ザッキ~学童日誌FILE2 『ビスケット半分の誕生日』 2013年11月23日
じつに
何十回目かの誕生日を迎えてしまったザッキ~
ふつうのひとは うれしいと感じるんだろうけど
ザッキ~の場合、実年齢を嫌でも突きつけられる日なので
ハッキリ言って “好きでない日” のひとつである(笑)
かくして2013年の11月22日(金)も 普通どおり 学童に出勤し、
539枚と言う膨大な数の学童思い出フォトの仕分けを済ませ
『トイレの神様』を口ずさみながら掃除をしていたザッキ~、
3時過ぎに元気良く娘*息子が帰ってきた
『ただいま~ あれ?ザッキ~は??』
の声に気づきゴム手袋をしながらトイレ入り口から顔を出すと
子供たち数人がそろって『ザッキ~、誕生日おめでとう』
と言ってくれた
あんまりうれしかったので
(ゴム手袋をつけた手を子ども達にむけ)
『うれし~から この手で一人一人、イイ子イイ子してやろ~ね~♪』って言ったら
キャーキャー言いながら 逃げてった
掃除が済んで手を洗ってるとその脇で今度は3年のBが
『ところでザッキ~、何歳になったの?』
とイタズラな目をして聞いてきた・・。
すかさず
『とうとう、先生29歳になっちゃったんだ~』
って返す
したらB、 何て言ったと思う?
『へ~ ぼく、もっと若いと思ってた。25歳くらいかな~って』
《さすがに。。これくらい言われると 何か裏があるように思えて(笑)
素直には笑えなかったザッキ~》
ま、そんなお馬鹿な問答があった後、
いつものように【おやつの時間】となったわけだけど
その日は2枚組のビスケットだったのかな^^:
≪ちょっと大きめのビスケットが袋に二つ入ってるの≫
それを各テーブルで楽しそうにみんな食べてたんだけど・・
1年のFがちょちょっと先生用デスクの脇にやってきてね、
何かな~っと思ったら 1枚残った自分のビスケット、ザッキ~に見せて
『食べかけで悪いけど これお誕生日のプレゼントにザッキ~にあげる?』
そう言うんだ^^:
内心、ビスケットあんまり好きじゃないから自分にくれるのかな~とも思ったけどさ(笑)
でも自分が食べたいの我慢して誰かにあげようとする彼女の気持ち、
それがうれしくてね
『ありがとう♪ でも先生はFの気持ちだけで十分うれしいから大丈夫だよ』
って言ったんだ。
Fだけが特別ではなく、ここのとこウチの子供たち一人一人、
思いやりとか、周りに合わせる力(協調性)
そういった “道徳的な部分の成長”が際立って伸びてきてる様な気がして
何ていうか ほんとに まとまってきたな~ この子達♪って
そう思えるようになってきた^^b
あんなにバラバラだった あの子もこの子も いつの間にかすっかり一つのレールに乗って・・自分に応えようと頑張ってくれてる。。
ほんと ウチの学童っ子、最高~
しみじみ ここの学童の先生でよかったと 思ってる