ザンパノ日記

ザンパノシアター制作日誌

ブログ引っ越します。

2011-06-11 | 「どこへも行けない旅」日誌。

「ザンパノ日記」は、ザンパノシアターブログに移転します。

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zampanotheater HP  http://zampanopro.com/

 

新作「どこへも行けない旅」上映会します! 

2011/7/1(fri) 
open 19:00 start 19:30~どこへも行けない旅 (77分) 

2011/7/2(sat) 
open 13:00 start 13:30~鈴子の25歳(54分)  14:45~どこへも行けない旅 

@下北沢アレイホール 

両日\500-*2日は2本観れます。

 

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。ザンパノシアター一同


新作上映会します。

2011-06-08 | 「どこへも行けない旅」日誌。

7月1日(金)、2日(土)
下北沢にて新作上映会します。
(詳細は改めて)

「どこへも行けない旅」。

ご都合宜しければ
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
真面目に色々込めました。

『さあここにおいで
何もないけれど
この道を通ってくれたら
とっても嬉しい
ああ、こんなの
続けていたい
やさしさは
そっとおいといて
気付かれないように
きっと泣けてくるから』

ホームページ一新中。
http://zampanopro.com/

ザンパノ


久し振りにひとに会うこと、。

2011-06-06 | 「どこへも行けない旅」日誌。

土曜日は、生野さんのハンザキを観に行く。

いつもサプライズがあって、本当に楽しみにしている舞台。

今回も久し振りに会えた面々と楽しんだ。

みんな元気そうだった。(腰は早く治してね)

役者さんやスタッフと久し振りに集まり、

久し振りに嬉しい時間だった。

久し振りでいいから、信頼出来る仲間や

好きな人たちと近況を披露し合うことは

とても大事な日常ですね。

今日は、友人のお子様の誕生祝いを買った。

昔僕の作品によく出演してくれた二人。

二人は結婚し、今幸せな家庭を築いている。

あれから少し時間が経って、

僕は少し自分の作品を増やした。

ずいぶんと僕の作品を観ていないだろう。

たまには、会って話すことが大事。

そういう人がいることが大事。

僕は作品を観せることが大事。

その為にはまた次を作らなければならない。

近いうち、新作の予告編アップします。

どうぞお手柔らかに。


近況。

2011-05-24 | 「どこへも行けない旅」日誌。

「どこへも行けない旅」は完成しました。
7月に上映会を予定してます。
出演者、スタッフの皆様お待たせしました。
お待たせしてごめんなさい。
四文屋予約で打ち上げしましょう。

新作だいぶ書きました。
今度はダメな女の子の話を書きました。
これで台無しにした時間を考えてみようと思います。
僕なりに。近いうちにオーディションもしたい。

なんでも一人前の大人のヒトになる為には、
BBQを成功させるのが一番だそうで、
そのへんも見守っていきたいと思っています。

黙ってた間、結構呟きましたが、
相変わらず仕事は真面目がモットーで、
基本毎日野球を見ながら晩酌は欠かさず、
コツコツとやっていました。

明日は給料日、お金があるからといって
変な店に行かないように
恒例の救済の日でもあります。
さあ人と飲みましょう。


とても残念な夜 「わたしを離さないで」

2011-04-02 | 雑記。
この手を映画は、出来るだけ先に原作を読むようにしています。やはりオリジナルが先にあり、オリジナルでないものは、オリジナルの手を借りて、オリジナルよりも大きくなる素質を持つべきものだと思うからです。それだけオリジナルを尊重しつつ、映画がオリジナルとはまた別の面白さを持つことにとても期待しているわけです。よって、例に洩れず、カズオイシグロの小説は読みました。

今となっては僕の好きな映画館も少なくなりました。そんな数少ない映画館の一つ「ル・シネマ」で昨日観てきました。ここの映画ファンは、不思議に大人しくて見えるから好きです。今は無きガーデンシネマより大人なイメージです。それにしても映画の日は、千円です。映画を千円で観ることは、僕には何だかとても悪い気がします。そのせいか久し振りに夜のル・シネマは混雑していて、僕はビールを飲みながら「緑の家」を読んでいます。ああとてもいい気持ちです(ここまでは)。

本編は残念な出来栄えでした。原作にある僕の好きな逸話、僕には逸話というほど小さくない大切なシーンに思えるのだけど、それらが削除されていました。無いのなら諦めもつきますが、それが簡単な説明シーンに変わっていることや、短くおさまっていることに残念な気持ちになりました。

ラジカセから流れる「NEVER LET ME GO」に踊るキャシーを見てマダムが泣くシーンが無いばかりか、マダムの代わりに親友ルースが立っていました。そもそもマダムの存在がよくわかる「ギャラリー」のシーンが全くありませんでした。これでは後半の(されるされないに関わらず)「魂の救済」へと繋がる糸が切れ、僕の魂も救済されるべく何かを待っています。

また、僕の中では、キャシーがトミーと失くしたカセットテープを探しに町を駆けまわる場面はとても好きなシーンだっただけに残念です。その町ノーフォークとは? この映画の中では、イギリスのロストコーナーであることもありませんでした。またそこは、キャシーがラストシーンに立っている場所でもあるのですが…そもそも映画では、トミーは大人になって、頭が弱くなった印象すらありました。ルースがオフィスに憧れを抱いている設定も削除されていました。この設定は、原作の中では色々と広がりを見せているだけに。

プロデューサーに原作者の名前があるということは、ある程度原作の意図していることは、実行されていると見て良いと思います。それが、後半の「提供」シーンの残酷さだと予想しますし、それがこの映画に一定の評価を与えるものと思います。それでもルースの死ぬ場面は、原作通りで良かったと思います。その方が感動的だし、「魂の救済」にも関与できると思うからです。全体的に残酷さを強調し過ぎている感が僕には否めません。

映画が全く小説と同じである必要はないと思います。少しでも映画側にいる者としては、それでも何かが小説より勝ってほしいと思うのが心情なのです。ですから今回の場合、敗北感を胸に、僕は一人映画館を後にしたのでした。その後は勿論飲みに出かけました。だけど、行きつけの店は満員御礼で、仕方なく一見さんになりました。昨晩はそんな残念な夜だったと思います。

不穏から平穏へ 「ヒアアフター」

2011-03-03 | 雑記。

期待度が高いだけに、本作では期待を裏切られたという声を何度か耳にする。私の場合、何故か「映画」への思い入れとは別に、いつも新鮮な気持ちでイーストウッド作品を観れてしまう為に(?)今回も心地良い。私はいつも新鮮な気持ちで「Malpaso」を見つめる。

表立った今回のテーマ(死後の世界などのスピリチュアルなもの)は、実にデリケートな議題だけに、最終的な結論までに至ってはいない。これもイーストウッド作品的と言えば的。撮る人が撮れば、物議をかもしかねない作品にもなりえるわけで、そこらへんイーストウッドの手にかかればということかもしれない。

冒頭の津波シーンを観るだけでも一見の価値があります。安定したカメラポジションで、じっくりと見せていたのは印象的でした。いつも以上に全編を通じて、平易なカットであることが、この物語には肝心であり、より物語性を浮き彫りにしているように見えます。

主人公3人の群像劇とされていますが、私はそう見ませんでした。そうは見えなかったところに、例えば、言い方を変えれば、群像劇に定型は無いけれど、三人が重なる時間が短い、もしくはドラマチックでは無いところに、物足りなさを感じて、この映画の評価がわかれるところではあると思います。

この映画のアウトラインは、死と直面した三人の心の行方を追ったものですが、私にはマット・ディモン扮する霊媒師の再生の物語と見えました。彼の立場に立たなければ、この映画の本質を理解することは出来ても、この物語の感動には辿り着けないと考えられます。

津波のシーン以降、物語は停滞し、地味に進行します。そして、それぞれの環境が変わる(変えようとする)あたりで、映画は実に平穏な時間を取り戻すのです。料理教室に通うとしても、実際のところは、人と人のつながり(パートナー)を求める彼にとって、女に出した手紙は、ただのファンレターであるはずもなく、紛れも無くラブレターであるのは、拡大解釈ではないと思っています。ラストシーンを観れば、それは一目瞭然で、彼の主観がおそらくここで初めて挿入されるのでありますが、おそらくその明るいイメージは、環境を変える為に一歩外へ出たところで、すでに始まっていたのだと想像します。

ですから、この映画が面白い(逆に物足りない)のは、彼らが外へ飛び出した時点で、もう何も起きないことにあるのです。強いて言うなら、あとはもう出会うことだけです。変な映画だなとも思えます。それだけに、私には魅力的に映るわけです。

今まで死後の世界のイメージしか想起することが出来なかった彼の頭の中に、初めて描いた未来のイメージ、それがヒアアフターであるわけで、本作の隠れ主題であると言えます。

私が多く感動した点はここらへんにあって、孤独な男が、少し未来に希望を見出したところが、それが男女の関係にあるところが、妙に現実感があって、引き込まれました。

実は「グラントリノ」より感動したのは、この男の孤独への共感の深さがあるからこそです。今回は老人ではなく、霊媒師ではあるけれど、マット・ディモンは、比較的若くはあるが仕事にあぶれた、筋肉質ではあるけれど世間的に地味な、いたって普通の男を演じています。

家族に理解されない。積極的に理解を求めることもない。今風に言えば出会いを求めている。食事はいつも一人…計4回ほど出てくる食事シーンは妙に説得力があります。狭いキッチン、壁際に座り、小さなテーブル、おそらく自分が作ったであろうイタリアンをすする。

食事シーンは勇気がいるのです。生理的なものであるからこそ、カッコつけたらリアルは感じられない。ある意味ベッドシーンより難しい。イーストウッドはいつも通り普通に撮りました。

映画とは幾つもの解釈があっていいし、それぞれの見方があっていいというのは周知の事実。また、その人の経験や、観る時の気分や体調に大きく左右されるものであるのもまた事実。と予防線を張ったところで、私は、この映画のラストシーンを観たあとに、あっけにとられ、自分の解釈の下、エンディングロール中よくもまあ泣いたものでした。感動とは、そこにあるものではなく、自分の中で生成されるものなのですよ。改めてそんなことも感じました。


鈴子の記念撮影。

2011-02-22 | 「鈴子の25歳」日誌。

上映会の記念撮影。
写っていないイトチューセンキュー。
なにせ君が撮ってくれたんだから!

その後は打ち上げ、四文屋へ。
終わりまで飲みました。
もうしばらく四文屋はいいや
とさすがに思いながら
店を後にしましたが、
明日また行くと思います。
美味くて安いのが一番なんだね。

ああ楽しかったなあ。
僕一人だけでも楽しいと思える日が
そう多くない日々の中で
君も僕も楽しいのは

本当に素晴らしいことだ!


鈴子の上映会の終了。

2011-02-21 | 「鈴子の25歳」日誌。

どうもありがとうございました。
おかげさまをもちまして、無事上映会を終えることが出来ました。

個人的には今まで以上に、とても良い上映会になったと思います。
沢山の方に観て頂く事が出来て、本当に贅沢な時間でした。

駆けつけてくれたキャストスタッフの皆様ありがとうございました。
皆様がいなければ今日がありませんでした。
また、打ち上げも大いに盛り上がり、本当に楽しい時間でした。

素敵なライブパフォーマンスを披露してくれた沙樹ちゃんありがとう!!
「立秋の詩」に負けず劣らず「はじまりの音楽」は良いねぇ!
そして今回の「home」はベストパフォーマンスだった。
今日も仕事中頭の中で流れてました。

現場から駆けつけてくれた網子さんありがとう!!
鈴子はやはりあなたなので、あなたがいて、やっぱりしっくりくるものでした。
ダンスとても感動的でした。Thank you so much,フリーアズアバード。
僕にはその小さな足音と、二人の間の呼吸がとても羨ましく思えたのでした。

これで終わるのは勿体ないから、またみんなでやりましょう。
お好み焼きコッポラ計画に僕も入れて下さい。

最後にご来場の皆様、本当にありがとうございました。
皆さんの「鈴子」を色々な場所に持ち帰って頂ければ幸いです。
そして、アレイホールさんありがとうございました。
また、近いうちにお邪魔したいと願っております。

ああ、久し振りの緊張感を味わったので、体が程良く疲れております。
仕事中は何度か意識を失いかけました。
今日は泥のように眠ります。おやすみなさい。

ザンパノシアター ワタナベタカアキ


明日は鈴子の上映会。

2011-02-19 | 「鈴子の25歳」日誌。

『鈴子の25歳』予告編

いよいよ明日は上映会です。
「鈴子の25歳」です。
初めてのお披露目だとか、
初めての場所だとかで、
結構緊張しておりますが、
食中毒も治ってきたし、
なんとかなりそうです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2011年2月20日(日)
新作「鈴子の25歳」完成記念上映会

他、音楽の押谷沙樹さんのライブや
25歳のトークコーナーあります。

場所:『下北沢アレイホール』
   小田急線・井の頭線
   下北沢駅北口より徒歩2分
http://homepage2.nifty.com/alleyhall/access/

時間:17:00open 17:30start
(正味2時間を予定しております)
料金:\1,000- 
 *飲み物用意しております。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

予約などはありませんので、ご興味があれば
どうぞどうぞどうか是非ともおいで下さい!!


どこへも行けない旅は今。

2011-02-17 | 「どこへも行けない旅」日誌。

「どこへも行けない旅」は今音楽作業中。

色々と効果音やオフやらをいじっております。

間もなく完成するでしょう。

現在予告編を制作中です。

数分の短い時間ですが、

20日の「鈴子の25歳」上映会で、

ご協力して頂いた方々に

披露出来ればと思います。

ずっと胃腸をやられてました。

皆様と一緒に美味しいお酒が

一杯でも飲めれば本望です。