La vie en rose

食べログ化している元ロリバンギャのオタブログ

映画「紙の月」

2015-01-14 09:22:46 | 映画
よく
「ぼっちで映画を観て来ました」
と書いていましたが、よく考えずとも私が映画を観る時は
ぼっちが大半なのだから、わざわざ言及する必要性が
ないことに気付いた音猫です。
こんにちは。



2日に「紙の月」を観ました。








あらすじを読み、女のどろどろした感じの描写が苦手なので
観るのを躊躇していましたが、こちらも既に鑑賞済の母が割と
淡々と銀行のことを描いていたよと言うので行ってみたんです。
小林聡美も出ていることだし。


思った以上に淡々としていた。
主人公が事に及ぶ時の息苦しいBGMが効果的でした。

どんな糞な年下男子が出て来るのかと思いきや拍子抜け。
考え方はクズかもしれないけど、悪事を働く程の
[知恵も根性もないっていうか。

何だかんだ言って主人公にお金をせびってはいないんだよね。
与えられたものをまんま受け入れる主体性のなさだけども。
浮気さえしなければもう少し好評価だったんだがなあ。


主人公も恋愛に盲目な阿呆女という訳でもなく、
もうこれ誰が悪いんだか分からねえな。
横領したお金も自分のためには使っていない訳だし。
相手との関係を続けるための手段と考えれば最終的に自分に
返って来るとも言えなくもないが、自分が贅沢な思いを
したい事が動機ではないんだよね。
どちらかと言えば精神的充足を求めた結果。
幸せをお金で買おうとした印象。


旦那がもっと高圧的なタイプかと思ったらそうでもなかった。
決定的に空気は読めないけど。

お金を横領した事よりも他人の信用を踏みにじった点で
悪いことな気がしたなあ。
ここまで額が大きいと逆にお金で測れない。


横領の方法については発覚さえしなければ度胸さえあれば
出来てしまいそうで怖いね。
現代では通用しないやり方なんだろうけれど。
そもそも銀行員が直接家に来て大量の現金を渡す様子にすら
どきどきだったよ…。






「猫が忍者化wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
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