2016年は米国の大統領選、日本の衆参両院ダブル選挙、AIIBの発足と、時代が転換する為の行事がありますが、徐々に変化していくので、大きな変化は望まない方が良いと考えています。
「米国破綻」「ギリシャ発、世界恐慌」「EUがヤバイ」など、大転換が起きそうで起きない。米国に至ってはデフォルト回避を約１００回繰り返し、２京円の負債を抱えても、破綻する事がありません。金融市場の指数を見ますと、金融市場から現物に資金が向かっているのが分かります。なので、何れ金融崩壊は起きると思いますが、毎年金融崩壊が起きるんじゃないのか？と心待ちにしてますが、中々起きず、肩透かしを何度も食らっている状態です。金融崩壊を期待して、新たなチャレンジに二の足を踏んでいた人もいると思います。過度に期待せず、「金融崩壊が起きたらラッキー」位な気持ちで、日々過ごした方がストレスを溜めなくて良さそうです。「どうせ金融崩壊が起きるから、このまま何もせず、ジッと待ってれば良い」と云う考え方は、時間を無駄にする可能性があります。
株価が大きく下がったら、「ブラックマンデーだ！金融崩壊だ！」と騒ぐのは止めて、冷静に判断した方が良い。何度も肩透かしを食らい、その都度やけ酒を食らい、悔し涙で枕を濡らした人は大勢いる筈。私もその一人だ（笑）
＜アジア投資銀＞発足 １月中旬、北京で開業式
毎日新聞 12月25日(金)21時7分配信
【北京・井出晋平】中国財政省は２５日、アジアインフラ投資銀行（ＡＩＩＢ）が発足したと発表した。来年１月中旬に北京で開業式典を開き、正式に業務を開始する。中国が主導する国際金融機関が本格始動することになった。
ＡＩＩＢは２０１６年１月１６～１８日に、北京で参加各国の代表を集めた開業式典を開く。初代総裁には、元中国財政次官の金立群氏を選出する見通しだ。同年４月以降の融資開始を目指している。創設メンバーは当初、東南アジア諸国などが中心だったが、今年３月に英国が参加表明したことをきっかけに、５７カ国に拡大した。
協定に署名した国々のうち１０カ国以上が協定を批准し、批准国の出資金の合計が全体の５０％以上に達した段階で設立される仕組み。発表によると、中国、英国、ドイツ、韓国など１７カ国が協定を批准し、出資金の合計が５０．１％に達した。
