きの
 S-TRAIN4号
 に乗車します。夕方に秩父を出発し、元町・中華街に向かう列車となります。当日の行動スケジュールの関係で石神井公園からの乗車ですが、石神井公園駅の自動券売機で座席指定券を購入したら、最後尾の1号車が指定されました。尚、S-TRAINは4扉のうち1扉のみ乗降扱いを行っています。
 1号車に入ると、乗客がたったの1名・・・。10両編成なので、特急列車の6両編成と比べて余計に編成が長くなった影響でしょうか・・・。


 練馬から西武有楽町線に入り、小竹向原でメトロ副都心線に入ります。小竹向原は乗降扱いなしの運転停車で、ここで運転手が交代し、車掌は下車していきました。副都心線内ではワンマン運転を行っており、S-TRAINでも例外ではないようです。ただ、座席指定列車なだけに車内改札などのための係員が乗っていて、副都心線内では何度も車内を巡回していました。


 そして、次の停車駅である
 池袋
 に到着します。池袋は降車扱いのみで、乗車はできません。元町・中華街行きと西武秩父行きの両方とも降車扱いのみですが、おそらく西武としては特急と区別する意味合いがあるのでしょうね・・・。秩父行きは納得できますが、元町・中華街行きも乗車できないのが疑問です・・・。


 そして、次の停車駅である
 新宿三丁目
 に到着しました。ここでは乗降の両方とも取り扱っています。ここで1号車にいた乗客全てが下車し、1号車は私のみという貸切状態となりました・・・。どうやら、夕方の元町・中華街行きは需要が低いほうで、ガラガラが多いとか・・・。ただ、全てがガラガラというわけでもなく、多いときは多いとか・・・。


 そして、次の停車駅である
 渋谷
 に到着しました。副都心線を走り切り、ここから東急線に入ります。しかし、1号車は乗車が無く、引き続き貸切状態に・・・。東横線といえば乗客が多く、常に混雑しているというイメージがあったのですが、東横線内を貸切状態でのんびり過ごす時が来るとは思いもしませんでした・・・。


 渋谷を出発し、地上に上がると外はすっかり暗くなっていましたが、そんな矢先に中目黒に停車しました。ここは乗降扱いではなく、運転停車でした。そもそも、S-TRAINの停車駅は自由が丘だけなんだけど・・・。



 そして、東横線で唯一の停車駅である
 自由が丘
 に到着しました。S-TRAINで乗降扱いを行うのは渋谷と横浜以外は自由が丘のみです。ここでも乗車なしでした。
 しかし、自由が丘を出て次の停車期は横浜にもかかわらず、運転停車は続き、武蔵小杉、日吉、菊名と停車していきます。乗降扱いを行わないのならそのまま通過すればよいのに・・・なのですが、S-TRAINは東急にとっては特急列車扱いで、特急と同じ停車駅で停車するようになっているからだそうです。確かに停車した駅は特急の停車駅と同じですが、停車するのならいっそ停車駅すべて乗降扱いすればよいのに・・・と思うときありました。


 そして、東横線を走り切って
 横浜
 に到着しました。西武線から乗って横浜についたなんて違和感です・・・。ここからみなとみらい線に入りますが、横浜からの乗車は不可で、ここからは降車のみとなります。1号車は私のみの貸切という状況は続きます。


 そして、みなとみらい線で唯一の停車駅である
 みなとみらい
 に到着しました。ここも降車扱いのみです。みなとみらい線内は特急駅と同じ停車駅です。


 そして、終点の
 元町・中華街
 に到着しました。石神井公園を出て1時間半での到着となりました。ここは終点なだけに扉はすべて開けていました。ここで掃除などを行い、折り返し所沢行きS-TRAIN5号になります。

 以上、S-TRAINに乗車したわけですが、座席指定列車として物足りないという感じでした。座席も座席指定列車にしては貧弱で、指定席料金自体も高いな・・・という印象でした。西武線内では特急列車とあまり変わらないし、メトロや東急にまたがって乗るとだんだん高くなっていくし・・・。こうなれば、特急専用車を充てるか、料金の値下げが必要ですね。料金の値下げなら300円を基本に会社をまたがる場合は100~200円プラスしたら乗ってくるかもと思います。
 以上です。
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