どうも! 星野くみ子です。  

座間市の星野くみ子が日頃の活動などをお伝えしたいと思います。
★コメントに関しては事前承認とさせて頂きます。

時代にそぐわない?

2017年03月24日 | 日記
どうも、星野です。


やっと、


やっと第一回定例会が閉会しました。


いやはや、今定例会は何ともいろいろありました。



座間市には米軍施設「座間キャンプ」があります。


そこには自衛隊の座間駐屯地があります。



1971年にこの自衛隊が座間に来るにあたって、

住民の大きな反対運動があり、

当時の座間町長と横浜防衛施設局長との間に「覚書」が結ばれました。





【自衛隊移駐に伴う防衛施設局長との締結文(覚書)】には、

『第1条 施設部隊(約300名)の一部使用とし、その範囲は「施設584号(YFA)昭和 46 年 2 月 13 日付 横浜防衛施設局長」名文書記載の     とおりとする。(別添図示)

  第2条 (甲)は、キャンプ座間の基地縮少について最大限の努力をする。』

と記されています。この「覚書」は全部で13条あり、また、「確認書」として

『第1条 (甲)またはその他の理由により、覚書記載の各条項のいづれかについて将来共実現不可能の場合は、覚 書は無効とし自衛隊の使用は取消す。 ただし、(乙)がその理由を理解した場合はこの限りではない。
 第2条 前条の規定により覚書が無効になった場合において生ずる(甲)のいかなる費用について(乙)は何らの 責も負わない。
 第3条 覚書または確認書の規定に関し甲と乙との間に疑義が生じたとき、または定めのない事項については、( 甲)、(乙)協議して定める。』とも記されています。

https://www.city.zama.kanagawa.jp/www/contents/1229569635421/files/oboegaki.pdf


今定例会の議員提出議案として、最大会派の「自民党・いさま」から、この「覚書」の見直しを求める決議が提出されました。


理由は、「覚書」締結から45年経った現在の状況にはそぐわない、ということ。


しかし、自衛隊が好きとか嫌いとかの問題では無く、座間キャンプが座間のまちつくりに大きな障害だったこともあって、
苦渋の決断であったこの「覚書」締結。

今回、自衛隊のひとつの中隊が座間駐屯地に配属が決まり、300人を超えてしまうことが確実だから何とかしたいということなのでしょうか。


しかし、「基地の整理・縮小・返還」を市是としている観点からは全く逆の行い。


しかも 「覚書」のどこをどう変えたいかには全く言及せず、ただ「見直しを」と求める姿勢は、


今の安倍自公政権が憲法のどこを変えるかと言わないで、ただ「改憲を」と言っている姿勢と全く同じです。

覚書 にせよ 憲法 にせよ、時代にそぐわないというのはただの言い訳。

特に憲法に関しては、時代が憲法に追い付いていないだけ。




この議員提出議案は「自民党・いさま」「公明党」「ざま大志会」「ざま明進会」が賛成。

「日本共産党座間市議団」と「会派に属さない議員」3名が反対。15対6で採択されてしまいました。




昨年9月の選挙以来、ここ座間の市議会では数の力で押し切る事が数々行われています。

まるでプチ国会。



心が折れそうになることもあるけど、負けてはいられない。



このキャンプ座間の「覚書」問題は広く市民に知らせていかなければいけないと思っています。



みなさん、声を上げつつげて行きましょう。



写真は 道端のタンポポ。

強く、可憐に、健気に。
コメント
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