和歌山大学前駅
は南海電鉄南海本線の駅で、2012年4月に開業した比較的新しい駅です。これは和歌山県などの自治体からの請願で開業したそうですが、この駅の建設に当たって南海本線のルート変更が行われています。和歌山大学前駅建設中のシーンを何度も見ていて、完成後が気になっていましたが、先日ようやく見てきましたので、レポートします。
和歌山大学前駅は相対式の2面2線で、単純なホーム構造となっています。8両編成が停車できるような長さが確保されており、6~7両分の上屋が設置されています。
和歌山大学前駅は孝子~紀ノ川間に設けられ、和歌山市駅から2駅目となります。この駅は和歌山大学に近いのはもちろんですが、ニュータウンのふじと台の最寄駅でもあるので、副駅名として採用されています。また、2014年に開業したイオンモール和歌山の最寄駅でもあるので、イオンモールの看板も掲げられていました。
駅舎が橋上駅舎のため、ホームとは階段で結んでいますが、階段は難波方の1ヶ所のみで、エスカレーターはありません。でも、エレベータがあり、一応バリアフリー化はなされています。
ホームの駅舎下には特急券の自動販売機が設置されています。開業時は特急が停車していなかったのですが、イオンモールの開業に伴う乗客増で特急も停車するようになったため、券売機が設けられました。
改札口
です。駅務員室はややコンパクトな構造になっていて、窓口や自動券売機がセットになった感じです。券売機はカード対応と非対応がそれぞれ1つずつ、特急券・定期券対応の窓口が1つ、本当にコンパクトな感じですね・・・。
改札口を挟んで反対側には便所も設けられています(中から入る形ですが・・・)。
改札口内にはLCD案内表示が設置され、列車の案内が行われています。ただ、設置位置が改札機より離れた場所にある上にLCD表示なので改札口の外から確認するには文字が小さすぎて確認しづらいです。もう少し工夫してほしいものです。改札口のすぐ近くに吊り下げ式で置くとか・・・。
和歌山大学前駅は東口と西口の2ヶ所があり、それぞれ駅舎を持っています。
こちらは
東口
です。東口には駅ビルのふじと台ステーションビルが併設されており、壮観な外観となっています。このビルは和歌山市に本社を置くユニオン開発という会社が管理しており、4階建てのビルに多数のテナントが入っています。ただ、表から見るとビルが目立ちすぎてこれが本当に駅なのかという感じでした。駅名の掲示がビルの横に小さくあるだけでしたから・・・。
駅ビルの内部ですが、いくつかのテナントが入っているものの、空きテナントがいくつか見られました。どうやら、入り具合が良くないようで、衰退した駅ビル化のような感じでした。近くにイオンモールや大学があるとはいえ、基本的に周辺は何もないところですからね・・・。
東口バスターミナルです。和歌山市駅、ふじと台、和歌山大学を結ぶ路線バスが発着しています。撮影時はたまたまイオンモールラッピングのエアロスターMが止まってました・・・。
東口といえば
イオンモール和歌山
です。2014年に開業したものですが、開業によって和歌山大学前の利用客が増加し、特急が停車するほどになりました。イオンモールへ行くには駅ビルを出てすぐにあるエスカレーターで3階まで行き、連絡橋を通るだけですぐに行くことが出来ます。駅からは道路を挟んですぐなので本当に近いです。一応、中に入って見たのですが、駅より賑わっていたのは確かでした・・・。
こちらは
西口
です。壮観な外観を持つ東口とは対照的にやや小ぢんまりとした感じですが、隣にはユニオン開発が建設したマンションが建っています。駅舎の中にはスタジオ、ユニオン開発の事務所が入っているに過ぎないようです。でも、駅舎の外から自由通路を結ぶ階段がやや大きかったです。
西口にもバスターミナルがありますが、東口と比べて小さく、駅からその近辺を結ぶローカル線が発着しているにすぎないようです。
以上です。
は南海電鉄南海本線の駅で、2012年4月に開業した比較的新しい駅です。これは和歌山県などの自治体からの請願で開業したそうですが、この駅の建設に当たって南海本線のルート変更が行われています。和歌山大学前駅建設中のシーンを何度も見ていて、完成後が気になっていましたが、先日ようやく見てきましたので、レポートします。
和歌山大学前駅は相対式の2面2線で、単純なホーム構造となっています。8両編成が停車できるような長さが確保されており、6~7両分の上屋が設置されています。
和歌山大学前駅は孝子~紀ノ川間に設けられ、和歌山市駅から2駅目となります。この駅は和歌山大学に近いのはもちろんですが、ニュータウンのふじと台の最寄駅でもあるので、副駅名として採用されています。また、2014年に開業したイオンモール和歌山の最寄駅でもあるので、イオンモールの看板も掲げられていました。
駅舎が橋上駅舎のため、ホームとは階段で結んでいますが、階段は難波方の1ヶ所のみで、エスカレーターはありません。でも、エレベータがあり、一応バリアフリー化はなされています。
ホームの駅舎下には特急券の自動販売機が設置されています。開業時は特急が停車していなかったのですが、イオンモールの開業に伴う乗客増で特急も停車するようになったため、券売機が設けられました。
改札口
です。駅務員室はややコンパクトな構造になっていて、窓口や自動券売機がセットになった感じです。券売機はカード対応と非対応がそれぞれ1つずつ、特急券・定期券対応の窓口が1つ、本当にコンパクトな感じですね・・・。
改札口を挟んで反対側には便所も設けられています(中から入る形ですが・・・)。
改札口内にはLCD案内表示が設置され、列車の案内が行われています。ただ、設置位置が改札機より離れた場所にある上にLCD表示なので改札口の外から確認するには文字が小さすぎて確認しづらいです。もう少し工夫してほしいものです。改札口のすぐ近くに吊り下げ式で置くとか・・・。
和歌山大学前駅は東口と西口の2ヶ所があり、それぞれ駅舎を持っています。
こちらは
東口
です。東口には駅ビルのふじと台ステーションビルが併設されており、壮観な外観となっています。このビルは和歌山市に本社を置くユニオン開発という会社が管理しており、4階建てのビルに多数のテナントが入っています。ただ、表から見るとビルが目立ちすぎてこれが本当に駅なのかという感じでした。駅名の掲示がビルの横に小さくあるだけでしたから・・・。
駅ビルの内部ですが、いくつかのテナントが入っているものの、空きテナントがいくつか見られました。どうやら、入り具合が良くないようで、衰退した駅ビル化のような感じでした。近くにイオンモールや大学があるとはいえ、基本的に周辺は何もないところですからね・・・。
東口バスターミナルです。和歌山市駅、ふじと台、和歌山大学を結ぶ路線バスが発着しています。撮影時はたまたまイオンモールラッピングのエアロスターMが止まってました・・・。
東口といえば
イオンモール和歌山
です。2014年に開業したものですが、開業によって和歌山大学前の利用客が増加し、特急が停車するほどになりました。イオンモールへ行くには駅ビルを出てすぐにあるエスカレーターで3階まで行き、連絡橋を通るだけですぐに行くことが出来ます。駅からは道路を挟んですぐなので本当に近いです。一応、中に入って見たのですが、駅より賑わっていたのは確かでした・・・。
こちらは
西口
です。壮観な外観を持つ東口とは対照的にやや小ぢんまりとした感じですが、隣にはユニオン開発が建設したマンションが建っています。駅舎の中にはスタジオ、ユニオン開発の事務所が入っているに過ぎないようです。でも、駅舎の外から自由通路を結ぶ階段がやや大きかったです。
西口にもバスターミナルがありますが、東口と比べて小さく、駅からその近辺を結ぶローカル線が発着しているにすぎないようです。
以上です。
難波駅でも停車駅では「和歌山大学前(ふじと台)」と副標付きで出ています。
確かに「藤戸台」と駅名なら特急停車駅には昇格できなかった気もします。
「藤戸台」という駅名なら全国どこにあってもおかしくない駅名ですが、「和歌山大学」なら地名のブランドがあるからでしょう。
いっそのこと、「和大前藤戸台」という駅名にしてしまったほうがスッキリするような…
コメントありがとうございます。
特急が停車するようになったのはイオンモール開業後なので、イオンモール効果だと思われます。実際にもイオンモールが開業してから乗降客が増えたとか・・・。
なので、和歌山大学前とかで特急が停車するようになったとは言い切れないような気がしますが・・・。