≪ お墓参り≫
屋久島空港より、教え子たちといっしょに栗生へ直行した。車中、子供の頃に返り、昔話や近況に話も弾んだ。途中の花屋で、お花と線香を購入した。栗生に着くと、数名の教え子たちが待ってくれていた。栗生集落の共同墓地は、旧栗生中学校の跡地にあり、広々と、きれいに整備されたいた。どのお墓にも、きれいなお花が供えられていた。親族の方のご案内をいただき、お世話になった下宿のおばさんや懐かしい教え子たちのお墓参りをした。皆さんといっしょに、お花を供え、線香をあげた。故郷の山や川に抱かれながら静かに眠っていた。長年の夢が、かなえられて安堵し嬉しかった。
≪ 屋久島町立栗生小学校 ≫
≪今も残る昔の正門 赤門≫ ≪上の校舎に接続している右側校舎≫
お墓参りを終えて全員、小学校に向かった。家並も学校の姿も一変していた。学校は、近代的な立派な校舎が並び、時の流れを痛感しながら、しばし眺めた。かつて、共に学び遊んだ子供たち、先生方、保護者の方々、地域の方々、下宿のおばさんたち、たくさんの人たちが、言わば、走馬灯の如く過ぎった。そして、 立派な校舎に生まれ変わった栗生小学校に、祝福と期待を込めながら、記念写真を撮ったりして、しばらく時を過ごした。
≪ 大川の滝≫
再会一日目は、遠足などでよく出かけた、大川の滝を訪れた。さすがに、「日本の滝100選」に選ばれた滝で、昔と変わらぬ雄大な姿を留めていた。時代は変わっても、大自然は、大きな感動を与えてくれる。屋久島のかけがえのないシンボルとして、大切に見守ってほしいと思った。かつて、遠足の時、出迎えてくれた猿の群れは、何処へ行ったのであろうか。西部林道あたりに、引っ越しているのであろうか。忘れ難い大川の滝の飛沫を、浴びながら、しばし時を過ごした。
コメント ありがとうございます。栗生小学校は、7年もお世話になった学校で、地域と共に忘れ難い学校です。いまでも、いろいろな思い出が蘇ります。お元気でお過ごしください。